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Re: 「庶民」そのものが作られた存在>それは仮説でしょう。
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投稿者 考察者K 日時 2008 年 6 月 21 日 08:40:47: JjkI8nWTpj0po
 

(回答先: 「庶民」そのものが作られた存在 投稿者 松浦 日時 2008 年 6 月 21 日 02:16:03)

>松浦さん どうもです。

「庶民」そのものが作られた存在と「見ることができる現状がある」のは了解しています。
松浦さんは歴史の分析から「その是正は不可能」と思われているようです。
そして「(是正は)可能」とするKに
>【それが単に貴方の尺に合わせた理解と、それが生み出した希望的観察に過ぎず、それが将来確実に裏切られることを知っているとしたら。】
と返します。

国という体制を維持するために支配家層は様々な思想をも利用してきた。
先のレスでも触れられた儒学もその一つであるが、その儒学の本家である中国では人民革命によって、旧支配体制は崩れ去った。
しかし、人民解放を謳った新体制が出来た時には新しい支配体制が人民を拘束するだけの国でもあった。
歴史に学ぶという意味において「Kの希望的観測は必ず裏切られる」という見方が成立するのは理解できます。
ですから、「歴史に学ぶ」から一歩前進が必要です。
『歴史は創る』のです。

庶民そのものが作られた存在であるなら、作っている者が存在するのです。
日本国においては「それは官僚であり、隠れた位置にいます。」
従来は、不利益を受けた人の憎しみの目は「当事者もしくはTOPに向けられた。」

秋葉原殺人を例にするなら「原因の一つは、社会システムを構築した側」にもある。
それに多くの人が気付くなら「社会システム」にも是正が必要と考えられるようになるでしょう。

>【その「庶民」が分かることは、現実とは関係がない。「庶民」は既に現実からも見捨てられた存在だと言うことを、今知ってはいけませんか。】

Kも一庶民です。浅学非才のアホであるKですら、考える事は出来ますし、一歩前進しようと藻掻くくらいの事は可能です。その積み重ねが「歴史に新しい局面を切り開く」と言う事に繋がるのでしょう。

>【全て終わってから、敗北感と挫折感の中で居直りしか残されていない中で、知ることはできないでしょう。】
>【最も安易な即物で輪切って、その中で世界が完結すると信じて、その結論を信じる。そして、敗北する。何も、完結するなどとは思っていないと無難に応じたところで、もし現実が、思考の中で完結しなければ、その思考は必ず現実に裏切られます。】

Kはスーパーマンでもないですし、非現実的な夢想家でもありませんので、この意見は不適切だと思っています。
「到達可能域」であっても「現実的に到達できる」とは断定していませんし、場合によっては「後退する」という事も想定している訳です。
この世には、K以外の人も大勢暮らしているのですから、Kの思惑など「外れて当然」と言う事です。
【完結するなどとは思っていないと無難に応じた】というレベルではなく、思考レベルにおいて「現実的な到達点にピンからキリまでの幅を考慮している」という意味において、裏切りとか挫折感・敗北感というものから防御されているという事です。

問題は一歩前進できるか?という意味合いが重要であり、仮に現実的には三歩ほど後退しているように見えても「人の心の中に一歩分の気付き」という種を植え付けできれば「将来、どこかで芽が出る」という「可能性が残せる」でしょう。
芽が出るのはKが土に還った後になるかもしれませんし、出ないかもしれない。
しかし、可能性をあきらめた時が「敗北」を受け入れた時であり、その時には「人類が進化を止めた」と認識をする時でしょう。

時は流れ、人類は歩み続け、歴史は未だに歩みを止めてはいない。

松浦さんは「高み」を個人のものとして「原理・摂理を描こうとされている」
Kは「人類全体で、いつか到達できる領域だと規定している。」

その差が、庶民に対する見解の差となっているようです。


 

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