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(回答先: 「洞爺湖サミット」を対テロ戦争協力に利用する目的で危機感を煽る為…「調査捕鯨船にまた薬入り瓶 抗議船妨害」 投稿者 新世紀人 日時 2008 年 3 月 08 日 17:33:40)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080308k0000e040083000c.html
洞爺湖サミット：警備の経験者総動員 現役ＯＢがワザ伝授
招集された方面機動隊。指導するのは安保闘争などを知る機動隊ＯＢだ＝警視庁提供 今年７月の北海道洞爺湖サミットに向け、警視庁警備部がベテラン世代の警備ノウハウの活用に乗り出している。要人警護を担当する警護課は、００年の九州・沖縄サミット以来となる「現役ＯＢ」を招集。テロ警戒にあたる機動隊も、学生運動や安保闘争を経験したＯＢが若手の指導にあたる「アドバイザー制度」を導入した。警視庁は、豊富な経験を生かして、サミット会場の北海道や首都・東京の大規模警備を乗り切る構えだ。【棚部秀行】
「状況を判断しつつ生命を守る。国賓の車のドアの開け方をマスターするにも数年かかる」（警護課幹部）
来日する首脳の「動く壁」となるのが、民放ドラマでも活躍が取り上げられたＳＰと呼ばれる警護課員だ。車列や宿舎など警護の形態に応じて陣形も変わり、国ごとに警護のやり方も異なる。技術と経験が求められるうえ、一部首脳の東京滞在も予想され、北海道と東京の二手に分かれた警護態勢が必要だ。
こうした課題を解決するために投入されるのが、警護課を経験して都内各地の所轄署に散っているベテランだ。招集は九州・沖縄サミット以来８年ぶり。各府県警からの応援要員とともに数カ月前から北海道入りし、統一した要人警護の中心的役割を果たす。
もうひとつの課題が、東京でのテロ警戒だ。警視庁は機動隊員約３０００人の約半数の派遣を予定しているが、残りを補う切り札として、０２年のブッシュ米大統領来日以来となる「方面機動隊」を招集した。有事に備え、各署の交番や交通担当の若手を中心に登録されている「臨時部隊」で、テロの標的になりやすい大規模集客施設などの警戒に当たる。
しかし、近年はデモ隊との衝突や暴動がなく経験不足が指摘される。警備部は、６０〜７０年代の荒れた現場を踏んだ機動隊ＯＢの現役警察官をアドバイザーに任命。昨年１２月から全９６署で約３００人が訓練指導にあたっている。東大安田講堂事件や連合赤軍による浅間山荘事件など当時の映像を編集した教養ビデオも作成し、警備用の盾の使い方などの実践や現場指揮をめぐるワザを伝授。警備部幹部は「オール警視庁でサミット警備を完遂したい」と話している。
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