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『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』 ロバート・キヨサキ:著 不労所得とポートフォリオ所得を人生の一部にしろ
http://www.asyura2.com/08/hasan57/msg/706.html
投稿者 TORA 日時 2008 年 8 月 03 日 15:20:06: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu173.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』 ロバート・キヨサキ:著
不労所得とポートフォリオ所得を人生の一部にした瞬間、人生は変わる

2008年8月3日 日曜日

◆『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』 ロバート・キヨサキ:著
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31156847

◆金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法 打倒!金持ち父さん
http://www5f.biglobe.ne.jp/~ossann/kanemochitousann.html

・お金の世界で一番大切な言葉はキャッシュフローで、二番目はレバレッジだ
・いい借金は金持ちにするが、悪い借金は貧乏にする
・「投資は危険だ」と言う人たちが投資の世界で一番損をする
・お金のために働くのではなく、資産を獲得する為に時間を投資する
・最大の挑戦は、自分に対する疑いの気持ちと怠け心に挑戦することだ
・過去は変えられないが、過去に対する自分の考え方は変えられる
・早く引退すれば新しい人生をスタートできる
・百万ドル貯めるのにどれくらい時間がかかるだろう?百万ドル借りるのにどれくらい時間がかかるだろう?
・自分の時間・お金ではなく、他人の時間・お金を使って金持ちになる方法を学ばなくてはならない
・レバレッジを持たない人が持つ人のために働いている現実
・学ぶことをやめれば、きみのお金は学び続けている誰か他の人のところにすぐにいってしまう
・不労所得とポートフォリオ所得を人生の一部にした瞬間、人生は変わる
・プロの投資家は投資をする前に出口戦略を持っている
・安全を求めれば求めるほど自分の人生に対するコントロールの力を放棄することになる
・金持ちになる方程式は、レバレッジを常に進化させ続けることだ
・ほんのいくつかの簡単な定義と単純な数字が人の人生に大きな力を与える

◆金持ち父さんは実在しなかった! 2005年10月3日 幸せな成功のための魔法の杖
http://ameblo.jp/dreamgate/entry-10004783971.html

今から5年ほど前の2000年の10月末、本屋さんで見かけたある本を偶然に手にして読んだ。腰巻には「100万部突破の大ベストセラー、ついに日本上陸!」という刺激的な文句があった。早速手にとって立ち読みした。面白かったので、そのままレジへ持っていって購入し、その日の内に読み終えてしまった。それが「金持ち父さん貧乏父さん」という本だった。

著者はロバート・キヨサキとあった。私にとって、当時まだ初めて見る名前だった。しかし、その後のロバート・キヨサキの名前は日本で知られるようになり、来日してのセミナーのチケットにはプレミアが付くようになった。講演や解説のCD、ビデオ(当時は英語版のみしかなかった)も購入した。その頃、ある人からこんなことを言われた。私にとってのメンター(師)の一人だ。

メンター:
ネコペンギン、「金持ち父さん貧乏父さん」 っていう本は読んだかね?

ネコペンギン:
もちろんです!英文ですが、CDもビデオも取り寄せて買いました。インターネットで、Rich Dad's CASHFLOW Quadrant" (当時まだ日本語版が出版されていなかった本で、1年後に「金持ち父さんのキャッシュフロー・クアドラント」として出版された)という本も購入して読みました。

メンター:
私は原書も読んだのだが、そこで、あえて聞いてみたいのだが、このロバート・キヨサキっていう人は、どうやって大金持ちになったんだろう?

ネコペンギン:
それは、不動産投資ビジネスなんでしょ?違いますか?

メンター:
それだけではないだろう、大事なことが抜けているよ。

ネコペンギン:
えっ? そんなこと書いてなかったと思いますが・・。

メンター:
本の最後には何が書いてあった?

ネコペンギン:
えぇと、著者と訳者の紹介とか、参考文献の紹介とか・・・。

メンター:
その後だよ。忘れたかね?ちゃんと読んだんだろう?思い出してご覧。

ネコペンギン:
もしかして、ボードゲームの「キャッシュフロー101」の宣伝ですか?

メンター:
ピンポン!その通り。これはあくまでも私の推測だがね、ロバート・キヨサキは、このボードゲームを売るために「金持ち父さん貧乏父さん」という本を書いたのではないだろうか?そんな風に考えてみたことはないかな?あのナポレオン・ヒルの日本語版の一連の本を読んだかね?最後には何が書いてあった?

