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新聞やテレビが世論を誘導している時代は終わりだろう。大手は広告が付かなければお終いだが、ブロガーは手弁当で記事を書いてい
http://www.asyura2.com/08/hihyo8/msg/344.html
投稿者 TORA 日時 2008 年 7 月 09 日 14:39:24: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu171.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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新聞やテレビが世論を誘導している時代は終わりだろう。大手は広告
が付かなければお終いだが、ブロガーは手弁当で記事を書いている。

2008年7月9日 水曜日

◆インターネットにようこそ。 7月8日 ひろゆき@オープンSNS
http://www.asks.jp/users/hiro/47417.html

数年前ぐらいに「2ちゃんねるは終わった」という議論が活発になったことがあります。
その当時は、ネット上で多数の人が自由に議論する場所というのが
出来たことで、社会にいろいろな影響を与えると期待されていたのですね。

んでも、結局、ネット上の出来事は、ネット上の出来事でしかないので、
社会には何の影響も与えなかったわけです。

んで、ネットって無力だよねぇ、、ということで、
「2ちゃんねるは終わったよねぇ」なんて言われていたわけです。


さてさて、そんな時代から数年経って、
最近はどこも不況の会社ばっかりです。
テレビ局も減益、出版社も減益、新聞社も減益、
既存のビジネスの先行きが悪くなってきています。


そこで、既存の会社もインターネットは新しい市場になるという気がしてきて、
いろいろと手を出し始めてきたわけです。

テレビ局が第2テレビ局を作ったり、マイクロソフトと新聞社が組んでみたりとか、
ネット連動型のテレビドラマが出来たりと、
ネットと無関係だった会社が、ネットに進出することで、
新たな収益の道を模索し始めたのですね。

んで、ネットで収益が確保出来てきたので、
デジタルなんちゃらの部署の人が花形になってきたりとか、
ネット系の部署が会社内で力を持ち始めたりしてきているわけです。


ところが、ネットの中しか影響を与えられない人たちというのは、
ネットの中なら影響力を発揮出来る人たちなわけです。

2ちゃんねるもネットも数年前と、ほとんど変わってないのです。
ユーザーは多少増えましたけど。。。

ただ、社会がネットに足を突っ込んでしまった以上、
ネット上の出来事が、社会に影響を与える出来事になってしまっているのですね。


なんでこんな話しを書いてるかというと、
毎日新聞のサイトの広告売り上げが0円になっていて、
それを日経が取り上げてたりするからなんですけどね。。。

「毎日jp」が自社広告だらけに、ネット上に深いつめ跡残る
****************
広告主企業がネットユーザーから抗議を受けていることをヤフーやメディアレップに伝えたことで、毎日jpへの広告配信を一時的に停止する判断を下したもようだ。

(中略)

ネットワーク経由の広告だけにとどまらない。これからピークを迎えるお中元商戦に向けて企画していた「お中元特集」ページは、出店企業が次々と撤収したことで、商戦本番前の7月4日に閉鎖に追い込まれた
****************


新聞紙が売れなくなってしまって、
ネットメディアを収益の柱にしようとしていたのに、
ネットユーザーによって、売り上げを完全に止められてしまってるわけです。

しかも、これがいつ終わるのかというと、
誰も知らない。
誰に聞けばいいのかわからないし、
誰を説得すればいいのかもわからない。

特定のリーダーがいない組織との争いの
経験がある人は少ないですからねぇ。。。

んでも、こういったゲリラ戦に対処しなきゃいけない時代なんですよね。


ちなみに、アメリカのとった、ゲリラ戦の対処法は、
疑わしき国は証拠が無くても爆撃しまくりってのでしたけど、
あれは失敗だったってのを認め始めてますよね。

はてさて、毎日新聞がどうするのかというのは、
ネットに足場を置いてしまった企業が、
ネットユーザーと揉めたときに、
どういう付き合い方をするかという
実例になる気がするので、他人事として興味深く拝見してますよ、、と。


◆「毎日jp」が自社広告だらけに、ネット上に深いつめ跡残る  7月8日 日経ネットマーケティング
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080708/310423/?ST=ittrend

毎日新聞社のニュースサイト「毎日.jp」で、先週末以降、広告スペースの大半が自社広告で埋め尽くされる事態が続いている(図1)。

 毎日新聞社は英文サイト「毎日デイリーニューズ」(Mainichi Daily News)上のコーナー「WaiWai」で、「日本の女子高生はファーストフードで性的狂乱状態」など低俗な記事を長年にわたって配信し、ネット上で批判の声が上がっていた。同社は6月23日、同コーナーを中止・削除し、監督責任者や担当者らを処分すると発表したが、25日の株主総会で、それまでの常務デジタルメディア担当が社長に、同デジタルメディア局長も取締役に昇格する人事を可決・承認(27日に役員報酬の一部返上を発表)。これがネット上の炎上に油を注ぐ格好となり、毎日新聞社のほか、毎日新聞および毎日jpに広告を載せている大口の広告主へも抗議、問い合わせが電話やメールで寄せられることとなった。

