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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aqaIWXFvc5Ew&refer=jp_japan
三菱商事・ＢＨＰ：豪原料炭−豪雨の影響で年間800万トン減産へ
６月５日（ブルームバーグ）：三菱商事は５日、英豪資源大手ＢＨＰビリトンとの合弁による豪州クイーンズランド州での原料炭事業に関連し、１月以降の豪雨により800万トン相当の生産に影響が出るとの見通しを発表した。年間生産量5200万トンに対して15％の減産となる。２月時点で減産規模が650 −750万トンとの見通しを公表していた。
折半出資の合弁会社ＢＨＰビリトン・ミツビシ・アライアンス（ＢＭＡ）が７カ所の炭田を展開するクイーンズランド州で１月18日以降、２回に渡り豪雨が襲った影響で、同社は１月24日に、契約した数量の出荷を履行できないとする不可抗力条項（フォースマジュール）を発動していたが、鉱山の復旧作業が順調に進んでいるため、この条項を解除した。
日本鉄鋼連盟によると、日本の原料炭輸入量は年間7968万トン（2006年実績）で、うち4503万トンと約６割を豪州に依存している。豪雨による減産により、新日本製鉄など国内鉄鋼大手は米国産炭など輸送費のかさむ代替原料を確保せざるを得なくなった。
三菱商事の株価終値は前日比110円（3.0％）安の3530円。
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