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ヒラリー・クリントン国務長官の外交方針のチェンジ?
http://www.asyura2.com/08/kokusai3/msg/573.html
投稿者 Ddog 日時 2009 年 2 月 03 日 02:13:16: gb2b4T9TetGkU
 

ヒラリー・クリントン国務長官、初外遊先は日本? 米紙報道2009.1.31 17:46
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090131/amr0901311753012-n1.htm
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ヒラリー・クリントン米国務長官の初外遊は日本?−31日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、国務省当局者らの話として、クリントン長官が就任後初の外国訪問先として、日本と中国を含める方向に傾いていると報じた。北朝鮮の核問題を協議するため、韓国を含めることも考えられるという。
 これまでの国務長官の初外遊先は欧州や中東が多かった。オバマ政権ではすでにミッチェル中東特使が中東諸国を訪れているほか、オバマ大統領も4月に欧州を訪れる。東アジアへの政府高官の訪問予定は入っておらず、クリントン長官が日中両国を訪れれば、独自色を発揮することになる。
 同紙は「4月ごろまでに国務長官クラスが訪日しなければ、日本人は日米関係になにか問題がおきているのではと疑う」との見方も紹介した。ただ、最終決定は下されておらず、変更の可能性もあるという。(ワシントン 有元隆志)
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本当かな?中国との太い疑惑のパイプがあるクリントン夫妻ではあるが、ヒラリークリントン国務長官が最初の訪問国を日本とするならば、ヒラリークリントン国務長官が外交方針をチェンジしたことになる。チェンジをヒラリー国務長官が率先垂範して見せているとでもいうのでしょうか?

下の記事は抜粋です。
【米大統領選と日米関係(9) オバマ政権下での日米関係を考える・その3(2009/2/2)】
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/sunohara/index.html
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 「米中最重要論」を主張し、クリントン議員に代わって外交論文を「代筆」したのは民主党外交サークルの大御所で親中派の代表格といわれるリチャード・ホルブルック元米国連大使である。東アジア担当の国務次官補も経験しているホルブルック氏には1993年のクリントン政権発足時、駐日大使候補にも擬せられたにもかかわらず、日本の政官界からの反発を受けて指名が見送られたというエピソードまである。
 クリントン論文を受け、「日本軽視ではないか」との声が太平洋の向こう側から伝わるとホルブルック氏は翌08年の1月下旬、ニューヨークの日本総領事館で急きょ記者会見し、「日本は米国の不可欠な同盟国であり、クリントン氏は日米関係強化に努めるだろう」と取り繕ってみせた。しかし、その舌の根も乾かぬうちに中国を含めた3カ国の関係について「米国が対中関係を強化するときは、同時に対日関係も強化しなければならない」と補足。あくまでも「対中関係」を優先する姿勢を言外ににじませる態度に日本側の警戒心は一層強まった。
 そのホルブルック氏は当初、「クリントン大統領誕生なら国務長官就任は確実」とまでいわれていた。しかし、民主党の党指名争いでクリントン長官がオバマ現大統領に敗れたため、影響力も急減。さらにオバマ大統領が「クリントン国務長官」指名を決断したことから、ホルブルック氏はアフガニスタン問題担当の特使に起用されることになり、日本、中国などを含む北東アジア政策からは縁遠い存在になっていく。
日米同盟重視派の台頭
 一方、クリントン長官を選挙期間中から支持し、次期国務次官補(東アジア・太平洋担当)に内定したカート・キャンベル元国防副次官補はクリントン政権時代の97年、「日米安保共同宣言」の作成を米側で主導した民主党知日派の代表格として知られる。アジア政策において、中国との戦略的関係を重んじるホルブルック氏に対して、日米同盟強化を唱えるキャンベル氏の立場の違いは明確だ。
 オバマ政権のアジア外交をキャンベル氏と共に支えるジム・スタインバーグ次期国務副長官もキャンベル氏に考えは近い。民主党外交サークルの間で「切れ者」と評判のスタインバーグ氏はキャンベル氏ほど「知日派」として有名ではないが、日米同盟の重要性は十二分に認識している。同時に近年、軍事費を増大し続けている中国に対しては警戒心を隠そうとしていない。
 キャンベル・スタインバーグという国務省コンビに加え、アジア外交で要の役割を果たすのは国家安全保障会議(NSC)の上級アジア部長に就任したジェフリー・ベーダー氏だ。民主党系のシンクタンク、ブルッキング研究所で中国部長を務め、中国政府要人にも知己が多いベーダー部長はとかく「親中派」とみられやすい。しかし、ベーダー氏もキャンベル、スタインバーグ両氏同様、日米同盟を基盤としてバランスの良い「日米中トライアングル」を構築することが賢明という考えの持ち主である。
 ただ、こうしたオバマ・ブレーンの勢力図の変化や、クリントン長官の発言の変遷を「対日重視の流れができた」と安直に受け止めることも危険と言わざるを得ない。
 仮に彼らが「中国よりも日本だ」という立場を取ったとしても、その分析・言動を裏付ける行動を日本が取らなければ、オバマ政権内の勢力争いで「日本重視派」は苦境に追い込まれていくからだ。元来、アジア政策には精通していないクリントン長官やオバマ大統領の視点に立てば、親中派のホルブルック氏と知日派のキャンベル氏の主張のいずれにもまだ確信はなく、これからの米中、日米関係の進展度合いによって「自らの最終的なスタンスを固めていくべきだ」と考えても不思議ではない。もちろん、ホルブルック氏ら「中国重視派」も巻き返しのチャンスを虎視眈々(たんたん)と狙っているに違いない。
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オバマ政権は、驚くスピードで、次々と打ち出してはいるものの、危機はオバマ政権の対応でも間に合わない。米国と中国が、いち早く経済界服をして・・・などと、寝ぼけた記事を書いている人達がいるが、中国経済の実態は、春節明けに明らかになるであろう。

中国の「好景気」は数字のマジックどころか実態は統計数字を信じることは止めておいたほうがいいかもしれません。GDP(国内総生産)成長率は8%を割ると問題になるそうだが、2008年10月〜12月の成長率は6.8%、08年通年では9%と微妙な数字を発表した。世界的な金融危機とはいえ6.8%とは大したものだが、中国国家統計局の数字ははたして信用できるものだろうか?ゴールドマン・サックスの試算によると2008年10月〜12月の成長率はわずか2.6%で、モルガン・スタンレーによると0.5%減だという。

中国政府は09年にGDP成長率が8%を下回らないよう約5860億ドル相当の資金を投じる計画だが、中国経済は下降しはじめ、ハードランディングヘと向かっている。

このことをヒラリーは熟知しているからなのだろうか?中国経済のクラッシュが予想され、その前に日本重視に鞍替えする政治的判断と考えてはたしていいものだろうか?

肝心のオバマ大統領は「中国が21世紀の共通の課題に対応することに協力し、拡大するパワーとして責任ある役割を演じることを奨励する」と演説をしていた。

就任演説でもアジア政策でも中国重視に終始し、日本には直接の言及がなかった。

クリントン氏にいたっては「米中関係は今世紀の世界で最も重要な二国間関係である。米中両国が歩調を合わせて達成できることを達成せねばならない」と断言していた。

オバマ新大統領もクリントン国務長官中国重視の発言が多く日本軽視を繰り返してきた。

クリントン夫妻の過去の発言を聞く限り、中国との特別なパイプからすると、実際にヒラリー国務長官が最初の訪問地を日本ににするとはとても思えません。

【Ddogのプログレッシブな日々】
http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/23259525.html  

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