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良く考えて下さいね。
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投稿者 考察者K 日時 2008 年 9 月 13 日 15:19:34: JjkI8nWTpj0po
 

(回答先: 情けは人のためならず 投稿者 有島実篤 日時 2008 年 9 月 13 日 11:04:54)

>有島実篤さん どうもです。

>【売り言葉に買い言葉というか、普段のKさんのとは思えない論旨になってきたような気がします】

Kは今までも、そして、多分これからも、「労働者の地位向上」を主張しているだけです。基本的には「労働をしない人」を救えるとは思ってはいません。以前にもベーシックインカムについては「乞食奨励の愚策だ!」と主張しています。

ここで言う「労働」というのは「その人にできること」という意味です。何も賃金対価報酬が得られるという「仕事」を指しているわけではありません。

Kが問題にしているのは「能力がありながら、自分の意志で労働をせずに、自分の好きなこと(=娯楽)をしている人」です。

【情けは人のためならず】というのは、多くの人が「甘やかすのは人を駄目にすること」という意味にとらえていますが、本来は「情けを人に施すという社会を作ることによって、自分が困った時には情けが受けられるのだから、情けは人のためではなく、自分自身のために施しておきなさい」という意味ですが、その言葉の通りに「社会というのは参画する人の共同作業で作り上げられるもの」なのです。その点を良く考えて下さい。

身体的にハンデを負った人でも「精一杯生きようとしている姿を見せる事」で社会に貢献をしていると言えますが、自分の意志で「働こうとしない者」は労働者ではありません。
それどころか、これは伝染性のある伝染病に近い存在とすら考えられます。

基本的には「水が低きに流れるように、人も多くの人が楽が出来るのなら楽な方に流れるのだろう。」とKは考えています。
それでも、多くの人が「楽な方に流れても、社会(今回の社会の定義は日本)が維持できる」のならば、無理に頑張って働く必要はありません。
しかし、現状を現実的に認識するのなら、今は「日本全体の生産性の向上が必要不可欠な場面」とKは認識しています。
一方に過労死寸前で社会もしくは企業を必死で支えようとオーバーワークで頑張っている人がいる。その一方で、働こうとしない穀潰しのような存在が増殖しているのです。

働く気力が湧かないというような一種の病気なら「精神病院に入れて隔離した上で保護(=食料を与える)」ようにすべきでしょう。
働かないで「何のリスクも負わずに保護だけされる」という状況には賛成できません。

>【例えばKさんの上げた例ですが、女子供や年寄りを置き去りにして、働き盛りの男だけ5人がヘリで近くの無人島に写されたとします。】

Kは働き盛りの男を助ければ良いと主張しているつもりはありません。「社会を維持するために最善の方法を考えるべき」と主張し、助けられない場合も「理論的にあり得る」と主張したつもりです。
つまりは、感情論ではなく、論理的に考える事の必要性を訴えているのです。今回の例においては「助けられない5人に拘って10人が全て死んでしまうのはどうなのでしょうか?」という意味も込められています。

もちろん、足を引っ張るだけの穀潰しに足を引っ張られて「日本全体がグローバル市場に取り残されて、食糧自給率に見合った人口だけの国になる。」というのも「一つの選択肢」ではあります。
しかし、その選択肢は避けたいと思うのなら、怠け者を容認するような主張には異議を唱えるべきだろうと思いますよ。

>【100人のうち、100番目の人を「怠けもの」として切り捨ててしまったら、今度は99番目の人が一番の「怠けもの」になってしまうのです。やがて自分が「怠けもの」と言われた時に、こんなはずではなかったと嘆いても遅いのです。】
>【今、全国の「怠けもの」が、一大奮起をして働きだしたらどうしますか。高齢者やニートが職を失って新たな「怠けもの」が生まれるだけでしょう。個別にはいろいろな要因があるにしろ、社会全体からみれば、一定数の「怠けもの」が発生するのは社会の仕組みの問題なのです。】

働く意欲のある者が「働けない」というのは「社会システムの問題」です。その点に異存はありません。
しかし、工夫次第で「雇用は創造できる」でしょう。ここは必ずしも政府が主体にならなくても良いでしょう。つまりは「失業者本人が仕事を創造する事」も可能ですし、日本の全体の規模で労働者連絡協議会というような組織を作って各地域に事務所を作れば、それだけで数百人くらいの雇用は創造できるでしょう。

働く場所という椅子の数の問題ではなく、働く意志という「個人の問題」を問題にしているのです。
確かに現状は「自分の求めている希望の職種に就く」という所まで求めたら、なかなか大変と言えるでしょう。
しかし、外国人労働者が増加している現状を考えれば、仕事を選びさえしなければ「働くところはある」とも考えられます。

「この仕事はやだ」との単純な理由で働かないのなら、それは「ワガママ」としか考えられません。
ブラック企業で「理不尽な仕事を強制される」ので「別の仕事に行きたい」というような場合の離職とは区別して考える必要はあるでしょうが、仕事の椅子の数の問題とすり替えるのは詭弁の一種でしょう。


 

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