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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003013&sid=aPkhTxsqGyPc&refer=jp_us
【ＯＰＥＣは原油相場の下落に直ちに対応するとはかぎらない−リビア】
３月20日（ブルームバーグ）：リビア国営石油会社ナショナル・オイルのショクリ・ガネム会長は20日、原油相場の下落に対し、石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）が直ちに対応するとはかぎらないと述べ、ＯＰＥＣは、相場下落が減産などの行動を取る必要のある「トレンド」であるかどうかを見極める方針であることを明らかにした。
ガネム会長は同日、トリポリから電話インタビューに応じ、「ＯＰＥＣは現在、相場下落がトレンドであるのか、利益確定の売りによる変動にすぎないのかを見守っている状態だ」と述べ、「現時点では行動を取る必要はない」との見方を示した。
ニューヨーク商業取引所（ＮＹＭＥＸ）の原油先物相場５月限は20日、１バレル当たり98.65ドルまで下げる場面もあった。17日には過去最高値の 111.80ドルに達した。
ガネム会長は、北半球の冬季が終了しつつあるため、国際市場の原油供給は過剰になっていると指摘。
「ファンダメンタルズ（需給関係）は良好ではないが、市場では原油が過剰となっている。ただ、そのことは相場下落の要因ではなく、投機的な要因だ」との見方を示した。
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(コメント)
多少の原油価格の低下は容認すると言う意味にとれます。OPECが減産に踏み切る価格水準は幾ら位なのかが「カギ」です。
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