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中国の技術もなく、外資頼みの輸出依存型発展は、どこかで内需依存&技術革新せねば生き残れない。まさにブレーキの壊れた暴走車
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投稿者 TORA 日時 2008 年 4 月 30 日 13:49:15: GZSz.C7aK2zXo
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu166.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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中国の技術もなく、外資頼みの輸出依存型発展は、どこかで内需依存
&技術革新せねば生き残れない。まさにブレーキの壊れた暴走列車

2008年4月30日 水曜日

アゴアシ付きで日当も出た中国人留学生と
手弁当で参加したチベット支持者たちの戦い


◆チベッ○問題の裏にあるかも知れないこと 4月28日 中華的生活「多少銭?」
http://plaza.rakuten.co.jp/chinalifecost/diary/200804280000/

長野に行かれた皆さん、お疲れ様でした。ネットでしか拝見できませんでしたが、皆さんの雄姿、しかと目に焼き付けましたよ。行けなくてすみませんでした。国策動員された中国人と比較して「日本人集まり悪っ!」と嘆かなくていいですよ。私の地元でも反仏デモが小規模ながらあったようですが、友人いわく「日給30元だった」そうですから(笑)

手弁当でも自由意志で集まる日本人と自由に動けず、またお金がなきゃ動かない中国人と比較してもせん無い事です。それより、一般の日本人が数百人でも動いたことをウェルカムしたい気分です。

時代が動いてますね。マスコミを妄信し、嘆くばかりで国を売って平気な老人たちがもうすぐ表舞台を去ります。ネットの申し子たちが社会の中枢を握るのはまもなくです。変わるでしょう、日本は。そう勇気がわく長野の模様でした。

さて、今回世界中で巻き起こる「赤い集団デモ」に恐れをなした日本人も多かったことでしょう。確かに中国人は分母が大きいですから、いざとなったら数の論理できますね。これはもう常套手段です。

しかし中国は常に「建前」をもって動く国です。日本人を「本音と建前を使い分ける民族」と中国人は称しますがいやいや、中国ほど、中国人ほど建前だらけの国や人はありません。となれば、今回の聖火リレーもそれへの応援動員も、反フランスデモもすべて「裏がある」と思っていいわけです。

人間と言うのは面白いもので、隠したいものがあればあるほど表向きの動きは活発に派手になるものです。あれだけの大量動員をして、愛国心を煽って、フランスへの反発を見逃しもしてでも隠したいものがあるから、そうなってるんですよ。何でしょう?勝手な私の予測ですけどね、今日は大サービス、断言しちゃいましょう(笑)。

「中国経済の終わりの予兆」です。

そう、08年、中国は後に振り返ったら「あそこから始まったよな」という崩壊の道を歩き始めたと思います。数々の事件、ニュース、生活実感、中国人の言動、政府の態度から、そうであるとしか私には結論付けられないです。

上海&シンセンA株の暴落は皆さんご存知でしょう。06年〜07年のわずか一年半で6倍にもなった株価指数。これがわずか半年で半分に落ちました。

この上昇スピード、下落スピードいずれもバブル&バブル崩壊の典型的な姿です。これがバブル崩壊でないとしたら、中国政府が必死に買い支えているか、素人同然の株民達が追い銭しているだけのこと。少し「終わりの到来」を遅らせられるだけで根治はしません。

去年の爆上げ時、周囲の中国人たちはやたらめったら買い足してました。新規参入もゴロゴロ。まさに踊ってました。私は注意したんです。「日本だってバブル時、5年かけて6倍くらいになった。中国はたった一年半で6倍。この勢いはかなり危険、近々絶対にはじける。もう買うな」と。

誰も聞きやしません。買わない私を小気(ケチ)扱いすらしました(笑)ま、ケチだし臆病者ですけどね、実際。そして今、みんな顔面蒼白です。「言うことを聞けばよかった」といまさら言ったって遅いですってば。

株バブル崩壊は疑いようがない感じですね。このまま多少の乱高下をするでしょうが、着実に下がっていくでしょう。そもそもの適正価格に戻るという意味では健全化するともいえますけどね。しかしもちろん、去年の爆上げだけから「はじける」と言っていたわけではありません。