 毎日jpは、ヤフーのアド・ネットワークに加入して広告を配信している。アド・ネットワークとは、複数のメディアサイトをネットワークして広告受注を請け負い、広告を配信するサービスのこと。多数のアクセスを集めるメディアサイトをネットワーク化することで広告媒体としての価値を高めることができ、広告主にとっても、一つのアド・ネットワークに広告を発注するだけで多数のメディアサイトに広告を配信できるため、手続きがラクになるメリットがある。ヤフーのアド・ネットワークには、毎日.jpのほか、「YOMIURI ONLINE」(読売新聞社)、「ORICON STYLE」(オリコンDD)など、ニュース系、エンタテインメント系を中心に約50社のメディアが加入している。

 ヤフー広報は「個別のパートナー企業の広告配信状況について公にはコメントできない」と回答を避けたが、広告主企業がネットユーザーから抗議を受けていることをヤフーやメディアレップに伝えたことで、毎日jpへの広告配信を一時的に停止する判断を下したもようだ。

 影響はアド・ネットワーク経由の広告だけにとどまらない。これからピークを迎えるお中元商戦に向けて企画していた「お中元特集」ページは、出店企業が次々と撤収したことで、商戦本番前の7月4日に閉鎖に追い込まれた(図2)。

 また、ポータルサイト「goo」の子供向けポータル「キッズgoo」では「全国版の新聞」のディレクトリから、毎日jpが一時的に削除された。gooを運営するNTTレゾナントの広報は、「キッズgooは子供向けのページのため、(不適切な記事の配信元にリンクを張ることは)相応しくないと判断した」と説明する(図3)。

 こうした“騒ぎ”になった経緯や追加処分の可能性について毎日新聞社に尋ねたところ、「7月中旬に調査結果を公表する予定」(広報)との回答だった。

 だがネット上で既に流れた悪評のつめ跡は大きい。ヤフーで「毎日新聞」と検索すると、「毎日新聞」とともに頻繁に入力された同時検索語が表示される。そこには、「侮辱記事」「低俗」「悪行」など、ネガティブなキーワードが並ぶ(図4)。グーグルの同時検索語は反映されるまでやや時間がかかるため、ほとぼりが冷めるころになって同様のキーワードが並ぶ可能性がある。

 大半のユーザーが検索エンジン経由でWebサイトに訪れる中、ユーザーと企業ブランドの最初の接点となる検索結果ページに悪評が残ることは、ブランド力を低下させかねない。不祥事対応を誤ると、その傷は長くネット上に残る。ネットの影響力の大きさを改めて実感させる結果となった。

(私のコメント)
新聞やテレビなどの大手メディアとネットの戦いは正規軍とゲリラの戦いのようなもので、火力から見れば勝負にならないほどの差があるのですが、正規軍は規模を維持する為に国家予算をバカ食いしますが、ゲリラ軍はわずかな装備と費用で戦っているから、長期戦になると勝敗の行方は分からなくなる。イラクのアメリカ軍とイスラムゲリラの戦いのようなもので、アメリカ軍は毎月一兆円もの軍事費を使ってアメリカ経済は火の車だ。

ソ連もアフガニスタンで10年間も戦いましたが、山岳地帯では近代兵器も役には立たず、スティンガーで武装ヘリがバタバタと打ち落とされた。ネットはそのスティンガーのようなもので、今回は毎日新聞が変態記事を攻撃されてスポンサー達が離れていってしまった。

もともと大手新聞社の記事は毒にも薬にもならない記事が多いのですが、それは独自で取材した記事が2割しかなくて後は通信社の記事を配信しているからだ。解説記事も少なく読ませるタイプの記事は少ない。経済記事にしても新米の記者が経済の事が分かっていないから解説記事は書けるはずがない。

欧米ではその道何十年という名物記者が記事を書いているのに、日本では新米の記者に記事を書かせて編集で記事をズタズタにしてしまうから面白くもなんともない記事になってしまう。そして日本には第一線で記事を書き続ける記者が少なく、管理職になってしまう。

テレビでもキャスターがメインで報道していますが、彼らは単なるスピーカーで報道をコントロールしているのは管理職だ。アメリカではキャスターがすべてを仕切っていますが、日本のメインキャスターは視聴率が落ちればすぐに代えられる交換部品に過ぎない。新聞記者も短期間に部署も変わり専門的な知識を付けさせない事が多いようだ。

