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http://www.kanaloco.jp/kyodo/news/20080408010005561.html
「渡辺副総裁」で最終協議
民主、賛否依然分かれる
民主党は８日午後、政府が提示した日銀正副総裁人事案への賛否を最終決定するための党内手続きに入った。白川方明副総裁（５８）の総裁昇格案は異論がなく事実上、内定しているが、前財務省財務官の渡辺博史一橋大大学院教授（５８）の副総裁起用案は依然、党内で意見が分かれている。衆参両院は９日の各本会議で人事案を採決、白川総裁は直ちに任命され、日銀総裁空席という異常事態は約３週間ぶりに解消される。ただ渡辺副総裁案が民主党の反対で不同意となれば、正副総裁３人がそろわない不正常な状態が続く。
民主党内は、渡辺副総裁案について鳩山由紀夫幹事長はじめ党内の大勢が容認論とされるが、小沢一郎代表が否定的な見解を表明している。８日夜の同意人事検討小委員会で意見を取りまとめた上で、小沢氏ら幹部による国会役員連絡会で最終結論を出す。ただ賛否の決定はぎりぎりまでもつれそうだ。（共同通信）
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