最大の理由は「物価高」です。

物価高を何より、政府役人たちは恐れてます。民が食べられないという現実が、そこには含まれるからです。史実以来何よりも「民を飢えさせないこと」を至上命題にしてきた中国政府が、お手上げ状態となっている昨今の物価高。

それが、去年春ごろから激しくなってきました。もはや手のつけようがないほど、物価が上がりまくり、私ごときでも「やばいんじゃ、、」と解るくらいに迫ってきました。食品はもちろんのこと、家賃、光熱費、すべてが株価まではいきませんが、急上昇しました。今もこれは継続中です。

こういうものは、沿岸大都市部を見ていても解りません。地方都市にこそ、その歪が最も現れるのです。地方の平均年収は未だに大都市部の半分、それ以下に抑えられています。おまけに、急激な物価高によって給与は抑えられ、全くあがっていません。ところが物価の上昇スピードは地方のほうが激しいのです。
(統計局の数字からも、生活実感からも)

上海や北京の大都市は、流通を調整することで価格の安定化が図れます。しかし、地方はその調整が事実上利いてません。沿岸大都市部に食料を流すことで、足りないものまで出てきてますし、外資の進出が少なく儲ける機会がすくない地方都市の住民は、この物価高をチャンスとばかりに、すさまじい便乗値上げに走ってます。

まさにカオス状態。まともな商売をする商人や労働者の生活がどんどん困窮し、持てるものと持たざる者の差がよりいっそう際立ち始めました。そして、地方においては持てる者は圧倒的に共産党幹部なのです。

大卒者の失業率も危険水域に突入しました。大本営発表では3割ほどが就職できない、とありますがとんでもない。地方においては、5割とも6割ともうわさされるほどです。

7月が大学の卒業月ですが、今年は全国で550万人とも言われる大卒者が生まれます。これに昨年からの就職浪人150万人が加わって、約700万人の新卒者が職を求めるわけです。700万人分のホワイトカラー職、いったいどこの国が用意できますか?

それに一流大学は沿岸大都市部に集められ、地方は二流三流大学ばかり。一流大学を出て就職できない者が、地方に流れてきて地方大学出身者を押しやってしまってます。

彼らは、莫大な学費をはらってやっとエリートの仲間入りをしたと思ったら、卒業後すぐに失業者になってしまうのです。ちなみにもちろん、全国で地域による学費の差はほぼありません(学部による差はある)それなのに、初任給も地方では沿岸大都市部の半分以下、生活費はもはやイーブンか割高、失業率もやたら高い、、、、

彼らの不満は凄まじいです。気の毒です。一時政府は「若者が職を選り好みするからだ」と責任転嫁してましたが、もはやそんなレベルではない。私は彼らを「新貧困層」と名づけてます。地元出身者ではなく、地方出身で遠隔地の大学に進んだ子達が主な構成員です。学費と言う借金を背負い、親の期待を背負い、田舎にかえるに帰れず、親元で暮らせないから安月給が響き、物価高が殊更堪える、、、、

こういう若者が、各地方都市部に数百万人、もしかすると一千万人超いるということです。大卒者の7割が就職できるが、うち4割が初任給千元以下、という大本営発表が本当ならば、新貧困層は凄まじい数に膨れ上がっているはずです。

農民暴動は抑えられても、都市部住民の不満は政権をひっくり返す恐れのあるものです。学はあっても資産もチャンスも無い、そういう若者の存在は一触即発の危険をはらむものです。

もはや、中国社会の矛盾はパンパンに膨らんでるんです。これを必死に隠すためのオリンピック宣伝」であり、「国民の団結デモ」であり、愛国運動だと私は予想します。

チベッ○についてもそうです。実は、チベット維持と開発に莫大なお金をつぎ込んでいる政府は、一般漢民族からの批判を何より恐れてます。我々は物価も高く、給与も上がらず、生活が苦しいのに何無駄金使ってんだ、ってなね。

だから必死に「愛国」を煽るんです。統一を煽るんです。暗に「我慢してくれ」と言ってるんです。逆に言えば、愛国心がなく、我慢も出来ず、統一もしてないからこそ。

株に投資している人なんてそこそこ「持てる者」ですから二の次三の次、まずは圧倒的多数の庶民の生活を安定させることが目標なんでしょうね。私が治世者なら、確実にそうします。独裁であるが故に、中国は国内世論を非常に恐れてますから。

