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宇宙太陽光発電 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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投稿者 新世紀人 日時 2008 年 2 月 28 日 14:34:56: uj2zhYZWUUp16
 

(回答先: 宇宙の太陽光をレーザーに変換、エネルギーとして使う技術が登場 投稿者 新世紀人 日時 2008 年 2 月 28 日 14:30:27)

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宇宙太陽光発電
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宇宙太陽光発電(うちゅうたいようこうはつでん)とは、宇宙空間上で太陽光発電を行い、その電力を地上に送るという発電方法である。別名マイクロ波発電。


宇宙太陽光発電衛星の想像図目次 [非表示]
1 概要
2 歴史
2.1 1960-1980年代
2.2 1990-2000年代
3 長所と短所
3.1 長所
3.2 短所
4 今後の計画
4.1 米国
4.2 日本
5 脚注
6 関連項目
7 外部リンク


[編集] 概要
宇宙太陽光発電は、宇宙空間上にある太陽光発電衛星と地上の受信局によって行われる。衛星軌道上に設置された施設で太陽光発電を行い、その電力をマイクロ波又はレーザー光に変換して地上の受信局(構想では砂漠又は海上に設置される)に送り、地上で再び電力に変換するという構成になっている。

地上と宇宙空間での太陽光発電の効率を比較した場合、約10倍程度宇宙の方が有利であり、この方法が現実となれば、ほぼ24時間365日にわたって太陽光発電を利用できることとなる。


[編集] 歴史

[編集] 1960-1980年代

1976年の発電衛星構想図 (NASA)1968年にアメリカのピーター・グレイザー博士により初めて提唱された。その後、オイルショックをきっかけとして1977年から1980年の間にNASA(米国航空宇宙局)とDoE(米国エネルギー省)により構想検討が行われた。この検討においては、アメリカ合衆国全土の全電力を賄うために、発電性能500万kW、総重量約5万tの超巨大衛星を静止軌道上に年に2機ずつ、合わせて60機程を打ち上げることが計画された。しかし、この研究は技術的に欠落した箇所がないとされながらも、財政の緊縮方針により凍結されることとなった。


[編集] 1990-2000年代
1990年代に入ると日本における研究活動が活発化し始め、旧宇宙科学研究所(現宇宙航空研究開発機構)を中心とした大学及び国立研究所の研究者により1万kW規模の電力の発電が出来る宇宙太陽光発電「SPS2000」の概念設計が行われ、基本的な技術の研究が進められていた。同じ頃に旧通商産業省工業技術院のニューサンシャイン計画の一環として、100万kW規模の電力の発電が出来る宇宙太陽光発電の構想検討が行われた。又、マイクロ波送電の試験として1992年にMILAX飛行機による試験が行われた。これは、飛行機の飛行に必要な電力をマイクロ波により供給するという試験である。翌年の1993年にMILAX試験で開発された技術を用いてISY-METSロケット試験が行われた。この実験は宇宙空間においてのマイクロ波電力伝送を行うものであった。


1990年代後半に検討された発電衛星(サンタワー)構想図 (NASA)1990年代後半に入ってアメリカでの活動が再開され、「Fresh Look」と言われる検討が行われた。その結果、「宇宙太陽光発電は最新の技術を持ってすれば実現可能であり、既存の発電システムと同じ位の発電単価を実現できる」とする報告を受け、アメリカ合衆国の議会はNASAに対して数十億円程度の予算を付け研究開発を開始した。又2004年1月14日にブッシュ大統領が演説・発表した新宇宙計画においても、有人火星探査に関する研究の一環として宇宙太陽光発電の研究開発が進められている。

一方日本においては、1998年から旧宇宙開発事業団(現宇宙航空研究開発機構:JAXA)が調査と研究を進めている。また、経済産業省でも2000年度より検討が開始された。政治サイドの取組みとしても、開発を推進するための「宇宙エネルギー利用(宇宙太陽光発電)推進議員連盟」が2003年2月27日に結成した。

欧州では1999年よりInvesting in Spaceプログラムの一環として宇宙太陽光発電に関する研究が行われている。


[編集] 長所と短所

[編集] 長所
従来の発電方法に比べて発電量が多い。
環境汚染を引き起こさない。
資源の枯渇の心配が無い。

[編集] 短所
エネルギーが強大なため、送信ミスやテロリストの占領によって建造物などの破壊が起きてしまうのではないかと懸念されている。
国家による故意の軍事転用、というより軍事目的を隠蔽するための方便として名目上の「発電衛星」が建設されるのではないかと懸念されている。[要出典]
大気の状態によっては、送信されたエネルギーが吸収・減衰して発電量が激減する。また、それに伴う気象・環境への影響も未調査である。
特にマイクロ波の場合、野生動物(特に渡り鳥)の生態に悪影響を与える可能性が懸念されている。

[編集] 今後の計画

[編集] 米国
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[編集] 日本
宇宙航空研究開発機構の総合技術研究本部の研究チームによれば、2020-2030年の間の実用化を目指し研究中であり。100万kW級の実用システムを2020-2030年頃に実用化するために、マイクロ波による電力送電方式の部分試作実験、太陽光を直接レーザーに変換をする研究とNASAリファレンスシステムに代わる方式の検討などが積極的に行われている。

2007年に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から研究委託されていたレーザー技術総合研究所、大阪大学レーザーエネルギー学研究センターの研究グループが、太陽光をレーザーに効率よく変換する技術の開発に成功している。開発されたのは神島化学工業製のセラミック増幅器で、レーザーへの変換効率は42%となっている[1][2]。


[編集] 脚注
^ 宇宙の太陽光をレーザー光に変換、地上へ 阪大など開発 朝日新聞2007年9月4日
^ 毎日新聞2007年9月4日朝刊3面

[編集] 関連項目
太陽光発電
宇宙開発
宇宙移民
発電
太陽光発電衛星(英語ページ)

[編集] 外部リンク
宇宙航空研究開発機構の総合技術研究本部の宇宙太陽光発電(太陽エネルギー利用)研究チーム
Google検索 宇宙太陽光発電

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