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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20081110AT2M1000Q10112008.html
米次期首席補佐官、ビッグ３支援重視 勤労世帯の減税を最優先
【ワシントン＝弟子丸幸子】米国のオバマ次期大統領が首席補佐官に指名したエマニュエル下院議員は9日、米メディアの報道番組で勤労世帯への減税など中流層（ミドルクラス）への支援に最優先で取り組む考えを表明、公共投資の拡大にも前向きな姿勢を示した。経営難のビッグスリー（米自動車大手3社）など自動車産業への対応では政府による支援を重視する考えを示した。
エマニュエル氏が本格的なインタビューに答えたのは首席補佐官への起用が決まってから初めて。同氏はＡＢＣテレビの番組で「米国民は今、経済的な支援を必要としている」と強調。「オバマ次期大統領の経済戦略の中核はミドルクラス（への支援）だ」と語った。
具体策として「第一に道路、橋、学校、インフラの再建が生産的な経済につながる」と述べ、景気下支えを目的とした公共投資の拡大を示唆。「第二に減税を実施すべきだ」とオバマ氏が掲げる95％の勤労世帯を対象とした減税を最優先課題とする考えを示した。(10:33)
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