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「給油新法」の前にこれを知れ!(どーゆーこっちゃ…!! 私は絶対にだまされないゾ)
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投稿者 忍 日時 2008 年 1 月 19 日 13:16:04: wSkXaMWcMRZGI
 

「給油新法」の前にこれを知れ!
テーマ:アメリカを斬る!
オーストラリアのある学者の推計によれば、
空爆による直接の被害者だけでなく、
劣化ウラン弾などによる二次被害の犠牲者を含めると、
米軍の攻撃で命を落としたイラク国民の数は
総計で100万人を突破したといいます。


アフガンにおける死者を含めるとさらに膨大な数になるでしょう。


日本では1月11日に、
親米与党議員による執拗なプロパガンダの果てに、
「新テロ対策特別措置法」を衆院本会議で再議決して成立させましたが、
ムスリムにとっては、
アフガンにおけるタリバン掃討もイラクにおける軍事侵攻も
同じイスラムに対する侵略と捉えられていて、
「アフガンでの作戦に対しては油を供与するが、
 憲法解釈上イラクの軍事行動には協力しない」
などという日本流のけじめのつけ方は
イスラムの人々に対しては何の説得力もありません。


強大な軍事力を誇るアメリカがイラクやアフガンで行ったのは、
丸腰の民間人を効率的に殺傷するのに絶大な効果を発揮する
劣化ウラン弾やクラスター爆弾を使用しての大量殺戮行為でした。


ブッシュの欺瞞を糺すべきであると考える私としては、
そこに住む無辜の人々が、
具体的にどのような悲劇に見舞われているかについて
想像を巡らさないわけにはいきません。


話が突飛な方向へ進んで申し訳ないのですが、
私が日々歴史や哲学などに踏み込んで考察を重ねるのは、
この目で実際に目撃できない縁遠い現実が呈する

‘固有のリアリティ’を把持したいと考えているからです。


「実際に体験できない‘他者のリアリティ’にどこまで迫れるのか」、
それこそが、
私が「真実」を追い求め続ける最大の動機だといえるでしょう。


日々垂れ流れてくるバラエティ番組に洗脳されながらも、
奴隷のような勤労活動に没入させてられている

我々日本国民にも‘固有のリアリティ’があるように、
侵略されたイラクには被侵略者としての‘固有のリアリティ’があります。


そう…、
私が挑む日々の探究活動はすべてこの
「他者に起こった‘固有のリアリティ’をどう追体験できるのか」
の一点にかかっているといっていいでしょう。


家族を持ち、居を構え、子育てに勤しむ…。


そんな平穏な日常を遮り、
ある日突然にマッチョな米兵が
土足で家に上がりこんできて妻や子供に銃口を突き付けたとしたら…。


突然の爆音に目を覚ませば、
空爆によって破壊された瓦礫と
近隣住民の切り刻まれた肉片が視界に広がっていたとしたら…。


そのような殺伐とした状況に置かれたイラクの人々は、
一体どのような‘固有のリアリティ’を生きているのでしょうか?


想像してみて下さい。


家族を養うために毎日勤労に勤んでいるだけなのに、
いきなりライフルで武装した青い目の軍人が家にあがりこんできて、
「お前はテロリストだろう!
 正直に白状しないと、
 妻だけでなく、
 お前の横に寝ている乳飲子も一緒に連行するゾ!」
などと怒号を発しながら、
あなたが36回ローンで購入した大画面テレビや、
自慢のフィギュアコレクションを烈火のごとく破壊し始めたとしたら…。


2003年3月19日にアメリカがイラクに侵攻して以来、
イラク国民はずっとそのような理不尽な現実に晒され続けてきました。


アメリカの発表だけを聞いていると、
侵攻直後の軍事作戦では、

一般民間人には犠牲者を出さずに、
軍事関連施設だけを効率的に空爆で破壊して、
難なくバクダッド制圧に成功したかのように伝わってきますが、
実際には侵攻軍が足を踏み入れたイラク各地で
現地住民による決死の武力抵抗が試みられました。