持てるものの資産が目減りすることは容認する、という動くになることと思います、今後。となったら、政府はインフレ抑制の為に他を犠牲にすることも厭わなくなるでしょう。いや、株バブルは意図的に政府が崩壊させた可能性さえありますよ。次は不動産バブル崩壊を意図的にさせるかも知れません。

もちろん、おそらく元高も誘導するでしょう。これ以上為替介入してインフレ圧力が高まることは、是が非でも抑えたいはずです。元高誘導により外資は逃げ、輸出企業の業績も悪化するでしょうが、これはいずれ訪れる結果ですしね。早いか遅いかの差だけ。

技術もなく、外資頼みの輸出依存型発展は、どこかで内需依存&技術革新せねば生き残れないのは歴史の真実。その準備には時間がかかるので、ゆっくりと発展しなければならなかったのに中国は急ぎすぎてしまいました。ブレーキの壊れた暴走列車は、壁に激突しなければ停まれない、と度々私が言っていたのはこれを予想していたからです。

ただ中国政府は「いかに傷を浅くして経済を軟着陸させるか」を強かに考えているはずです。もしかすると、中国政府は今のうちに一度バブルをはじけさせ、リスタートできる可能性を図ろう、という魂胆なのかも知れませんね。

オリンピック前に一度落ち目になり、オリンピックで少し持ち直し、上海万博まで何とか維持して万博で最後の花火をあげる。その間に結果が変わる可能性を待つ、というようなね。もちろん、以上は私の勝手な予想です。しかも「中国政府が市場をコントロールできている」という前提でのね。

もっと悲惨な予想もあります。もうコントロール不可能、自然にバブル崩壊になってしまった、もう調整不可能で突っ走る、というようなね。まあどちらでもいいんです。ともあれ、中国経済は確実に失速状態に入りました。表向きの動きは色々と画策するでしょうが、数字のトリックが今まで以上に暗躍することでしょう。

まあ貧困省の一つにいるからこその、生活実感でもありますがね。もしかすると、上海や北京は切り離してでも発展を続ける意気込みなのかも知れませんね。そこは希望的観測です。

今、中国経済の近未来を楽観し、警戒を呼びかけない数多の経済評論家、商売人、政治家、マスコミ、すべてまとめて「ダウト!」と見なしていいでしょう。なんか魂胆があるんじゃないですか?(笑)

以下は、いんちきコンサルっぽく。

進出企業の方には、これから2〜3年は新たな投資を控えるよう薦めます。進出を考えている企業も様子を見てください。特に中小企業さん、焦らないでください。特に、コスト安を求めての早計な内陸部進出はご法度です。

内陸部はこれから遅れてきた不動産バブル真っ盛りとなります。しかも、地方政府や経済の特徴上、調整不可能な状態に陥る可能性が高いと見てます。外国からの投資は確実に減ってます。数字上変わらないように見えても、実際は税金が安い香港経由での中国企業の投資を「外資」と換算してたりしますから、注意が必要です。

中国はしばらく、様子見すべき状態に入ってます。今現在の早急な動きは、高づかみ、です。ゆっくり中国の行く末を見守りつつ、代用地を探しつつ、しばし日本でがんばって、体力を養ってください。

そして日本は、中国バブル崩壊のあおりを受けずに済む策を絞りに絞ってください。戦略的にいかねば、日本も沈没しますよ。なにしろ図体が大きい船ですから、沈没するときは周囲の小型船は距離を保ってないと、渦に巻き込まれますから。


(私のコメント)
頭のいい人間と頭の悪い人間とはどこで見分けるかというと、自分が行なった行為がどのような結果をもたらすかということが分かるか分からないかの違いだ。感情的になって衝動で行なったことの後には後悔が残る事が多い。中国人留学生は「勝った勝った」と喜んでいるようですが、彼らほど中国のイメージを悪くした事はないだろう。

中国人がもっと頭のいい民族なら五星紅旗ではなくてオリンピック旗や日の丸でも振っていた方が、抗議のチベット国旗を隠す為なら良かったはずだ。それに日の丸を持っていたら一目では中国人か日本人か分からないから、右翼も警察官も戸惑ったはずだ。

沿道に並んだ巨大な赤い旗はまさにナチ党の党大会を連想させましたが、ベルリンオリンピックと北京オリンピックとよく似た大会になるのだろうか? しかし聖火リレーのお粗末さは本大会も混乱と怒号の大会になるのと予想できる。 ヒトラーに率いられたナチスドイツのような鉄壁な大会は望むべくもない。