日本の会社は年功序列社会だからローテーションで人事を行い、一つの部署にだけ勤め続けることは許されていない。年功社会では専門家を作ると会社の組織を乱す元になり、実力記者が出てくると独立してしまったりして管理職にとって専門家は扱いづらくなる。テレビでも有名アナが人事異動で管理職になってしまうから一生アナウンサーを続けることは難しい。

効率から言えば一つの部署で働いていたほうが仕事も手馴れて良いと思うのですがどうしてローテーション人事を行なうのだろうか? 会社としてはあまり仕事を覚えられてしまって、その人でないと出来ない仕事が出来てしまうと人事が停滞する。不正なども発覚しにくくなる弊害もある。しかし新聞記者などは経済なら経済一筋で記事を書かせないとろくな記事も書けなくなる。

毎日新聞の場合、英語版の記事を外人記者に書かせていたが、それがとんでもない記事であることでネットなどで問題になり、「2ちゃんねる」では祭りになった。ライアン・コネルというオーストラリア人の記者ですが、管理職は記事のチェックもしていなかったようだ。

結局は英米人でないと英語記事は書けないから外人に任せっぱなしにしたのでしょうが、部下が専門家だと管理職は口出し出来なくなってしまうのだろう。管理職は年功制度で管理職になったのでしょうが、英語記事がチェックできないほど英語力がなかったのだろう。日本のような年功社会ではそのような事が起こりうる。

大東亜戦争の時も海軍は平時の年功序列人事で負けたようなものですが、たとえ有能な司令官でも年次が一年違えば先任の上には立てない。アメリカ軍では戦時になると人事を大きく変えて司令官全員を少将にして役職によって大将中将を割り振って行き、戦功によって信賞必罰人事で対応した。だから誰が先任だという問題は起きなかった。

毎日新聞の問題にしても、年功人事を繰り返していくと専門家も出来ないし、専門家を扱える管理職もいなくなり不祥事が続発する事になる。ソニーにしてもホンダにしても個性豊かな創業者がクセのある職人達と一緒になって会社を大きくしていった。ところが会社も大きくなるとクセのある職人もいなくなり、管理職はみんなサラリーマンだ。

テレビや新聞もみんなサラリーマン化してクセのある専門家や、個性豊かな管理職はいなくなった。「たけしのテレビタックル」でも、たけしは自分で脚本書いて自分で演出できないと良い番組は出来ないといっていたが、今では脚本家が台本を書いてディレクターが演出してタレントが演じているから、個性のないみんな同じものが出来上がる。新聞社の記事も個性のない記事ばかりになるのも同じ理由だ。

ネット社会ではクセのある創業者ばかりだから、玉石混合だが個性豊かなブログが沢山ある。テレビや新聞と違ってスポンサーからの圧力も無く、手弁当で勝手な事を書いているのですが、新聞やテレビにはない記事が沢山ある。大手メディアは海外からの世論工作員なども入ってきて、タブーになってしまって報道されない事が多すぎる。

だからネット社会では大手のメディアに不信感を持ち、今回の毎日新聞への変態記事批判になったのですが、マスコミが事なかれ的なサラリーマン社会になれば記事や番組もつまらないものになる。

同じ新聞でもタブロイド紙ならネットに似て個性豊かな記事で溢れていますが、毎日新聞の英語版がタブロイド紙まがいの記事を書いてしまった。つまり個性豊かな記者の書いた変態記事をサラリーマン管理職が事なかれ的に見過ごしてしまった。現代の日本にはこのような事が溢れかえっている。

ジャーナリズムの本来の姿は、オンボロ社屋で一癖ある記者たちが記事を書くから面白いのであって、東大出のエリートサラリーマンが記事や番組を作っても面白いものが出来るはずがない。ジャーナリズム本来の姿に近いのはネット社会であり、一癖あるブロガーが記事を書いているから面白いのだ。

最近では大手のテレビコマーシャルも不振だし新聞も経営が厳しいようだ。テレビを見ていると番組宣伝が異常に多くなってきた。スポットのコマーシャルが入らないから番組宣伝で穴を埋めているのだ。だから広告などもネットにだんだんシフトしてきていますが、「株式日記」のようなブログにも広告が入るようになって月収50万ぐらいになったら、新聞記者たちも新聞社を辞めてブログを書くようになるだろう。

「株式日記」もブログ版だけで毎日10000人の読者が訪れるようになりました。つまり毎月50円の購読料で50万円の所得が稼げる計算ですが、「株式日記」が年に600円の購読料で600万円の年収が稼げる計算だ。携帯でブログが読まれるようになれば電話料から毎月50円引き落としてもらえれば十分に商売になると思う。どっかの携帯会社でそんなサービスしてくれないものだろうか。

 おかげさまで「株式日記」1日の訪問者が10、000人突破しました!
http://blog.goo.ne.jp/portal/access_ranking/


 

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