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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20081015AT2M1501715102008.html
米の資本注入、ＮＹメロン銀が受け入れ 大手銀おおむね歓迎
米政府が発表した大手9金融機関への資本注入に対し、バンク・オブ・ニューヨーク・メロンは14日、受け入れる方針を表明した。多くは受け入れを正式に表明していないが、おおむね歓迎の意向だ。
同日発表した声明で、バンク・オブ・ニューヨークのケリー会長は「非常時に直面した財務省の挑戦を支持する」とコメント。このほかＪＰモルガン・チェースは「米国の銀行システムに利益となり、当行の自己資本も強化される」、シティグループは「米金融システムへの信頼度を強固にし、融資業務を再び活性化する」とした。
資本注入は米政府が打ち出した金融総合対策の要で、規模は2500億ドル（約25兆円）。金融機関の自己資本比率を高め、短期金融市場などの流動性を回復し、金融機関の貸し渋りを回避するのが目的だ。大手金融機関に対しては優先株を購入する形で1250億ドルを先行注入。議決権のある普通株ではなく、政府が経営に関与しないことも米金融機関が受け入れに理解を示している一因とみられる。（ニューヨーク＝松浦肇）(13:01)
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