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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081120-00000083-mai-pol
＜民主＞国会同意人事案件、公取委委員など９人同意せず
11月20日19時5分配信 毎日新聞
民主党は２０日の役員会で、政府が提示した７機関２０人の国会同意人事案件のうち、公正取引委員会委員１人、再就職等監視委員会の委員長と委員４人、ＮＨＫ経営委員会委員３人の計９人を同意しないことを決めた。いずれも２１日の衆参本会議で採決され、野党多数の参院で不同意になる公算が大きい。
公取委員に提示された上杉秋則・元公取事務総長の不同意は、党の調査で「弁護士資格がないのに弁護士の肩書のペンネームで月刊誌に原稿を書いた」と分かったため。公取委人事課も事実を確認した。安住淳国対委員長代理は「公取の信頼性が揺らいではならない。麻生政権の『身体検査』がずさんで甘いことを示している」と指摘した。
ＮＨＫ経営委員は、１９日の総務部門会議では提示された４人全員を不同意としていた。しかし、大分・由布院の旅館「玉の湯」の桑野和泉社長については「九州の番組審査委員として前向きな発想で取り組んだ」と改めて評価、同意に転じた。前田晃伸みずほフィナンシャルグループ社長について「ＮＨＫの取り扱い金融機関のトップで疑念を持たれる」と指摘するなど、残る３人は不同意とする。
省庁による天下りあっせんを監視する再就職等監視委員会の委員長と委員計５人については「制度そのものに反対」として同意しない。【野口武則】
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