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『誰も知らなかったケータイ世代』と『大人が知らない携帯サイトの世界』
http://www.asyura2.com/08/idletalk30/msg/368.html
投稿者 tk 日時 2008 年 2 月 27 日 01:18:21: fNs.vR2niMp1.
 

(回答先: ケータイは子どもにこそ必要なもの。 投稿者 あっくん 日時 2008 年 2 月 25 日 22:14:18)

『誰も知らなかったケータイ世代』という本をだいぶ前に買って読んだのですが、いろいろ考えさせられました。少なくとも、たぶん、われわれとは全然発想の違う人類が生まれはじめている、というくらいのつもりで、『ケータイ世代』を理解していかなければならない、という感想は持ちました。

アマゾンのレビューを見ると『大人が知らない携帯サイトの世界』もよさそうです。

たぶん、あっくんなら、この本の『間違い』や『別の側面』も指摘してくれるんじゃないかと期待しています。

−−

まずは、『ケータイ世代』の発想を理解してから、
彼らがこれから生きようとしている社会において必要となる能力、とはどのようなものか?
地球規模の、市場経済社会、資本制生産社会、コンピュータネットワーク社会、ケータイネットワーク社会、民主制政治体制、消費者社会、ウソの渦巻く世界、において、
彼らが獲得すべき「世のため、人のため、我のための活動を行う能力」とはどのような能力なのであろうか?
を問い、

そして、『ケータイ世代』の発想を前提としながら、それを発展させるかたちで、彼らの「能力」を高めるにはどうすればよいか、
を考えるべきだろう。

−−−−

http://www.amazon.co.jp/誰も知らなかったケータイ世代-市川-茂浩/dp/4492555919
のレビュー

ケータイを使っている若者の謎を解く, 2007/10/6 By ブックマート三鷹店長 (東京都三鷹市)

ケータイ世代の人が書いた本ではないです。
ケータイ世代に疑問を持ち、一つ一つの謎を哲学的に解き明かしていった人の書いた本。
ケータイ世代を理解できない人向けに革新的なレポートを書いた感じ。

ゆえに判っている人から見たら、判りきった事を理屈っぽく書いた馬鹿馬鹿しい本だと思います。
しかし、ケータイ世代(今の若者)を理解できない大人が読むと、モーゼの十戒で紅海が真っ二つに割れるのごとき道が開けます。

私は後者でした。
『儲けねば』という仕事の延長上でこの本を手に取りましたが、今、私が接してる若者への不信感が解けていきました。

この本は教育者・子供を持つ普通の親、若者を理解する必要のある人全てに読んでもらいたい。
飛ばし読みで結構です。
っというか飛ばし読みで十分ですよ。
「時代を超えた名著」ではありませんが、今の日本の大きな溝を少しでも埋めてくれる大きな役割を担ってくれる本です。
30代以上の人は迷わず買いましょう。

−−

若者相手の商売をする人には役に立つけれど, 2007/9/8 By a-k

若者が携帯電話を持つことの「問題点」ばかりを強調したがる人にとっては、別のまなざしを与えてくれる本であると思う。「いまどきの若者はどいつもこいつも」などと言って悦に入る立場からは距離をとっているために、いくつも興味深い指摘や記述が本書には見受けられる。特に、若者相手に携帯というメディアを通じて商売してみようと考えている「ケータイ世代」初心者には、役に立つヒントが多いのではないか。

しかし、若い世代の論理を、その固有性に即して理解しようとするよりも、無理やり大人世代の論理にひきつけて理解しようとする傾向が強いので、いささか牽強付会に感じられる部分もなくはない(特に第2章のケータイにおける「秘密」と人間関係に関する記述)。

また、いささか安易にケータイ文化を肯定する論調が見られ、「著者は若者のケータイ文化を積極的に評価するというより、若者相手に稼ぐ方法しか考えていないのでは?」という気がしなくもない。もっとも、携帯=問題、若者=ダメ、という先入観に対するカウンターバランスを意図しているとすれば、その全肯定的なスタンスにも積極的な意味があると言えるのかもしれないが。

−−−

http://www.amazon.co.jp/大人が知らない携帯サイトの世界-~PCとは全く違うもう1つのネット文化~-マイコミ新書-佐野-正弘/dp/4839924767/ref=pd_sim_b_2
のレビュー

読む側にとっても、今が旬。, 2007/9/27 By kgd (北海道)

今(2007年秋)は、この話題を「年齢層」という、
ある意味常識的・伝統的な広告マーケティング風のセグメンテーションで語って良い最後の時期かもしれない。
もう少しで状況が変わるし、その辺のことは十分含んだ上で書かれていると思う。
読む側にとっても今が旬。なので ★★★★★。

個人的には、p189 以降の展開におおむね同意できる。気がする。
もう何回か読んでレビューし直すけど。
ところどころ上から目線だけど、歴史を知る人が書けば仕方ないかも。

i モード元年に 15 歳前後だった世代 (と、そのフォロワーたち)の行動や考え方については、就職や進学の面で驚かされることが(最近特に)多い。
若い人は若い人で、時代に最適化して生きている。
コミュニケーションという、生きる上で大切な部分について(PC世代が)想像も出来ない世界を持っている事を、
オヤジ・オバサン世代は正視しなきゃだめだ。

企業人事に関わる人や、授業・講演などで若い人の前に立つ人にとっても、
この本は見方を広げる (自分の感覚をもとに思索を深める) きっかけになりうると思う。

−−

歴史的価値もある良書, 2007/10/30 By リラックマン

本のタイトルと内容が乖離していない、稀有な良書であります。

まさに文字通り「大人が知らない携帯サイトの世界」について、
大人世代(PC世代)がよく理解できるように、歴史的な経緯なども
含めて丁寧に解説されています。

IT関連企業などでバリバリPCとネットを使いこなしている人でさえも、
携帯サイトのこととなるとサッパリ知らない・分からない・・・という人も
少なくないのではないでしょうか。
本書はそんな人にうってつけです。

いつの時代でも「最近の若者は・・・」という大人は後を絶ちませんが、
そんなことを言っていると若者のケータイ文化を理解できず、
ビジネス・チャンスをも逃してしまいます。

彼らは今は未成年で若年層かもしれませんが、数年も経てば社会に出てきます。
あなたの部下になる可能性だってあります。
その時になって考え方のあまりの違いに慌てふためいても遅いかもしれません。

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