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ここで復習、脅威の『三井環事件』
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投稿者 Palapala 日時 2008 年 10 月 05 日 19:00:38: MfW3M5qqlF51E
 

(回答先: 和解交渉中 朝日放送「植草一秀氏名誉回復訴訟」(JANJAN) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 10 月 05 日 16:24:25)

  三井事件  主として「日本の裏金」を参考にしました

2002.4.22
 大阪高検公安部長三井環が大阪地検特捜部に逮捕された。
 この日、三井は、テレビ朝日「ザ・スクープ」のキャスター鳥越俊太郎からのインタビューを収録する予定であった。その内容は検察の裏金告発。

 この時の逮捕理由は、自分の買ったマンションに移転する前に、住宅ローンの手続きの関係上、住民票を移し、住宅用家屋の証明書を区役所から騙し取ったというもの。
 三井の場合は、そこに住む意志があったが、住む意志もなく選挙目当てで住民票を移すような場合は明確な犯罪だ。そういうヤカラが逮捕されないのはどういうわけか。
 集団で道路の左側を歩いていてその中の一人だけが逮捕されるようなものだ。
 その後、つぎつぎに罪をでっちあげられてしまうわけだが、中には、執行猶予期間がとうに過ぎたヤクザに、その猶予期間を教え『便宜を図った』というのもある。当のヤクザは後に
「自分の猶予期間がいつ切れるかなんて誰が忘れますか」と。

 三井環が告発しようとしていた裏金が何に使われるかって?一例をあげると
 マンションや土地の購入、ゴルフやカラオケ、海外旅行に、飲み食い、愛人の堕胎費用、女体盛りといって、裸女にさしみなどを盛りつける宴会、麻雀の負け、裁判所の接待、当の裏金隠蔽工作。とても挙げきれない。

 大手新聞社にも「検察ネタ」で食っている者は、三井環の動きを逐一検察に流している「スパイ」がいる。
読売の谷やら、朝日の村山など、また、広報係としては宮崎学。

 宮崎学は、山健組の組長保釈で動き回っていたので、三井事件の真相を知っていたはずだが、「アサヒ芸能」の宮崎学のコラムで、三井環をこきおろしている。
「時代劇の悪代官そのままやで…検察裏金の暴露は美談でもなんでもない…三井の悪徳検察官と逮捕前に親しくなれなかったことが悔やまれるばかりや…」
 関西弁つこうとる奴が悪魔みたいに見えてしまうで、ほんま、冗談やないわ。が、こいつは警察にはいろいろといえる立場らしく、警察裏金暴露本の共同著者にもなっとる。

 三井事件だけでなく、同じ時期に、大田原昌嗣や金沢地検の元検察事務官などの内部告発者は微罪・冤罪でつぎつぎと逮捕された。大田原氏などは、工事現場に立ち入ったとして建造物侵入の現行犯だった。

 また、内部告発者を逮捕するのに功績のあった検察首脳は、松尾、但木をはじめ全員が出世している。三井と対立した加納は、裏金疑惑を持たれても、検察「関西勢」が執拗に推薦し、小泉首相と検察トップとの会談まで持たれ、結局は出世させた。ヤクザよりも義理堅く、裏金の守護者を守りきる。つまり、驚異的な犯罪組織だということがわかる。

 メディアの堕落
 最後に、三井逮捕から3年、懲役1年8ヶ月の実刑判決が支持された直後。一時は三井の告発を報道しようとした朝日新聞だが、2005.2.3の社説では、「検察汚職判決『秋霜烈日』が泣く」と題して、「実刑が言い渡されたのは当然だ」とまで書いていたという。

 大手メディアは『終わった』
 
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