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【Commons、悲しき自民党、自民党の都合ばかりを優先すると自民党はいよいよ「国民の敵」になっていく】
http://www.asyura2.com/08/lunchbreak14/msg/524.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2008 年 12 月 17 日 22:45:34: 4sIKljvd9SgGs
 

http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20081217-01-1301.html
悲しき自民党
2008年12月17日 The Commons
 麻生総理がテレビに映るたびに自民党は支持を失う。そんな状態が続いているのに本人も周囲も気づいていないのか、総理は週末ごとに地方に赴いてテレビに映り、小泉チルドレンとランチを共にしてはワイドショーにネタを提供する。それが支持率アップのためだと考えているのなら勘違いもはなはだしい。
 
 勘違いしているのは総理だけではない。政府与党からは「景気対策を反転攻勢のきっかけにする」とか、「支持率は間もなく底を打つ」とか、「国民にわかりやすく説明する」とか、そんな言葉が聞えて来る。それを聞く度にまた支持率が下がる。これらの言葉にはまるで危機感がない。その鈍感さにこれが政治家かと驚く。
 
 デフレスパイラルではないが、自民党は既に負のスパイラルにはまり込んでいる。景気対策をしっかりやれば反転攻勢をかけられるというレベルは過ぎた。総理と国民との信頼関係が崩れてしまっているから、そもそも「政策」を説明する前提を消失している。どんな対策を打とうとも麻生総理がやるのでは国民は受け付けない。この状況を変えられるのは「政策」ではなく「政局」である。選挙をやるしかないのだが、麻生総理の下では自民党議員が受け付けないから、一刻も早くリーダーを代えてもらうしかない。それが出来ないなら自民党はもはや政権政党ではない。
 
 かつての自民党であれば10月末に解散を見送った時点で「麻生おろし」が始まっていた。それに麻生総理が抵抗して党内抗争が勃発すれば、分裂状態にならないうちに知恵者が裏で根回しをし、なるべく傷がつかないやり方でリーダーの顔を変え、自民党のダメージを回避した。そうした巧妙さをかつての自民党は持っていたが、今の自民党にはその片鱗もない。
 
 「選んだばかりのリーダーを代える訳にはいかない」などと言っている。一体誰のためのリ−ダーなのか。総理は自民党だけのリーダーではない。日本国1億3千万人のリーダーである。そして自民党議員は総理に雇われている訳ではない。国民の税金で養われている。自民党の都合ばかりを優先すると自民党はいよいよ「国民の敵」になっていく。
 
 間違いだと気づいたら直すのに早すぎる事はない。政治空白を再び作る訳には行かないから、自民党は国民に詫びた上で、時間をかけずに国会議員だけで次の総裁を決めれば良い。そして決めたら速やかに衆議院選挙を行うことだ。国民に信任されない限り政治不信は解消されない。
 
 麻生総理の間違いは国民の審判を逃げたことにある。金融危機を口実に景気対策で誤魔化そうとした。しかしその景気対策が命取りになった。選挙が出来ないほどの危機だと言いながら、選挙のことだけを考えた「バラマキ」を景気対策と言ったので収拾がつかなくなった。本気で危機に立ち向かう気がない事を国民は見破った。だから政権は信頼を失った。
 
 そうなった以上、どんなに景気対策をひねくり回して国民の鼻面にぶら下げても、国民の審判から逃げていては説得力がない。だから次の総理の仕事は何よりも選挙を行うことである。誠実な態度で選挙に臨めば、仮に政権を失っても自民党が死ぬ事はない。いずれ政権に復帰する日が必ず来る。しかし今のような対応を続けていれば、自民党は消滅する。
 
 私は自民党総裁選挙が華々しく行われていた最中に、「自民党破滅へのシナリオ」というコラムを書いた。そこで総裁選挙が「自民党を破滅に導く」と予測した。政治は今そのように動いている。コラムで指摘した事は、代表選挙を見送った民主党と異なり、総裁選挙を実施した自民党は国民の支持を得ると言うが、そうはならない。第一に、政権交代がない時代の自民党総裁選挙は国民の関心事だが、政権交代が近づいている今は、総裁選挙が関心を呼ぶ事はない。自民党は勘違いをしている。
 