それに憤慨した侵略軍は、

女性や子供、老人を含む多数の民間人を

強力な殺傷兵器で無差別に殺害してしまったのです。


かつてベトナム戦争でメディアコントロールに失敗したアメリカは、
そういうイラク国民を襲った悲惨な‘リアリティ’を
一切公にしようとはしません。


そして未だにイラク人に主権を返還せずに、
着々とアメリカによる傀儡政権の固定化を進めています。


というより正しくは、
原油のコスト高を避けたかった石油メジャーの言い分を無視して、
イスラエルの尖兵と化しているネオコンの口車に乗せられて、
ブッシュ政権は黙々とイスラエルの国家戦略に従っている
といった方が正確でしょう。


確かに、
ラムズフェルド傘下の軍需産業や
チェイニーの古巣であるハリバートンなどはイラクで大儲けしましたが、
オイル業界を支配する国際コンソーシアムとしては、
ずっとイラクとの友好的な関係(原油取引)を望んでいました。


実際、
イラク攻撃によって破壊された石油関連施設を
侵攻前の水準に戻すだけでも、
200億ドル(約2兆円)ものコストが必要になるとの試算もなされています。


アメリカがイラクを侵攻したのは
石油利権の独占が主な目的ではなくて、
本当はイスラエルの脅威であるイスラムの民衆に、
イスラエルとそれに与する者たちの圧倒的な力を
嫌というほど見せつけるために実行されました。


今後一切イスラエルに逆らえないように、
中東全域に‘軍事力による覇権’を確立したかったのです。


石油利権の論理だけでイラク侵攻を読んでいては、
正しい国際関係のダイナミックスを見失ってしまうことになるでしょう。


本来ネオコン(新保守主義派)というのは、
イスラエルの右派(リクード右派)のアメリカ支部ともいうべき勢力で、
イスラエルのためにアメリカの政策を動かす人々のことを言います。


ブッシュ政権に巣食うネオコンのメンバーは、

チェイニー副大統領をはじめ、

ラムズフェルド元国防長官、

ロドマン国防次官補、

カルリザード・アフガン担当特使、

エイブラムズ国家安全保障会議(NSC)部長、

ドブリンスキー国務次官
現世界銀行総裁であるポール・ウォルフォウィッツ、
現国連大使のジョン・ボルトン、
イスラエルのロビー団体AIPACが絡んだ
スパイ疑惑で辞任したグラス・ファイス
現在起訴されているルイス・リビー、
国防政策委員長だったリチャード・パールなどなど…。


ネオコンの連中は、

ユダヤ主義に基づいた

「選民選良知的エリートによる愚民支配社会こそが理想だ」

という考えを持っていて、

それを実現するための「革命戦争」を起こす過程で、

どれだけ無関係な民間人を虐殺することになっても

一切気に留めることはありません。


如何なる暴力を伴おうとも、

「選民選良知的エリートによる愚民支配には正当性がある」

と心底信じているからです。

彼らネオコンは「米ソ雪解け(デタント)」の時代、
軍事費の削減に困っていた軍産複合体の復活に協力して、
米政界の中枢に入り込みました。


1982年に起こったレバノン侵攻や、
1991年の第一次イラク侵攻(湾岸戦争)は、
「イスラエルの近くに米軍を長期駐屯させ、
 米軍をイスラエルの衛兵として使う」
というネオコンの作戦に基づいたもので、
第一次イラク侵攻の時には、
アメリカがイスラエルに良いように使われることを嫌う
旧主流派の反攻に遭ったために、
サダム・フセインをそのまま放免して

部隊を途中で撤退させたこともあります。


2003年の第二次イラク侵攻は、
湾岸戦争で果たせなかった永年の悲願である
「イスラエルのために、米軍をイラクに駐屯させる」
というネオコンの目標を12年という時を隔てて実現するものでした。


「石油利権の更なる拡大を目論むデヴィッド・ロックフェラーが、
 子飼いのチェイニーを操作してイラク戦争を引き起こした」
と単一的に断定してしまっては、
イスラエルの本質的な脅威を見誤ってしまうことになるのでしょう。


そんなイスラエルのために犠牲となった無辜のイラク人たちは、
一体何のために殺されねばならなかったのでしょうか?


