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http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20081210-438676.html
小泉元首相が「冷静に良識ある行動を」記事を印刷する
麻生太郎首相（６８）の求心力が急低下する中、自民党で９日、「反麻生」と目される中堅、若手議員のグループが相次いで会合を開いた。
党内で、構造改革路線見直しの動きが出ていることを受け、開かれた郵政民営化堅持を求める会には、小泉純一郎元首相（６６）が出席。「これからどういう事態になるか心配だろうが、難局になればなるほど、冷静に良識ある行動をしてほしい」と、意味深なあいさつをした。麻生首相に距離を置く中川秀直元幹事長や小池百合子元防衛相ら６０人が出席。今期で引退表明はしたが、今も影響力を持つ小泉氏を“重し”にして、麻生首相をけん制するのではとの見方が出ている。
反麻生の急先鋒（せんぽう）渡辺喜美衆院議員（５６）ら２５人が出席した会合では「活動のテーマは親麻生、反麻生ではない」との意見も出たが、渡辺氏は途中退席して、民放ラジオに出演。「年末に解散してはどうか」と述べ、早期の解散・総選挙を先送りした麻生首相を批判した。
［2008年12月10日8時1分 紙面から］
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