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http://chikyuza.net/modules/news4/article.php?storyid=1252
:延々と続くイスラエルの暴虐とパレスティナの悲惨＜安東次郎＞
高橋章子さんの文章をみて、アレッと思った。
「延々と続くイスラエルとパレスティナの不幸」という個所。
イスラエルとパレティナの関係は、イスラエルがパレスティナ人を収奪・虐待・虐殺するという関係であり、そこには接続詞「と」で結ばれうるような何らの（対等な）関係も存在しないのではないか。
すでにパレスティナ人が住んでいる土地にユダヤ人国家を建国することは、当然ながら、かかる犯罪としてのみ可能であったが、それはまた、今日にいたるまで継続している犯罪である。
イスラエルが不法に占領している「西岸」で、ユダヤ人入植者が日々パレスティナ人から暴力的に土地や家を奪っていることは周知の事実ではないか。
こうしたイスラエルの犯罪そのものとしての暴力とパレスティナ人の暴力、しかし絶望的な暴力とを同一視するなら、ナチスの暴力とユダヤ人の絶望的蜂起をも同一視しなければならないだろう。
自らを優越した民族であると考えて他民族を迫害した者たちを「ナチ」と呼ぶとしたら、今日パレスティナ人にたいして「ショアー＝ホロコースト」をも辞さないと宣言する自称「選民」の指導者達は、十分に「ナチ」と呼ばれる資格を有していると言わねばならない。
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送信日時：2008/07/13 (Sun) 20:32:37
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