家族4人で食事へ行って、
その帰りの道中でブラック・ウォーターの傭兵に訳も無く銃撃され、
両親を射殺されてしまった幼き少女は、
この先どのように生きていけばいいのでしょうか。


私は、
あの少女の身に起こった理不尽な‘リアリティ’から
目を逸らすことはできません。


 おい…!


 日本人でありながら、
 「アメリカによるイラク侵攻は正しかった。
  イラクの人々だって皆アメリカに感謝している。
  アメリカのイラク侵攻に批判を向ける
  無能な反米主義者には憤りを感じる」
 などとホザく低脳者どもよ、よ〜く聞け!


 お前たちはこの少女たちの前で同じ台詞を口にできるのか?


 一体どれだけの無辜のイラク民間人が
 劣化ウラン弾の放射能やクラスター爆弾の被害に遭って
 命を落としたと思っているのだ?


 大体、
 アメリカは何故イラクを二度も侵攻したのか?


 世界正義のためか?


 イラク民衆を開放するためか?


 よくもそんな程度の理解で国際政治を語っているな?


 アメリカによるイラク侵攻を企画したのは、
 イスラエルの利益を優先するネオコンたちだ。


 そんなことも知らずに親米保守を掲げているのか?

さてでは最後に、
またしても気が重くなるような重大なデータを2,3ご紹介しておきましょう。 


2006年の12ヶ月間に、
イラクの各所に設置された検問所や米兵によるパトロール中に、
429人もの無実のイラク市民が誤射され、
死傷させてしまったとの事実が
米軍内部の統計資料で明らかとなりました。


また、
英日刊紙ヘラルドの報道によると、
イギリス陸軍では2004年以来9,000人以上が脱走し、
現在も1,100人以上が逃亡中であることが明らかにされています。


それにイギリスの国防相も、
2007年に入ってから6ヶ月の間に、
およそ1,300件の脱走兵事件が発生していることを公表。


アメリカ陸軍だけでいえば、
イラク戦争開戦以来約7,000人以上の兵士が
軍を脱走してしまいました。


少しでも良心があれば、
ブッシュ&ネオコンが進めるイスラエル戦略の愚かしさに
気付かざるを得ないのでしょう。


それ以上に、
理不尽に殺される犠牲者たちの‘リアリティ’を目の当たりにした時に、
己が拠って立っている‘義’の正当性を保っていられないのです。


まさに、
ジョージ・ウォーカー・ブッシュは、

イラク国民だけでなく多くの同胞をも窮地へ追い込んだ
アメリカ建国以来最悪最凶の殺人大統領として記憶されることでしょう。


その事実に何の疑いもありません。


 おい!


 「新テロ特措法」成立に向けて、
 「国際貢献」や「テロとの戦い」における正当性を
 繰り返し声高に叫び続けていた
 山本一太や石波茂防衛相を初めとする与党議員どもよ…。


 よ〜く、聞け!


 一体、お前たちの言っている「国際貢献」とは何だ?


 どこのどういう「国際」に「貢献」するつもりなのか?


 お前らが崇め奉っている肝心要のブッシュだって、
 「日本のインド洋での油供与なんてどうでもいいよ」
 と捉えているではないか。


 お前たちが必死で支持しているブッシュの戦争とは
 如何なる正義を持っているのか?


 イラク侵攻の大義名分だった大量破壊兵器だって、
 アメリカ側が一方的に捏造したフィクション(詐欺)だった。


 世界中で「対テロ戦争」の大儀そのものが疑問視されているのに、
 何故未だに「国際貢献」などという絵空事を
 国民の前にひけらかすことができるのか?


 いいか…、
 ブッシュは世界から疑われている。


 そのブッシュに盲目的に追従する行為は、
 日本もブッシュの加担者だと看做される事態を招くだろう。


 少なくとも、ムスリムの人々はそう考える。


 政権与党に巣食う親米ア・ホシュ議員の売国奴どもよ、
 頼むから即刻我々一般国民の視界から消えてくれ!


 お前らがシタリ顔で
 「国際貢献」を口にする姿を見ているだけで虫唾が走る!
 


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いたいので是非、「この投稿に拍手」をよろしくお願い致します。m(__)m



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