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http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081029AT1C2900A29102008.html
新日鉄の09年3月期、経常益5600億円 原燃料下落で採算改善
新日本製鉄は29日、2009年3月期の連結経常利益が従来の会社予想を1100億円上回り、前期比0.7％減の5600億円になる見通しだと発表した。前回予想を公表した7月末時点に比べ、輸出向けを中心に鋼材の値上げが進んだうえ、夏場以降に鉄スクラップや重油など原燃料の価格が下落したため採算が改善する。ただ世界景気の減速が鋼材需要にも波及するとみて、下期に約100万トン、率にして6％の粗鋼減産に踏み切る。
今期は八幡製鉄所（北九州市）の火災に伴う代替燃料の調達や設備復旧で、計200億円の追加費用が発生。加えて減産も300億円のマイナス要因となる。一方、鋼材値上げと原燃料費減による利益押し上げ効果は従来予想比で1400億円に上り、火災や減産の影響額を大幅に上回る。純利益予想は7％減の3300億円と、750億円上方修正した。
同時に発表した08年4―9月期連結決算は、売上高が前年同期比12％増の2兆6021億円、経常利益が8％減の2622億円。4―9月期末配当は従来予想より1円上積みし、前年同期と同じ5円とする。 (20:04)
- ＵＳスチールのサルマ最高経営責任者・・・ 「今までに経験したことがない速さで需要が突然落ち込んだ」 【日経ネット】 hou 2008/10/29 21:29:55
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