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(回答先: 中国製ギョーザ中毒：単独で混入困難か 天洋包装工程、３０人以上従事（毎日新聞） 投稿者 新世紀人 日時 2008 年 2 月 09 日 16:07:51)
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/02/09/06.html
「常識的に考えれば毒混入は中国工場」
多数の被害者を出した中国製ギョーザ中毒事件で、町村信孝官房長官は８日の記者会見で、密封されていた袋の内側から有機リン系殺虫剤「メタミドホス」を検出したことに関し「常識的には商品の密封前に混入されたということであれば、現地の工場で（混入した）と、普通考える」と述べ、中国側で混入したと考えるのが自然との認識を示した。
同時に「捜査当局ではいろいろな可能性を考える。まだ慎重に捜査している。現状で断定する状況には至っていない」とも述べたが、町村氏が同事件で中国の関与に言及したのは初めて。同氏は立場上、これまで「事件うんぬんと軽々に言うことは不可能だ」などと述べ、慎重な発言に終始していた。
中国ではこの日、中毒を起こしたギョーザが「天洋食品」で製造されたのはいずれも祝日や休日で、従業員数や製造量が平日より少なかったことが判明。共同電によると、現地の警察当局はこれらの日に包装などの作業をしていた従業員を重点的に調べている。
「メタミドホス」やもう１つの混入殺虫剤「ジクロルボス」は、中国で起きた中毒事件で頻繁に登場。報復などの動機で犯罪の“凶器”に使われたケースも少なくなく、０３年１２月に湖南省衡陽市の学校で、食堂の職員が口論となった責任者への腹いせにメタミドホスをめん類のスープに入れ、学生６７人が中毒症状になるなどした。
[ 2008年02月09日付 紙面記事 ]
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