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【産経、日銀総裁「白紙」…世論は「不同意」 通らぬ民主の常識 自民が法改正検討】(世論は産経の自公贔屓に不同意です)
http://www.asyura2.com/08/lunchbreak10/msg/258.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2008 年 3 月 13 日 12:47:49: 4sIKljvd9SgGs
 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080313-00000072-san-pol
日銀総裁「白紙」…世論は「不同意」 通らぬ民主の常識 自民が法改正検討
3月13日8時2分配信 産経新聞


 19日に任期切れとなる福井俊彦日銀総裁の後任人事をめぐり、参院は12日の本会議で、政府が提示した総裁に武藤敏郎副総裁、副総裁に伊藤隆敏東大大学院教授を起用する人事案を民主など野党4党の反対多数で不同意にした。白川方明京大大学院教授を副総裁とする案は同意された。

 衆院は13日の本会議で武藤氏らの人事案を同意する見通しだが、同意人事に衆院の優越規定はなく、福田康夫首相は人事案の見直しを迫られることになった。

 一方、自民党は「一時的な総裁空白はやむを得ない」(党幹部)として、福井氏の総裁任期延長や、同意人事の衆院優越規定を盛り込む日銀法改正を検討し始めた。

 自民、公明両党は12日、国会内で衆参の幹事長・国対委員長会談を開き対応を協議。14日に予定していた衆院の同意議決を13日に前倒しし、その後両院協議会を開く方針を決めた。この直後、自民党の大島理森国対委員長は民主党の山岡賢次国対委員長と都内でひそかに会談し、政党間協議を打診した。だが、山岡氏は「与党が武藤総裁案に固執する限り協議に応じない」と突き放した。

 大島氏は13日の衆院本会議後も、山岡氏に会談を呼びかけ、早期の事態収拾を目指す考えだ。

 政府が武藤氏を総裁に充てる人事案を再提出すれば、野党が過半数を占める参院は、同一議案を審議しない慣例「一事不再議」を盾に人事案をはねつける公算が大きい。19日までに自民、民主両党が合意するのは難しく、暫定的に白川氏が総裁代行に就任する可能性もある。

                   ◇

 民主党は12日、日銀総裁への武藤敏郎副総裁の昇格案を不同意としたが、「経済に悪影響が出る」との世論の高まりに戦術の練り直しを迫られている。衆院解散・総選挙で政権交代を目指す小沢一郎代表にとって、総裁空席を招き世論の非難が強まれば、政権奪取も遠のきかねないからだ。しかし、今さら武藤氏を容認するわけにはいかず、同党幹部らは武藤氏に代わる新たな候補を政府に提示させようと、福田康夫首相と小沢氏の党首会談や政党間協議の可能性に言及し始めたが、膠着(こうちゃく)状態が続きそうだ。(民主党取材班)

 ■流動化

 「早期解散もあり得る。福田内閣には政権担当能力がない。ひょっとしてひょっとするぞ。何が起こるか分からない。わが党に必ず追い風になる。風を受けられるよう準備しておいてくれ」

 小沢氏は12日夜、虎ノ門の中華料理店で開いた同氏を支持する議員グループ「一新会」の会合でこう述べ、政局が流動化してきたとの考えを示した。日銀人事の駆け引きが続く中、これから今月末にかけて「道路財源問題での激しい攻防が控えているのを意識」(出席者)したものだ。

 小沢氏は同日午後、党幹部と会談し、与党が政党間協議を求めているとの報告を受けた。会談後、この幹部は「与党が申し入れるにしても、あすの衆院本会議の前は無駄だ」と述べた。小沢氏が必ずしも話し合いを拒んでいないことをうかがわせる発言だった。

 ■長期戦も

 鳩山由紀夫幹事長も12日夕に配信したメールマガジンで事態収拾の発信を始めた。

 「総裁の席が空くことを望んでいない。与党から党首会談とか幹事長会談とかを期待する声があると側聞している。現状打開のために、会談が必要になるかもしれない」

 ただ、「同じ人事案を再び諮るとのナンセンスな声が聞こえるが、その認識を捨ててもらわないと会談など無意味だ」とも強調した。

 鳩山氏は同日のラジオ番組で、副総裁に同意した白川方明京大大学院教授を総裁にする案を問われ、「一つの案としてありえる」と述べた。

 ただ、民主党幹部は同日夜、「福田首相は、わが党が武藤氏をダメだとする理由を理解していない。自分の責任で武藤氏の昇格案を出したものだから、1カ月は新人事案を出してこないのではないか」と述べ、長期戦も覚悟する考えを示した。

 報道各社の批判的論調に党内では動揺をみせる議員もいる。ある民主党幹部は「論説の人たちは財務省に毒されているんじゃないですか。政府・与党に批判的に書かなきゃだめですよ」と八つ当たりし、「朝日新聞も厳しいなあ」とため息をついた。

 ■雰囲気

 小沢氏が武藤氏不同意にこだわるのは、党内一の実力者ではあるものの、昨年11月の大連立騒動以降、求心力が低下し、党内の空気に配慮せざるを得なくなっているからでもある。

 「小沢さんは当初、衆院選後に政権を担う場合を考え、財務省を敵に回すのは得策ではないと考えていた節がある」

 小沢氏と親しい同党ベテラン議員は、こう解説する。

 実際、2月半ばごろは、党執行部が小沢氏の意向を推し量って「武藤氏昇格でまとめようと動いたときがあった」(幹部)。小沢氏が、武藤案に反対の発言を繰り返す仙谷由人元政調会長について「仙谷はおれの反対ばかりする」と周辺に不満を漏らすこともあった。

 だが、政府から提示の動きはなく時がたち、党内に広く存在する財務省アレルギーを代表する仙谷氏、岡田克也副代表、野田佳彦広報委員長らの反対論が勢いを増した。

 「小沢氏のツルの一声で方針が決まる状況を超えた」(同)ところへ、イージス艦衝突事故が起きた。さらに、平成20年度予算案の採決を与党が急ぎ、小沢氏は反武藤の姿勢を取らざるを得なかったのが実情だ。

 民主党幹部は12日夜、「うちの党の雰囲気を、首相が理解するかどうかだ」と漏らした。


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最終更新:3月13日8時18分

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