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過去の公定歩合は1/4％の刻み、短期市場金利は1/8％の刻み、長期金利は1/10％だと思うが、今回の政策誘導金利（公定歩合）下げ0.2％は日銀の微妙な抵抗姿勢が感じ取られる。都銀プライムレート、地銀プライムレートはどのように設定されるだろうか。
今回自公政権は日銀利下げへの強引なマスコミ誘導をおこなった。麻生総理及び中川昭一財務・金融担当大臣および与謝野薫経済財政担当大臣は相当強権的な性格のようだ。
日銀の利下げについて、28日 日銀は国際協調へ向け我々と共通の認識をもっていると思うとの発言を行い翌日(29日）の日経新聞、朝日新聞、NHK等を使い日銀の利下げ検討とのマスコミ辞令を発表している。利下げについては一に日銀総裁の発表によるとの世の認識とかけ離れた報道ぶりだ。
昨日（10月30日）の麻生総理の記者会見内容とも相まって、政権支持率向上に向けて、何らかの成果を出そうとする一か八かのなりふり構わぬ姿勢が感じられる。
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