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ライス国務長官「次回６か国協議、１２月８日開催へ」【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081124-OYT1T00503.htm?from=top
北朝鮮情勢
【リマ＝黒瀬悦成】ライス米国務長官は２３日、北朝鮮の核問題をめぐる６か国協議の首席代表会合が１２月８日に中国で開かれる予定だと明らかにした。
アジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）出席のためブッシュ大統領とともに訪れていたリマからの帰途、大統領専用機の機中で同行記者団に語った。
６か国協議の開催は、今年７月の首席代表会合以来５か月ぶり。ブッシュ大統領はリマ滞在中、協議参加国の日本、中国、韓国、ロシアの首脳とそれぞれ会談し、米国が北朝鮮との間で合意した、核計画申告の検証手続きの文書化を早期に実現させるとの立場で一致していた。
協議では、検証手続きの文書化を通じ、寧辺(ヨンビョン)の核施設の無能力化を柱とする「第２段階」の完了に道筋をつけられるかどうかが最大の焦点だ。
６か国協議をめぐり米政府は今年１０月、米首席代表のクリストファー・ヒル国務次官補を平壌に派遣。北朝鮮との間で核申告の検証手続きで合意したと発表し、同国に対するテロ支援国指定を解除した。
しかし北朝鮮は、合意に含まれていたと思われていた核物質のサンプル（試料）採取を文書に明記することを拒否している。北朝鮮はまた、経済・エネルギー支援の遅れを理由に無能力化の作業を再びスローダウンさせる構えも示しており、次回協議で合意内容の文書化が達成できるかどうかは予断を許さない。ライス長官は会議の見通しについて「予測はしない」と述べた。
（2008年11月24日21時35分 読売新聞
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