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リーマン・ブラザーズ破綻を契機に、世界恐慌への危機を演出する国際金融資本 【航海日誌と批判】
http://www.asyura2.com/08/hasan60/msg/203.html
投稿者 愚民党 日時 2008 年 11 月 26 日 21:21:48: ogcGl0q1DMbpk
 

(回答先: 【ゴイム帝王ロスチャイルド革命的世界恐慌戦略】  ヒトラーの野望  (8)  【youtube】 投稿者 愚民党 日時 2008 年 11 月 26 日 21:15:14)

http://iscariot.cocolog-nifty.com/journal/2008/11/post-f40c.html


2008年11月 9日 (日)

リーマン・ブラザーズ破綻を契機に、世界恐慌への危機を演出する国際金融資本

(後段に転載するのはメルマガで届いたものであり、著作権上の問題がありうるでしょうが、大変印象の深い評論であるので転載させていただきます)。
    

私は、この世界が市場原理や「見えざる手」や「立場の互換性」や「共感」などによって成り立っているとはまったく思いません。それはある人工的に設定された舞台、たとえば、強烈に野蛮な植民地収奪を土台にしてそれは一応見えなくしたところに設定された舞台の上でのみ成り立つフィクションだと思っています。つまりウソです。

人間にとって一番信用できるのは何か。

まずは【血縁】であります。(親は〔本能が壊れていない限り〕子をかなりの苦労をしても持ち出しで養います。受け取る側にとってこれほど有利な関係はありません)。

しかし、愛念は本来弱く繊細なものですから、それを外部からの攻撃や嫉妬や侵略から守る防壁=力が必要です。つまり、そのために必要なのはいろいろな形の(合法非合法の)【暴力】であり、暴力装置を支える【お金】の循環です。

それでもどんな人間にも常に「不安」が付きまといます。若くても年をとっても将来の不安があり、いつかは死ななければならない。それに、「死」というものは生きている者は誰も決して本当には体験のしたことのないものです。なぜなら「死とは『不可逆』だから死という」のであって、いわゆる「臨死体験」は「生の範囲内での特殊な体験」に過ぎません。人間の不安は、究極的には死の不安です。死が怖くないという人は、死というものについて真剣に考えたことがない人だと私は思っています。

また人間には、不思議な「運不運」というものがあります。しばらく生きていると不思議なことを体験することがあるものです。そうでなくても、誰でも病気や災難で本当に「すべて」を失うことを常に考えておかなければならない。

このように、人間として生きるということは常に「不安」だらけなことであり、合理的な理屈では解決できない、言葉にもうまく表せないような諸問題に囲まれて生きているのが人間だということです。

そうすると、やはり【宗教】というものが無視できなくなります。

われわれは、若くても老人でも、いつ死ぬかわからないしあと何年生きれるかもわかりません。それでも人間は「業」ともいうべきものにより生き続け、あるいは苦しくても生かされ続け、何かを愛し続けなければならない宿命にあります。

そのようなわれわれ人間にとって、究極のソリューションはいやでも【宗教】だということになると思います。

そこで新興宗教に飛びつく人もいるでしょうが、ここでも生まれや育ちの違いは出てきます。【宗教】との付き合い方にも、上流階級には伝統や節度があるでしょう。

そしてこういう問題は上流階級ほど、つまり宗教的に洗練されている人々ほど、その本質部分を安易に口外したり人に教えたりしないものではないかと思います。

このように、【血縁】のネットワーク、【お金】のネットワーク、さまざまな【ゲバルト】(合法非合法を含む)、そしてそれらを包み込む【宗教】的なネットワークが、全体として複合的なネットワークとなり、人々の「今の普通の生活」を支えているのです。

このことは少し伝統的な普通の中流階級でも基本的には変わりません。が、何百年も特権的な支配層にいる人々にとってはその「特権的な地位にいる」ということが、「今の普通の生活」なのです。何しろそれらの人たちの家族はもちろん、普通に親戚にいる人々や幼馴染たちがわれわれ(私のような)一般人とは違うのですから。
 

長くなりましたが、私が言いたかったことは、世間で「陰謀論」と呼ばれかねないような言論を、「陰謀論風だ」というだけで排除するような風潮には私はつねづね疑問を感じている、ということです。

以下転載。

★ 表題: リーマン・ブラザーズ破綻を契機に、世界恐慌への危機を演する国際金融資本
                     林 凛明 kxnb@104.net

◇ 米国の大手証券会社「リーマン・ブラザーズ」が、再建策(米国政府の支援等)に失敗、米連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し、負債総額63.75兆円で経営破綻しました。

◇ リーマン・ブラザーズは、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン等)の評価損が大きく、資本不足を目前に控え、会社の信用が失墜しものであります。

◇ 米国の株式市場の株価急落に続き、9月16日の東京市場(日経平均)は、前日比605.04円安(4.95%の下げ)の大幅下落となり、その終値は1,609.72円で、1万2千円を大きく下回りました。

◇ 日本銀行は、日本の金融市場の混乱を防止するため、9月16−17日で合計5兆円の資金を供給します。

◇ 拡張(成長)型の施策(公共事業・不動産投資等)を続けて来た国家・企業・金融機関は、金融バブルがはじける強烈な影響を受けて、今後次々と破綻の淵へ追いやられて行きます。China や日本も、大影響を予測して置くべきであります。

◇ サブプライムローンから始まった米国金融界の革命的な「大再編成」は、同じ「国際金融資本」「闇の勢力」の傘下企業でも、既に発生しており(犠牲者=破綻企業を出しつつあり)、世界的な「恐慌」へと移行する危機感を捨て去る事が出来ません。

◇ 米国のFRB(連邦準備銀行・発券中央銀行)の背後には、「国際金融資本」「闇の勢力」が控えています。もちろん・表向きは「世界経済の安定」を目指しております。しかしながら、本音は、未必の故意的に、世界に大混乱を巻き起こし、弱者(弱企業)の切り捨てに走っているのではないか、と推測しております。

◇ 「国際金融資本」「闇の勢力」は、世界が恐慌或は巨大不況に転落すれば、1929年の世界恐慌と同様、本質的な優良企業を、格安に入手出来ると考えております。

◇ 前項の手始めとして、FRBは、米国政府と提携(合同)して、9兆円の融資と引き替えに、米国保険最大手のAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)の79.9%の株式を取得出来る権利を確保しました。

◇ 日本において、付和雷同型(赤信号皆で渡れば怖くない式)の金融機関・企業は、これから連鎖的に倒産に近づいて行きます。独自の情報網を持つ、万全の注意が肝要と申せます。

(日本の進路、No.0450、リーマン・ブラザーズ破綻を契機に、世界恐慌への危機を演出する国際金融資本、完)

(日本の進路、統合版090★2008/09/04-09/17完)

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