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中国政府「２００８年米国の人権記録」を発表【朝日】
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200902270223.html
2009年2月27日14時29分
中国国務院新聞弁公室は２６日、米国務省が先日発表した０８年版「国別人権報告書」が中国を含む世界１９０数カ国・地域の人権状況を非難していることへの回答として、「２００８年米国の人権記録」を発表した。「中国新聞網」が伝えた。
国務院新聞弁公室は、米国が毎年発表する「国別人権報告書」に対し、今回で１０年連続で「米国の人権記録」を発表している。「世界の人々に米国における人権の実情を全面的に理解させ、米国にその不当な行為への再考を促すこと」が目的だ。
「人権記録」は「長年にわたり米国は自国を他国の上に君臨するものとし、毎年『国別人権報告書』を発表して、他国の人権状況を非難し、他国に干渉し、他国を醜く描いてきた。その一方で、自国に存在する深刻な人権問題には聞えぬふり、見て見ぬふりをしている」と指摘。
さらに「自らはガラスの部屋に住んでいながら、なおも他人に石を投げるこのようなやり方は、人権問題における米国のダブル・スタンダードと偽りの本質をさらけ出し、米国自身の国際的なイメージを損なった。われわれは米国政府に対し、事に臨む態度や方法を完全に改め、自らの人権問題を正視し、人権問題におけるダブル・スタンダードという誤ったやり方を止めるよう勧める」としている。
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