ネコペンギン:
まさか?確かにアメリカでは、彼の本はベストセラーになっていますし、アメリカでの彼のセミナーも大人気のようです。たかがボードゲームの売上を上げるために、そこまでするでしょうか?仮にそうだとしても、不動産投資と比べても利益はたかが知れているのではないでしょうか?でも、ナポレオン・ヒル関連の本の最後には、どれにも皆「ナポレオン・ヒル・プログラム」の案内というか、宣伝というか載ってますよね・・・。

メンター:
結果を見れば、計画は分かるもんだよ。ロバート・キヨサキの本が売れてから、ここが大事だ、ボードゲームの売上は急激に伸びた。そうだろう?逆じゃない!彼の本は、全世界で翻訳されて出版されている。おそらく、最初の「金持ち父さん貧乏父さん」だけでも、2000万部以上は売れるだろう。印税収入だけでも、20億円以上だ!他の本も合わせると、本の印税収入だけで軽く30億円以上になるはずだ。

欧米では、先ずハードカバーで出版し、半年から1年くらいでソフトカバーかペーパーバックの本を出す。さらに、2,3年後には、日本で言うところの文庫本とも言える質の悪い紙を使った廉価版ペーパーバックといった順に出版される。では、ボードゲームはどうだ?アメリカでは200ドルはする。2万2千円といったところだ。彼の本は、ペーパーバックだと日本円で千円ぐらいだ。つまり、ボードゲームは本の価格の約20倍だってことだ。

仮に100万セット売れたとしたらどうだろうか?たかがボードゲームの一種とすれば、不可能な数字だ。しかし、本の売上部数から計算したら、不可能ではないだろう?違うかね?

ネコペンギン:
彼はシリーズで何冊も出版していますから、その全読者の20分の1とか30分の1が購入すれば、そういう売上だって夢じゃないですよね。それに、贈り物として子どもや友人のために購入するという人もかなりいるのではないでしょうか?しかも本と違って、直接販売ですから、粗利は本の何倍もあるはずです。しかも価格は20倍!値引きなし!

メンター:
そうだ、ようやく気づいたようだね。高付加価値商品を効果的に販売する最高のいい見本だよ。アメリカでは、彼だけじゃなく、様々なセミナービジネスで儲けている人がいる。アンソニー・ロビンズ、ブライアン・トレイシーなど、みんな億万長者だよ。

先ず、本で存在を知らしめて、セミナーへ誘導する、そのセミナーの参加費用が、5千円から5万円といった程度だ。しかし、会場では、CDやDVD、ビデオテープ、カセットテープを積極的に販売するんだ。1セット20ドルから、ものによっては、1000ドル以上するものもある。もちろん、直接販売だから、粗利は大きい。いずれ、日本でも流行ってくるに違いない。

マーケティングとすれば、それこそ文字通りの「セミナー商法」だよ。流行ってくれば、そのうちサギ商法まがいのものも増えてくるだろう。

ネコペンギン:
計算すれば、確かにボードゲームだけでも売上が40億円以上になちゃいますよね?スゴイですねぇ〜!確かに、不動産投資で儲けたのは事実だとしても、彼の本当の収入は、このボードゲームなのかも・・。

メンター:
分かってきたかな?不動産投資と言ったって、簡単には1年で2倍3倍にはならないさ。まっ、アメリカでもバブルな時は、物件によっては、かなり値が上がった不動産物件もあったがな。それでも、20億円〜40億円と儲けるのは至難の業さ。

結果的に本の印税やボードゲームの売上で儲けたお金を不動産投資や投資信託、先物物取引などに回したと考えられる。こうやって儲けた実績を、またセミナーで講演する。参加者は、また会場で本やCD、ボードゲームを購入してくれるという好循環が生まれたというわけだ。本人に聞いてみないと真実はわからないが、可能性は大だとは思わんかね?

