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白川勝彦:“権利のための闘争”としての暫定税率 = 永田町徒然草
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投稿者 ダイナモ 日時 2008 年 3 月 20 日 08:27:22: mY9T/8MdR98ug
 

永田町徒然草 No.744

今日は春分の日である。お休みという方も多いのではないだろうか。春分の日といっても私にはピンとこないのであるが、“春の彼岸の中日”というとピンとくる。この日がくると、私の実家には叔母や姉たちが集まり、炬燵(こたつ)で夜遅くまで嫁の苦労話をしたものである。小さい時これを私は夜遅くまで聴いたものである。叔母たちはすでにすべて鬼籍に入っているが、姉たちはまだけっこう元気に頑張っている。

私の家は女が多かった。父の兄弟姉妹は、男3人(ひとりは若くして他界)女4人であった。私の兄弟姉妹は、兄は1人で7人は姉である。私は9人兄姉の末っ子である。私が小さいころ叔母や姉たちの苦労話を聴いたとき、嫁いでいた姉たちは4人くらいであった。女たちが7〜8人も集まってする話には迫力があった。昔は姑(しゅうとめ)が嫁いじめをしたようである。私が子供のころ、祖母(私の母にとっての姑)はすでに他界していた。私は姑と嫁の確執を私の家で見たことはなかった。

叔母や姉たちの苦労話は、今や昔である。それを思い出しながら書き連ねてみても、詮無いことである。ただこういう話を聴いたことがある私には、橋田壽賀子の「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」の嫁いびりは作り事と思えないのである。戦後変わったのは男と女の関係だけではない。姑と嫁との関係も著しく変わったのである。憲法が変わったのは昭和22年からであるが、これが個々の家庭で変わっていったのは20〜30年後であった。憲法が変わっても、社会の実態が変わるにはそのくらいの時間がかかるのである。

しかし、定着していない実態を変えるにはそんなに時間がかからないようである。労働実態の変化は凄まじい。派遣労働者やパート労働者の勤務実態や労働条件は、戦前のそれに戻りつつあるようである。戦後の労働運動で形成されてきた労働慣行は、急速に後退している。警察の人権侵害も目に余るのが実情である。特に最近の職務質問の実態は、戦前の“オイコラ警察”のやり様とあまり変わりがない。官僚の尊大さもあまり変わっていない。“慇懃無礼”で、言葉遣いややり方が丁寧になっただけである。本質は何も変わっていない。

イェーリングの『権利のための闘争』は、わが国ではいまも必要である。道路特定財源の暫定暫定税率の廃止を求める運動は、租税の分野におけるわが国民の“権利のための闘争”なのである。自公“合体”政権の暫定税率延長の言い分は、すべて“為にする屁理屈”である。この3ヶ月間このことを嫌というほど論駁(ろんばく)してきた。自公“合体”政権はそれでもまだ“為にする屁理屈”を厚顔無恥に繰り返している。権利のための闘争とは、賽の河原の石積みのような根気が必要である。私のWebサイトを読んでいるとクドイと感ずることがあると思うが、そういうことだからご容赦願いたい。

即写寸言にタイで撮った写真をupdateした。ホームページのアクセスカウンターが200万ヒットを超えたとき、政権交代は実現すると私は予言した。だからといっても、ホームページにアクセスしなくても永田町徒然草はみれる。ホームページにわざわざアクセスして貰った方にその意味がなければ、アクセスを希望することはできない。そんなに雑誌等に投稿する記事がある訳ではない。私が独自に作れる記事は即写寸言のアイテムである。だから今後は即写寸言をもっとupdateしたいと思っている!!

それでは、また。


 

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