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デフォルトも否定できないアメリカドルに対してルーブルをなぜ切り下げるのか全く理解できない 【ノーボスチ通信】
http://www.asyura2.com/08/hasan60/msg/343.html
投稿者 hou 日時 2008 年 12 月 03 日 23:20:01: HWYlsG4gs5FRk
 

http://jp.rian.ru/analytics/politics/20081126/118541526.html

オレグ・ミチャエフ、ロシア・ノーヴォスチ通信社、経済解説員。

先週からロシア全土に、ルーブルの切下げが始まったとの噂が流れている。この用語はロシア人を驚かせている。なぜなら、市民が非常に恐れている通貨改革を連想させるからだ。現代の言葉で言うと、切下げは、世界の2つの主要通貨、ドルとユーロに対してルーブルの価値が下がることを意味する。ロシア中央銀行は、自分の伝統的な行動路線にもとづいて、銀行はこのプロセスに紛れ込む位置からどれほど遠くにあるか(切下げさせるつもりはないとの意向の真の実体)を公表しない。従い、専門家の予想は様々だ。

切下げの決定は避けられない。しかし公表の仕方が悪い。

11月11日の通貨取引の結果、ロシア銀行は、いわゆる「Bi-Currencyバスケット」に対してルーブルの切下げ、つまり、ドルに対してもユーロに対しても、ルーブルのレートを下げた。このようなことは、ロシア銀行の意志でのみ行なうことができる。なぜなら、国際市場でのこれらの通貨のレートは相反する方向で動くからだ。

この結果、(0,55ドル+0,45ユーロという公式で計算した)Bi-Currencyバスケットは、ルーブルに対してわずか1%上昇しただけだ。

 しかし、中央銀行の操作は多くの騒音を与えた。なぜなら、「Bi-Currencyバスケットのルーブル価値の範囲(廊下)をそれぞれの側30コペイカだけ拡大する」と発表したからだ。もしあなたがロシア銀行が言いたかったことをまだ理解しているなら、付け加えよう。焦点は、Bi-Currencyバスケットの範囲(廊下)がどの程度になったかを知っているのは中央銀行だけだということにある。全くはっきりしない表明は通貨市場のプロのプレーヤーも一般の市民も、中央銀行はルーブル切下げを継続するだろうとの確信を持たせる結果になった。

 それでも、多くの専門家は、ルーブルの価値を下げること(世界に存在するのは市場通貨とフローティングレートである以上この現象はまさにそのように名付ける必要があるが)は、国内の支払いバランスが劣化し、避けられない現象になっている。石油が、本年9月にはまだ1バレル当たり100ドルしていたのに対し現在50ドルになり、西側の銀行マンたちがロシアの企業から数十、数百億の借金を返済することを要求し新しい融資も行わない状況下では、外国の通貨はロシア市場から流出する方向で動いている。このような資本の流出の下でルーブルのレートは下がるのは当然だが、それは滑らかに徐々に行なう必要がある。

 切下げは悪である。

しかし彼らの賛同者は確信を持って、(輸入関税の引上げと同時に)祖国の商品製造企業が誘導しているルーブルを安くすることをドルを高くすることは、結局のところすべての人に取って打撃になると証言している。「勝利した者はいない」 − これが、ルーブル切下げのプロセスに向けられたロシア・ノーヴォスチ通信社での円卓会議で発言された投資銀行「トラスト」の主任エコノミストのエフゲニー・ナドルシンの断定した立場だ。まず、これは、全市民と全組織のルーブル収入の打撃になる。需要の急激な落込みのため、安いルーブルは競争力を上げると期待した商品製造企業も敗者になるだろう。さらに、現在起こっている銀行からの市民の資金の大量流出は、祖国の銀行体系と可能性において資金量を縮小するだろう。その結果支払い不能の問題が深刻になるだろう。

 それでもさらにまだ巨額のロシアの国際貯蓄(4750億ドル)のお陰で、ルーブルは、ナドルシンの確信によれば、切下げる必要はない可能性もある。資本の流入と流出は、常に変わる数値だ。石油価格がすでにバレル当たり70ドルの時、ロシアの支払いバランスの差引残高は実質的にマイナス圏から脱却している。今のところロシアには多くの資金があるが、切下げの場合資金は逃げるとナドルシンは警告している。

我々のレートは規制されている。

ノーヴォスチ通信社の円卓会議に参加したすべての専門家は、中央銀行の一番の間違いは、中央銀行が不透明に行動し今後動こうとする路線を明確に示さないことにあるという点で一致している。従い、ルーブルの動きを予測するのは極めて難しく、そして、専門家の評価もばらばらである。

「トラスト」銀行のナドルシンは、2008年末までにドルは26,5ルーブルまで下落し、来年はわずか3-5%程度しか伸びないだろうと考えている。労力を要するが計算して見よう。最大でも1ドル27,83ルーブルにしかならない。彼は、その経済にはデフォルトが待ち受けていることも否定できないアメリカのドルに対してルーブルをなぜ切り下げるのか全く理解できないと考えている。

ロシア経済学校の教授オレグ・ザムリンは、国内の現在の支払いバランスから考えれば、ルーブルにとって必要なことは早く10-20%、すなわち1ドル当たり30-33ルーブルまで下落する可能性を持たせることだと考えている。

経済上級学校の教授、ワシーリー・ソロドコフは、自分の意見として、我々ロシアのルーブルのレートは市場による(あるいはフローティング)レートではなく、実際は国家により規制されたレートが存在し、従い、中央銀行がレートをどう望むかそれによってレートは決まると喚起した。


 

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