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映画「リダクテッド 真実の価値」/暴き続けないと隠され続ける「不都合な真実」が戦場にある(木下昌明の映画の部屋)
http://www.asyura2.com/08/bun1/msg/263.html
投稿者 gataro 日時 2008 年 10 月 14 日 21:24:08: KbIx4LOvH6Ccw
 

http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10151496190.html

2008-10-14 20:46:20
gataro-cloneの投稿

映画「リダクテッド 真実の価値」/暴き続けないと隠され続ける「不都合な真実」が戦場にある
テーマ:映画・テレビ番組紹介

http://www.youtube.com/watch?v=AfeOlPhONus

http://www.labornetjp.org/Column/20081011/

●映画「リダクテッド 真実の価値」
暴き続けないと隠され続ける「不都合な真実」が戦場にある(レイバーネット・木下昌明の映画の部屋)

 ブライアン・デ・パルマといえば、土の中からにゅっと手が出てくる「キャリー」のショッキングなラストが忘れられない、ハリウッド映画界の巨匠の一人。その彼がベトナム戦争の実話をもとに、村の娘を拉致し、集団でレイプして殺した米兵の戦争犯罪を暴いた作品「カジュアリティーズ」もよく知られている。

 イラク戦争でも同じような事件は起きている。14歳の少女をレイプし、家族もろとも惨殺した事件がある。ところが、米国内ではほとんどニュースにならなかった。

 そこで再び彼は、この戦争犯罪を告発するために「リダクテッド 真実の価値」という映画を作った。リダクテッドとは、編集の際に不都合な個所を削除することだ。

 最近の米映画には、イラク戦争を素材にしたリベラル派の作品が目につくようになってきた。「勇者たちの戦場」や「告発のとき」など。いずれも帰還兵の戦争後遺症を扱ったものだが、加害者の帰還兵が被害者のように描かれているのが特徴といえる。

「リダクテッド」がこれらとちょっと違うのは、あくまで兵士を加害者としてとらえていることと、同時に彼らがなぜ犯罪に走ったのかが追究されていることである。

 舞台はサマラの米軍駐屯地。そこの検問所で50キロの重装備のまま日がな一日通行車両を監視する兵士たちの日常がとらえられている。戦場でも兵士がビデオを持ち歩く時代になった。一人の兵士のビデオ撮影を中心に、フランスのドキュメンタリー映像、兵舎の監視カメラなど多種多様な映像を組み合わせながらマスメディアには載らない“戦場”の実態をあぶり出していく。

 兵士たちが、少女をレイプする目的で民家に押し入りながら「大量破壊兵器を捜せ」とわめいているシーンなど、ブッシュの仕掛けた戦争の欺瞞性をそのまま反映している。この映画のラストも切なく衝撃的である。


(木下昌明・「サンデー毎日」08年10月12日号所収)

*映画「リダクテッド 真実の価値」は10月25日から東京・シアターN渋谷で公開 写真=(c) 2007 HDNet Films LLC

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