http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10073159192.html から転載。2008-02-16 19:10:14
gataro-cloneの投稿
ダリノ報道官:米軍基地は招かれてあり、出て行けと言われないからあるのだ!【AFP】
テーマ:軍事問題(集団的自衛権、基地問題など)
AML通信の投稿子がフランスの通信社のAFPによる興味ある記事を紹介している。アメリカのダナ・ベリノ報道官が、こう語ったというのだ。
"The United States, where we are, where we have bases, we are there at the invitation of those countries. I'm not aware of any place in the world -- where we have a base -- that they are asking us to leave. And if they did, we would probably leave."
「米国はどこに居ようとどこに基地を持とうと、それはそれらの国々から招かれてのことだ。世界のどの米軍基地でも撤去を求められているとは承知していない。もし求められれば恐らく我々は撤退するだろう」
ついでにこう付け加えている。
But Perino's comments signalled that Washington does not consider any of its overseas bases to be permanent -- including the half-century presence in South Korea, or the forces stationed in Japan since World War Two.
しかしペリノ氏の発言は、半世紀に及ぶ韓国、或いは第二次大戦以来の日本への駐留も含めて、米政府がいかなる海外基地も「恒久的」とは考えていないとの見解を示したものだ。
そうすると、ダリノ報道官の言が正しいとすれば、日本の場合は米軍基地を誰かが招致した、ということになる。また誰からも退去を求められたり移転を拒否されたりしていない、ということにもなる???!!!
そんなことはないはずだ。岩国では住民投票で艦載機移転に圧倒的反対民意が出ているではないか。沖縄では度重なる米兵の鬼畜とも言うべき所業に対してその都度、全島をあげて米軍出て行けの声が叫ばれているではないか!
また韓国では、米軍基地拡張を阻止しようとする平澤(ピョンテク)住民に流血の弾圧が加えられているではないか!
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http://list.jca.apc.org/public/aml/2008-February/017728.html
[AML 18213] 米政府が「恒久的基地はどこにもない」
fujitanihideo fujithid at yahoo.co.jp
2008年 2月 15日 (金) 04:33:35 JST
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相模原の藤谷です。
イラクで苦況にあるブッシュ政権はイラクでの居座りの企図を指摘されて、どの基地も求められれば多分撤去する、と言っています。本心とは思えませんが舌を滑らせただけ、という程度を越えた発言のようです。AFP(フランス通信社)が伝えています。大略以下の通りです。
http://afp.google.com/article/ALeqM5hllWA4j60xVGxj2eebz0ixvSCHZg
AFP
US: No permanent bases anywhere in the world
米政府「恒久的基地は世界のどこにもない」
ワシントン(AFP)
イラクの米軍基地をめぐる厳しい論議のさなか、ホワイトハウスは13日、(キューバのグアンタナモ湾は別として)海外のいかなる米軍基地も恒久的なものとは考えていないと表明した。
米国はどこに居ようとどこに基地を持とうと、それはそれらの国々から招かれてのことだ。世界のどの米軍基地でも撤去を求められているとは承知していない。もし求められれば恐らく我々は撤退するだろう、とダナ・ペリノ報道官は述べた。
グアンタナモ湾についての質問には彼女は「それは勘定外だと申し上げる」と答えた。1903年に最初にその地域を米軍基地とした条約に関しては、有効性と期間について米国とキューバは争っている。
米軍のイラク駐留期間に関する苦しい選挙戦での論議で、戦争批判者から米国は永続的駐留を企てていると非難されている中でこの発言は出た。
これまでブッシュ大統領の側近達は基地は「恒久的施設」とは言えないとして、戦乱に疲弊したこの国の政府はいつでも米軍に撤退を求めることが出来ると論駁していた。
しかしペリノ氏の発言は、半世紀に及ぶ韓国、或いは第二次大戦以来の日本への駐留も含めて、米政府がいかなる海外基地も「恒久的」とは考えていないとの見解を示したものだ。
かねてからコンドリーザ・ライス国務長官とロバート・ゲイツ国防長官は、ワシントンもバグダッドの政府も米軍の永久基地は望んでいないとして、イラクに関する懸念を和らげようとしていた。
ワシントンポスト紙の二人のコラム記事は2003年3月の米国主導の侵攻によるサダム・フセイン打倒のほぼ5周年を控えて、米国とイラクが永続的な戦略的関係構築のための会談の準備をするなかで掲載された。
「イラクでの恒久的基地を正当化するものは何もないであろう。我々もイラクも望まないことだ」と書いている。
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藤谷 英男
FUJITANI, Hideo
e-mail: fujithid at yahoo.co.jp
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