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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080202-00000147-mailo-l35
◇会見、集会に熱気
米軍再編の是非などを争点にした岩国市の出直し市長選（１０日投開票）は３日告示される。前市長の井原勝介氏（５７）と、自民党の前衆院議員、福田良彦氏（３７）が出馬を表明しており、一騎打ちの公算が大きい。井原氏は１日、２回にわたって記者会見する一方、福田氏は同市民会館で大決起集会を開き、告示直前の舌戦は一層活発化している。【大山典男】
井原氏は同日朝の会見で「私を替えれば米軍再編は国の思う通りに進むようになる。私が勝てばそう簡単に進まない」と述べ、再編問題が最大の争点と改めて主張した。
さらに夕方にも緊急会見。大阪府知事選に初当選した橋下徹氏が岩国市長選に絡み「防衛政策に関して、自治体が法律上の手続きを使って異議を差し挟むべきでない」と発言し、福田氏に応援のビデオレターを送った点に関し「旧市の住民投票は現在も重い意味を持っている」と抗議した。
一方、福田氏は、前哨戦を締めくくる大決起大会を同市民会館で開き、約２６００人（主催者発表）が参加で催した。
福田氏は「米軍再編は重要なテーマだが、それだけが争点ではない。市民の日々の生活に直結する問題が重要」と述べ「市議、県議、衆院議員を務めた経験を生かして、各省庁との幅広いパイプを使って市の財政再建に努める」と決意表明した。会場では、問題の橋下氏のビデオレターが約２分にわたって流された。
〔山口東版〕
２月２日朝刊
最終更新:2月2日13時2分
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