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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080725AT2M2500A25072008.html
英ＢＰ系経営トップが出国 ロの合弁企業、当局が圧力
【モスクワ＝共同】ロシア通信などによると、国際石油資本（メジャー）の英ＢＰとロシアの合弁企業ＴＮＫ―ＢＰは24日、ＢＰ出身のダドリー最高経営責任者（ＣＥＯ）がロシアからの出国に追い込まれ、今後は一時的にロシア国外から合弁会社の経営に当たる方針を明らかにした。
ＴＮＫ―ＢＰは折半出資するロシア企業とＢＰが経営戦略などをめぐり対立し、ロシア側はダドリーＣＥＯの辞任を要求。司法当局も脱税や労働法違反の疑いで捜査を始めるなど経営陣へ圧力をかけており、今回のＣＥＯ出国でロシア側が経営権奪取を狙っているとの疑念があらためて強まりそうだ。
ダドリーＣＥＯは声明で「（ロシアで）会社や自分にやむことのない圧迫があった」と指摘。出国は入管当局が就労ビザを更新せず、通過ビザも来週明けには期限切れになるためだと説明した。
ＴＮＫ―ＢＰは東シベリアのガス田コビクタなどで事業を展開しているが、ＢＰ系従業員148人が入管手続きの不備を指摘されるなど当局の圧力が強まっている。(14:03)
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