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非連動論は幻想、ユーロ急落の恐れ [ 2月7日 日経ヴェリタス ]
http://www.asyura2.com/08/hasan55/msg/113.html
投稿者 DOMOTO 日時 2008 年 2 月 08 日 22:53:39: VRQtq/0DZtRLQ
 


記事の中で、「米経済が底をつけたか底に近づいているのに対し、・・・・」

FRBの市場への大量の資金供給の効果も時間の問題と言われているのだから、これはおかしいが、当たり前の『連動論』は、アメリカ以上に脆弱な構造のユーロ経済に襲いかかるんだろう。

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非連動論は幻想、ユーロ急落の恐れ ローゼンシュトック氏 (08/2/7)

http://veritas.nikkei.co.jp/marketeye/index.aspx?id=MS3Z0700Q%2007022008 


  ゲブサー・アンド・パートナー・アセット・マネジメント エコノミック・アドバイザー

  アドルフ・ローゼンシュトック


 筆者は欧州中央銀行(ECB)による次の金利変更は利下げになると2007年11月に予測した。12月は経済指標やECB理事会メンバーによるタカ派的な発言で市場がやや混乱し、08年下半期に利上げが実施されることを織り込んだ。だがその後の株価急落により、それが誤った判断だったことが明確になった。現在の先物市場は、08年末までに0.5〜0.75%の利下げが実施されることを織り込んでいる。これはユーロ圏の経済見通しが大きく修正されるプロセスの始まりにすぎない。

 過去1年間、将来の景気や市場動向に関する見方が驚くほど変化してきた。サブプライム問題が米国で広がり始めた当初は、特定分野での過熱が修正される程度だとみられていた。だが実際は世界的な金融危機に発展した。

 07年末には米経済に対する楽観的な見方が影を潜め、市場はリセッション(景気後退)や積極的な利下げを想定し始めた。筆者はこれまで常に、米経済とのデカップリング(非連動)論という非現実的なシナリオがいつまで口にされ続けるのか疑問に感じてきた。

 過去10年間に世界の貿易が急速に拡大し、金融市場の相関性は飛躍的に高まった。08年1月になってデカップリングを主張する者は誰もいなくなった。米経済が鈍化するとの見方が市場心理を暗くしている。株式市場は世界的に急落した。下げ幅が最も激しかったのは、デカップリングの議論が続いていた時に最も有望視されていた市場だ。

 米経済の苦境が続く中、ドルに対する見方は悲観一色となった。だが米経済が予想以上に深刻な状況に陥り、米連邦準備理事会(FRB)が前例のないほど積極的な利下げに乗り出したにもかかわらず、ユーロは1.50ドルの節目を突破できずにいる。筆者の見方では、ユーロがその水準を突破する可能性は急速にしぼんでいる。

 米経済に対する市場の見方はこれ以上考えられないほど悪化している。リセッションに突入し、FRBはフェデラルファンド(FF)金利を2%まで引き下げると予想されている。デカップリングの幻想が消えた今、米国以外でのリセッションを示す兆しに注目が集まっているが、ユーロ圏にはその素地が十分にある。

 ユーロ圏と米国の景気見通しを示唆する重要なギャップをモニターする必要があるのはそのためだ。ギャップが最も拡大したのはデカップリング論が敗れる直前の07年末だ。筆者が最も注目しているギャップ指標は、ドルとユーロの3カ月物欧州銀行間取引金利(EURIBOR)とロンドン銀行間取引金利(LIBOR)先物の12カ月間の予想スプレッドだ。05年にドル金利はユーロ金利を2%上回る水準に上昇した。それに歩調を合わせるように、ユーロは1.36ドルから1.2ドル以下まで下落した。

 06年に住宅ブームが冷え込み始めるのに伴いギャップが縮小。07年10月にユーロ金利がドル金利を逆転し、08年1月にはドル金利がユーロ金利を1%下回った。興味深い点は、ドル金利がユーロ金利を下回った最後の局面では、ドルの対ユーロ相場は比較的軽微な影響しか受けなかったことだ。筆者の見方では、多くの市場参加者がデカップリング論に疑問を持ち始め、ユーロ高に賭けるのをやめたためだと思われる。

 米経済が底をつけたか底に近づいているのに対し、ユーロ圏経済やECBの金融政策に関する見方は継続的に引き下げられる局面に入ったようだ。ユーロ圏の景気見通しが米国を下回る水準まで悪化しても驚きではない。08年下半期には米経済はトンネルの出口が見えてくるだろうが、ユーロ圏は暗いトンネルに入ったばかりの状態となりそうだ。

 ユーロ圏が過去2年間高い成長を達成できたのは、2つのけん引役があったからだ。それは特にドイツ経済に恩恵をもたらした力強い輸出需要と、特にスペインで顕著に見られた多くの国における建設ブームだ。しかしここにきて建設ブームが一気に腰折れしたほか、海外の需要にも陰りが見え始めた。

 欧州の経済見通しもかなり厳しい。ECBがFRBのように積極的な利下げに着手するとは考えにくい。財政面からの迅速な景気刺激策も期待しにくい。イタリアやフランスをはじめ多くの国は依然として多額の財政赤字を抱え、追加的な財政支出を行う余裕はない。ユーロ圏経済が底割れすれば、ユーロは過去2年間に上昇してきたよりも急速なペースで下落する可能性がある。

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