あと開会まで100日足らずなのにメイン会場は完成もしていない。屋根は雨漏りがするし中国人のルーズさがあちこちに感ぜられる。マラソン大会でも距離が短くて世界新記録が出たりしている。日本や韓国でオリンピックが開かれたのだから中国でもと思うのは当然なのですが、政治的に一党独裁国家がオリンピックを開くのは良くない結果をもたらすようだ。

アメリカも9・11テロ以降は露骨にオリンピックを国威発揚の場としていますが、2002年のソルトレーク大会の開会式には9・11テロでボロボロになった星条旗を持ち出してきたのには驚いた。1年後のイラク攻撃を予告するようなパフォーマンスはオリンピックを政治ショー化してしまった。

北京五輪も盛大な政治ショーになる事が予想される。開会式には南京大虐殺や抗日戦争などがテーマとして出てくるかもしれない。世界の首脳が集まる開会式でそんな事が行なわれるかもしれない開会式に福田総理も参加するのだろうか? もっとも福田総理が総理でいられるかは分からないが、世界の首脳が集まる場を中国が最大限に生かした政治ショーを行なうだろう。

問題はオリンピックが終わった後にどのような事がおきるかですが、改革開放一点張りだった経済政策を変えてくるだろう。経済的な歪みがひどくなり、インフレが激しくなって人民元も上げていかないとアメリカのインフレが中国に伝染してしまう。チベット暴動も背景としては地方のインフレの問題があった。

「中華的生活」のブログでは、中国には隠さなければならない事があるから、愛国心を煽って、その矛先を外国に向けて反日デモやら反仏デモなどが起きる。何でこんな事が起きるのかというと中国人が馬鹿だからだ。政府の扇動に乗りやすく、結果的に国民の暴走が止まらなくなって、外国の不信を招いてしまう。聖火リレーも韓国では暴力沙汰が起きて暴走している。

バブルの崩壊も株式の暴落から始まって不動産の暴落に広がっていくだろう。バブルは何十年も先までの需要を先食いしてしまうことだから、需要が回復するには何年もかかる事になるだろう。地方のインフレも「中華的生活」によれば酷いようで、沿岸部では海外の安い物が入ってくるが、奥地では輸送コストがかかって値上げが酷いらしい。

このようにインフレが酷くなり生産コストが高くなれば外資系企業は中国から逃げ出すのは当然のことでアジアの国々で起きた来たことだ。鉄鉱石や石炭も一気に3倍に値上がりして食料も輸入しているくらいで13億人の潜在需要はかなりのものがあるはずですが、元を安く固定しているので輸入品が高くなりインフレになってしまう。

今までの輸出依存型の経済ではコスト高でやっていけなくなる事は明らかであり、高くても売れるような高品質のもので海外と競走して行かなければなりませんが、技術と資本は外資頼みでやってきた。コピー商品の氾濫は世界から顰蹙を買っていますが、政治的に一党独裁国家では高品質なものは出来ない。

旧ソ連にしても中国にしてもオリンピックを開催するくらいの国になれば民主化しなければ経済的発展は望めない。しかし中国共産党を解体して民主選挙が行なえるような国に中国はなるだろうか? やはりソ連が解体してしまったように中国も民主化してチベットもウイグルも独立して政治的に安定しないと、西側諸国との競争には負けるだろう。

このように考えれば、日本企業が安い人件費を目当てに中国に進出するのは貧乏くじを引く事になるだろう。にもかかわらず日系企業は20000社近くも中国に進出している。それだけ日本が空洞化してしまったのだから「失われた10年」の原因が中国にあることは明らかだ。しかしこれからはコスト高になって中国に進出するメリットは中国市場を相手にした企業でなければ意味がなくなる。

しかし流通業に進出してもフランスのカルフールのボイコットに見られるように、排外主義になった中国は外資系企業を排斥するようになるだろう。欧米諸国もようやくそのことに気がついたようですが、中国は19世紀以来、こんなことの繰り返しで近代国家になりそこねている。また日本も戦前から大陸進出で何度も大火傷を負っても、また同じことを繰り返している。中国は暗黒大陸でありアフリカ大陸と大して変わりがない。

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