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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080225AT2M2401F25022008.html
大株主の配当課税を軽減・スイス、国民投票で可決
【ジュネーブ＝市村孝二巳】スイスは24日実施した国民投票で、企業の大株主が受け取る配当にかかる所得税を軽減する税制改革法案を賛成多数で可決した。連邦政府は中小企業経営者の税負担を軽減し、事業承継をしやすくする措置と説明しているが、大企業の大株主や企業株主にも恩恵が回りそうだ。
開票結果は賛成が50.5％で反対の49.5％を小差で上回った。投票率は38.2％。
今回の税制改革は企業所得への法人税と株主の配当所得への所得税という2段階で税金がかかる「配当の二重課税」の負担を軽減するのが狙い。持ち株比率10％以上の個人株主は連邦税（国税）の課税対象を配当の6割に限定する。同様に州税（地方税）を軽減するかどうかは各州が決める。(11:02)
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