ネコペンギン:
確かに、そんな風に考えれば、ありえそうなお話ですね。結果をよく見れば、プロセスもよくわかるし、計画もわかるという訳ですね。

メンター:
そうなると、これらの本に登場してくる「金持ち父さん」も実在しないと私は考える・・・。イヤ、もしかして「貧乏父さん」さえ、このロバート・キヨサキの想像上の産物かも知れない。

ネコペンギン:
えぇ、そこまではないんじゃないですか?彼のCDも聞きましたよ。ビデオも見ましたよ。英語でしたけど、彼が言っていることは、終始一貫していたと思います。とてもウソを言っていたようには思えませんが・・・。

メンター:
私にすれば、彼の本に出てくる「金持ち父さん」は、いくら自分の息子の親友だからといって、本に書かれているくらいに親切丁寧に指導するだろうか?と、読んでいて疑問が湧いてしかたがなかったがな。それに金銭的に成功する人間は、基本的に一を聞いて十を知るくらいでないと、無理なんじゃよ。

あれほど懇切丁寧に教えてもらって、ようやく成功ノウハウが身についたとしたら、ロバート・キヨサキっていう人物は、相当な幸運の持ち主だったに違いない。あれだけ、教えてもらわないと理解できなかったんだからね。

そこで、金持ち父さんの言葉として語らせて、ロバート・キヨサキが読者に教えているんだと私は直感的にそう受け取った。ロバート・キヨサキ自身の語りでは、説得力がまだなかったし、それではイヤミだからね。

彼にしてみれば、ロバート・キヨサキ教の信者を増やしたかったのだろう。一旦信者になってしまえば、教祖が進める新しい教材を買わないわけにはいかないだろう?それに気づかず、ただ熱心な信者よろしく彼の新刊本が出れば真っ先に本屋へ飛んで行って、購入する。読んでただ感心するだけ。そういう人は、絶対に豊かにはなれないんだよ。

今、私が話したようなことにいち早く気づいて実行した人だけが、現実に豊かになっていくという仕掛けなのさ。それに、この本のストーリーを実話っぽく構成するには、全くの想像力だけでは構築出来ないと思う。リアリティーが足りないっていう感じかな。そこで、ちょっと調べてみたんだが、金持ち父さんらしきモデルがいたことが分かった。

ネコペンギン:
それは一体どんな人なんですか?

メンター:
Keith J.Cunningham(キース・J・カニングハム)といって、テキサスでケーブルテレビのビジネスで成功した後、不動産ビジネスで大儲けした後に失敗して多額の借金を背負いながらも、友人からの依頼である会社のCEOに就任してまた元のように大金持ちになったという男さ。

実は、彼がロバート・キヨサキと知り合ってからお互いの家に泊まり合うくらい親しくなっている。恐らく、このカニングハムの実体験をモデルにロバート・キヨサキが「金持ち父さん貧乏父さん」を書いたのではないかな。このカニングハムも後にセミナー・ビジネスに乗り出してやはり大儲けしている。彼自身は、どうやら、アンソニー・ロビンスのセミナーにも影響を受けているようだ。

ネコペンギン:
なるほど、よくわかりました。一度、私もそういうアメリカで成功しているセミナーについて調べてみることにします。日本でも、ナポレオン・ヒル・プログラムを筆頭に、ヒーリング系のものや、能力開発をメインとしたものまで様々なセミナーが行われていますからね。私も一通り、体験してみることにします。

メンター:
自分で体験することが大事だが、体験しなくてもわかるようなレベルを目指さなくては、お金の浪費で終わってしまうので、それだけは要注意じゃ!

ネコペンギン:
ありがとうございました!!


(私のコメント)
人生設計は非常に重要なことですが、どうやって生計を立てていくか非常に難しい問題だ。多くの場合は先生や親などの言うがままの人生設計を選びがちだ。だから一流大学を出て官庁か一流企業で働きたがる。しかし誰もがそのような人生を選べるわけが無いのだから、他の人は負け組ということになるのだろうか?

