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アメリカの状況を知るにはこんなのはどうですか?藤原直哉のカーライルの倒産に一言。
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投稿者 ヤハウエハのタタリ、祟りじゃ〜!! 日時 2008 年 3 月 20 日 16:27:55: DO6P.hRyTTh86
 

2008年3月11日 (火)  藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2008年3月11日
「カーライルがデフォルト」
http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/ipodcasting/2008/03/11_243e.html

http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/ipodcasting/2008/03/11_243e.html

要旨

@カーライルが倒産した。
Aカーライルは共和党の金持ち連中が金儲けのために作ったヘッジファンドみたいなものだった。
B共和党の金持ち連中が幅をきかしはじめたのは1980年代で、レーガン政権誕生によって始まった。アメリカの財政赤字、貿易赤字が絶望的になり始めたのはこの頃だった。軍産複合体が花を咲かして、戦争を基幹産業にして更に金儲けをしようと出来たファンドが潰れるのは共和党の一つの終わりを意味する。
C経済というのは富める者と貧しい者の差をおいたままで運営すると、結局経済全体を破壊することになる。富の二極分化が起こり、国家が破綻する。簡単に言えば、賭けマージャンをして、誰かがいつも一人勝ちをすると、巻き上げられた者はマージャンを続けられなくなり、マージャンをやめなければならないということ。

 彼のインターネットラジオの趣旨はこんな感じです。全部とらえていたかはさておき、彼の無駄話の中にもアメリカ経済と共和党の癖が語られています。まあ、聞いてみても損はないです。何しろ、彼の見通しを検証すればいいのですから。

藤原直哉について紹介

 1980年代からいろんな経済学者やアナリストが沢山出てきました。話を聞いて、その人の見通しを語らせて、それを検証しながら、これはつかえる、これはつかえないの分別をしてまいりました。その中で、一応一目をおいて、わけ分からなくなったら、この人の話しでも聞いてみようかという一人がこの藤原直哉という人です。どこの大学を出たかは問題なくて、要は見通しで、その感性とか分析力に興味があります。この人はアメリカのソロモンブラザーズのアジア証券会社にはいったみたいですね。たしか、ソロモンブラザーズはイスラエルのユダヤ人の経営して会社だったはずです。ここでどんな世界観と見通しを得たのか知りませんが、どこか日本人離れした所があります。感覚がワールドワイドなのです。

 次に、この藤原直哉と言う人に着目したところは彼の翻訳書に興味を持ちました。ラビバトルというインド系アメリカ人だったと思います。ラビバトルという人が昔からアメリカの覇権の終焉とか、アメリカ合衆国のバブルははじけて新しい時代に入るということを予言して来ました。このラビバトルの著作を藤原直哉という人が翻訳しています。ラビバトルの経済分析はアメリカ経済学の上に、彼は瞑想とか座禅などに興味を持っていて、彼の師はチベット仏教の坊さんだったはずです。その坊さんは死んでいますが、彼の霊とチャネリングをして、世界の動きを見ています。ここにラビバトルという人の面白さがあります。丁度、わたしはラビバトルの本を読んでいる頃、旧約聖書の預言や新約聖書の預言などを通して世界経済を絡ませて見ていました。
 ラビバトルも経済という人間活動に周期説を感じ取っているようです。人間の経済活動は不規則におこなわれていると見る人が多いですが、実は周期性があって、コンドラチェフ理論の60年大恐慌周期説をかんじているようです。このような発想を持っているのが、世界ではユダヤ人みたいです。何か、規則性を見出しているようです。
 1929年にアメリカで世界大恐慌が起こり、大英帝国が没落の道を辿り、アメリカ合衆国が次の覇権国への道を歩みました。それから60年たって、アメリカを追いかけていて日本で大恐慌が発生したのです。失われた10年などと馬鹿な形容を日本の経済学者や評論家は言っていますが、なぜ、大恐慌といわないのでしょう。本来は日本がアメリカの覇権を追うはずだったのですが、日本の番頭が馬鹿でしたから、アメリカなき後の覇権は新EUが握ることになります。これは神の計画で決定的なのです。

 EUがアメリカの後を追って覇権国になれるはずがないと主張する人がいますが、何も今の拡大EUがその覇権国になると行っているのではありません。これからEUがリストラするんです。確か、10の国として復活するはずです。ソ連を見てください。ソ連は崩壊しましたが、資本主義国としてリストラして復活してきました。
物事を固定的に考えてはいけません。頭の中身が単純だということを自ら言っているようなものです。

 頭の柔軟な人のグループの中に藤原直哉という人が入るのではないかと思っています。彼の見解がすべてを言い当てているとは思いませんが、日本の学者や官僚やアナリストのどこ切っても似たような意見しか出ない金太郎飴みたいなものよりはましです。

 なにしろ、わたしの意見も相当おかしいと思う人が居るかもしれませんが、世界を動的にとらえてみているだけです。静的にとらえて死んだ学問を後生大事にしても仕方ありません。
 


藤原直哉 ふじわらなおや by 編集

1960年 東京都生まれ。

1983年 東京大学経済学部卒。住友電気工業株式会社入社。電線ケーブルの海外輸出業務および企画部門に従事。

1985年 経済企画庁経済研究所出向。世界経済モデルを使ったイタリア、日本および米国の短期経済予測、講造分析 、計量経済分析の信頼性向上のための研究に従事。

1987年 ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社入社。投資戦略調査部で債券・株式の数理分析に従事。特にオプション、スワップなどの金融デリバティブ商品、市場のベンチマークとしてのインデックス、および米国のモーゲージ担保証券に関する広範囲な研究・業務に従事。


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