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2008年12月13日
金融危機情報（エクアドルのデフォルト）
【エクアドル】は１００億ドル（９０００億円）の対外債務の一部である３０６０万ドル（２９億円）の利払いを停止すると発表しており、原油産出国でもある【エクアドル】の財政状況が原油価格暴落で危機的な状況に陥っていることが明らかになっています。
利払いを行わない理由はいろいろ挙げられていますが、国債の事実上の≪デフォルト≫であり、今後債権国は苦しい立場に追い込まれます。
すでに【アイスランド】はデフォルトを起こしていますが、正式な宣告はされておらず、”触れられたくない”デフォルトとなっていますが、ユーロ諸国の金融機関は総額で２００兆円とも３００兆円とも言われるこれら新興国向け貸し出しを行っており、最悪の場合、この３００兆円が返ってこない場合、貸し出したヨーロッパの金融機関のみならず、その債務を保証した政府が信用破たんすることにもつながります。
今回の【エクアドル】のデフォルトを先進国はどのように扱うでしょうか？
おそらく、”触れられたくない”デフォルトとして話題が自然消滅するのを待つことにするのでしょうが、このような対応に味をしめた新興国等は連鎖的に借金棒引きを求めてくるかも知れません。
債権大国がきりきり舞いする日も近いかも知れません。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report/
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