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【茨城】
１７２０人が雇用打ち切り 厚労省の県内調査 内定取り消しは５人に【東京新聞】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20081227/CK2008122702000125.html
2008年12月27日
県内の官公庁や多くの企業は二十六日が仕事納めだった。
だが、職を失う非正規労働者が約千七百人に上り、新卒者五人の内定取り消しが明らかになるなど、雇用状況は深刻さを増し、不安を抱えながら年の瀬を迎える人は多い。
各地のハローワークには職を求める人が後を絶たなかった。
県内で雇用を打ち切られたり、打ち切りが予定されている非正規労働者は千七百二十人に上り、内定を取り消された新卒予定者は五人いることが二十六日、厚生労働省の最新調査で分かった。
先月の調査よりも非正規労働者が千九十四人、内定取り消しは三人増え、雇用状況の急速な悪化が浮かんだ。
調査は十九日現在で同省が把握している数字。
離職させられる非正規労働者の内訳は派遣労働者が十六事業所で千四百一人、期間従業員など契約労働者が三事業所で八十四人、下請けや孫請け業者などで働く請負労働者が二事業所で二百三十五人だった。
業種はほとんどが製造業。
県内に本社を置く企業に内定を取り消された新卒予定者の内訳は、高校生三人、大学生など二人。内定を取り消したのは二事業所で、いずれも製造業だった。 （伊東浩一）
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