私自身はそのような人生はバカバカしいと思ってきたから、適当なところに就職をして金を貯めたら独立して仕事をする計画を立てていた。もちろんいろいろな人の本を読んでどうしたら一財産築けるかを考え続けてきた。

私の場合は丘永漢や岡部寛之の本などが愛読書だった。最近ではロバート・キヨサキの「金持ち父さん」シリーズも読んでいる。それらの本で共通することは金を貯めて投資して財産を築くことを教えてくれる。だから私自身もそのようにしてきた。

最近の若い人はそのような人生設計を立てているのだろうか? 会社に就職をして定年まで勤めても年金も退職金も期待は出来ない。借金をして自宅を買って住宅ローンを死ぬ間際まで払い続けてもあまり意味はないだろう。むしろ「金持ち父さん」に書いてあるようにアパートなどに投資をしてエバレッジを効かせて財産を増やしていったほうがいいと思う。

私自身もアパートを建てて最低限の収入を確保してから会社を退職して独立をした。その前に株式投資や外貨投資などもして見ましたがなかなか難しくて断念した。その点では不動産投資は堅実であり十分に調査して投資をすれば外れは少ない。

しかしバブルの崩壊の影響をまともに食らって、現在は銀行も不動産には金を貸してくれなくなってしまったので開店休業状態になってしまった。バブル崩壊の一番の原因は信用不安であり、銀行も貸し渋りや貸しはがしなどに走ってしまうから、経済全体が収縮してしまう。

アメリカでは「金持ち父さん」シリーズがベストセラーになりロバート・キヨサキは億万長者になった。そこには投資の重要性が書かれているのであり、投資をすれば他人の時間やお金を使って収入が得られるのであり、貯金ばかりしていたのでは貯められる財産も限られたものになる。

しかしいったんバブルが発生して崩壊してしまうと投資は泡のように消えて借金だけが残ってしまう。日本のバブル崩壊がこれだけ長引いているのも消えた資産が1500兆円以上にもなり、過剰な借金を返済していくには20年から30年もかかるのだろう。

アメリカもバブル景気が続いてきましたが、アメリカもバブルが発生してサブプライム問題に見るようにバブル崩壊が始まったようだ。アメリカも「金持ち父さん」シリーズがベストセラーになったという事は多くの人が不動産投資に夢中になったという証であり、多くの人が不動産投資に走ったはずだ。

日本の経験から学べば、今のうちに換金できるものは換金して借金を最小限度に縮めるべきなのだろう。私自身も他に買ってあった土地などを早めに処分したからこそ生き延びれたのですが、キャッシュフローがないとデフレの時代は生き延びてはいけない。

私の場合もキャッシュフローが超低空飛行状態であり、動きが取れなくなったのはキャッシュフローがぎりぎりの為だ。このような状況になると政府が積極財政で金をばら撒いてくれないと金詰りでバタバタと倒産が出てくるようになる。しかし小泉構造改革路線は財政再建路線であり緊縮財政ではデフレ経済になってしまう。

「金持ち父さん」シリーズが世界的なベストセラーになったのは正しい事が書いてあるからベストセラーになったのであり、借金して投資をすることは財産を築く為に必要なことだ。しかし経済状況も見極めて投資をしないと時間と金の浪費に終わってしまう。

現在のような不況が長引いている状態では投資は適切なタイミングではないのだろうか? むしろバブル前よりも折り出し物の物件はいくらでもあり、チャンスはごろごろある。サブプライムが問題になる前は外資がおいしい物件を買いさらって行きましたが、不況な時こそ投資のチャンスだ。

ロバート・キヨサキ氏が非凡なところは、「金持ち父さん」シリーズだけではなく、ボードゲームを考案して20ドルから1000ドルで講演会を開いて売り歩いたことだ。ほんの売上げではいくら売れても1割ぐらいしか印税は入ってきませんが、講演会で本やCDやボードゲームを直接販売すれば利益は大きい。

以前なら本などを書いて著名人にならないと講演会を開けませんでしたが、現代ではネットで名前を売って講演会を開いて商売が出来るようになりました。本人のタレント性さえあればベンジャミン・フルフォード氏やリチャード・コシミズ氏のように講演会を開いて本やDVDを売って稼いでいる人もいる。

私もタレント性があれば講演会を開いて本やDVDを売って稼ぎたいところですが、フルフォード氏やコシミズ氏のようなエンターテナーではない。増田俊男氏なども講演会で稼いでいますが、彼らのような人間はアメリカには一杯いるらしい。国民性の違いにもよるのでしょうが、日本では胡散臭く見られがちなのは文化の違いだろう。

私なども丘永漢氏の講演会にも出かけたし、今でもフルフォード氏の講演会などにも行ってDVDを買ったりしている。このように行動的だし、だからこそアパートを建てたりオフィスビルを建てたりして実行に移しているのですが、一般の日本人は臆病だから一生サラリーマンが向いているのだろうか?

 

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