 第二に、党首選挙は民主主義と何の関係もない。だから英国などの民主主義国はなるべく党首選挙をやらない。やれば党内分裂を生み出して有害である。国民が参加する選挙に負ければ党首を代えるが、選挙で勝てば党首は代えない。民主党が代表選挙を見送ったのは民主主義の道理に適って正解だが、自民党には分裂の可能性が高まる。
 
 第三に、リーマンブラザースが破綻した時に総裁選挙をやっている暇はない。さっさと総裁を決め、直ちに国会を召集して補正予算を成立させ、速やかに解散すべきだと書いた。しかし自民党の感覚は鈍かった。リーマンブラザースの破綻を「蚊に食われた程度の影響」と言い切り、総裁選挙をダラダラと続けた。テレビに映る時間が長ければ支持率も上がるという錯覚である。
 
 自民党総裁選挙は私の予想どおり国民の関心を呼ばなかった。そして自民党内は分裂含みとなった。選ばれた麻生氏は金融危機に手を打つため補正予算の成立に全力を挙げるかと思ったら、国連総会出席という意味のないパフォーマンスに懸命で、真面目に政治に取り組むタイプでない事がはっきりした。
 
 だから10月初めに「政治家の資質」というコラムで、麻生総理には「総理の資質がない」と書いた。組閣人事と所信表明の内容のひどさ、さらには株価の暴落を口実に解散を先送りしたからである。政治のプロならば金融危機は解散の絶好のチャンスと思う筈である。黙っていても危機は与党に追い風になる。それを見逃したのだから政治音痴もはなはだしい。
 
 何故こんなに政治を知らない政治家が存在するかを考えてみた。おそらく傍流を長く続けてきたからだろう。権力が何かを外からしか眺めてこなかった。外形だけで判断して内実を知らない。だから総理の格好はするが中身が伴わない。権力者は決して自分の心を漏らさないものだ。ところがこの総理はそうではない。つまらない相手にもむきになる。感情を抑える術も知らないが、言葉の重みも分かっていない。
 
 仮に支持率が下がらなくとも自民党の総裁が務まる人物ではなかった。その人物を守ろうとしている自民党に政権政党の面影はない。このところ資質に欠ける人物が総理を務めてきたせいで、自民党の感覚も麻痺してしまっているのだろう。あまりにも悲しい政治の現実である。
 
 最近、麻生総理を最後の将軍徳川慶喜にたとえる話が出回っているがとんでもない。慶喜は徳川家康の再来と言われるほどの明晰な人物だった。将軍に担ぎ出された当初から幕藩体制が続かない事を知っていた。だから無駄な抵抗はせず、権力を朝廷にお返しする事で、徳川家がその後も政治を続けられるように策した。幕藩体制に代わる郡県制を用意して新時代に備える準備もしていた。つまり時代を読む力があった。しかし西郷の謀略で鳥羽伏見の戦いが始まると、内戦を避けるために戦場から逃げ、そのまま静かな隠遁生活に入った。その生き方は麻生総理ではなく、民主党と大連立を策した福田前総理にこそ良く似ている。
 
 ここに来て福田前総理の言った「私はあなたと違って自分を客観的に見る事が出来るんです」という言葉が思い出される。メディアは「逆ギレ」と言って散々馬鹿にしたが、私は素直にその言葉を受け入れた。福田氏は総理就任当初から現在の政治状況を正しく把握していた。だから民主党と対立するよりも協調する道を選んだ。大連立はまさしく大政奉還に匹敵する政治行動である。安全保障政策を大転換する覚悟までした。それ以外に自民党が生き延びる道はないと判断していた。しかし徳川慶喜と同様にその企てはかなえられず、慶喜が江戸開城の2ヶ月前に鳥羽伏見の戦いから逃亡したように、自らも政権を投げ出した。福田氏は自らの立場を客観的に理解していたからこそ政権を投げ出した。それを理解できない「あなた」とは質問をした記者だけではない。現在の行動を見ていると麻生総理の事を指していたのかもしれないと思えてしまうのである。
(田中良紹)

 

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