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http://mainichi.jp/area/okayama/news/20080612ddlk33010665000c.html
首相問責決議：参院可決 元経企庁長官・田中秀征氏「民主の選択肢狭める」 ／岡山
◇講演で否定的見解
橋本内閣で経済企画庁長官を務めた田中秀征氏（福山大客員教授）が１１日、岡山市内で講演、同日参院で可決された首相問責決議案について「野党のプラスにはならない」などと述べた。
岡山県法人会連合会主催の特別講演会で田中氏は、福田首相には「早く辞めてもらいたいと思っている」としながらも、「来月の北海道洞爺湖サミットで議長国として大役を務めなければならない時に、（問責決議による）“欠陥商品”というレッテルを張るべきではない」と決議に否定的な理由を述べた。さらに、「８月にも予定されている臨時国会や、次の通常国会で民主はどう行動するのか。（問責決議案提出は）民主の選択肢を狭めてしまう」とした。
さらに、今後の政界再編の動向に触れ、「自民、民主がゼロから立て直す刺激剤として、いろんな形で政界再編を唱えるグループが出てきた方が良い。秋くらいからそういう流れになりそうだ」と見通しを語った。
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