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トヨタ（経団連）のやり方に対する衝撃的な記事【中日新聞】
http://www.asyura2.com/08/hasan56/msg/523.html
このシリーズが反響が凄かった、という記事が載っていました。この記事を読んだトヨタ関連の人からの投稿もあります。
全文はこちらで（紙面からネットへの移行という事で、サイトには広告があります。全文をここで読んでしまうのは、マナー的にどうかと思うので、そう心がけています。書いたのは中日新聞の方なので。依然としてマスコミはマスゴミだと思っていますが。今までやってきた偏向報道への不信は簡単には消えません。）
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/yui_no_kokoro/list/200806/CK2008060802000208.html
トヨタの周辺を舞台に、２２回にわたって連載した「結いの心−市場原理と企業」。厳しいコスト削減の中で下請け企業の心が離れていく現実や、企業社会の中での「つながり」が希薄になっている実態に、多くの方から反響があった。強い者こそ「公平性を」、勝てる者こそ「情け深さを」と人々は求める。トヨタにとどまらない現代の企業社会に広がる殺ばつとした風潮。問題提起の声を、２回に分けて掲載する。
◆下請けとの格差は臨界点
私はトヨタの二次下請け会社に勤めています。トヨタは日本一、世界有数の企業になって、手本にしなければならないことの方が圧倒的に多い会社です。しかし、コストの削減のみをひたすらに追求して、ブレーキやハンドルを操作する意思のない、暴走する巨大な機関車のような気がするのです。
トヨタ本体と、その下請け会社との利益格差が臨界点に達しているような気がします。トヨタに逆らえば、その存在さえも危ない企業が多いこと、親会社に苦情の一つも言えないことが、トヨタ本体にはどれだけ分かっているのでしょうか。利潤は無視してでも、製品を納めなければならないのです。。。（浜松市、５０代女性）
◆コスト削減 内職まで徹底
連載を読み、「やっぱり、初めのころの技術者の方たちは、そう思っているんだ」と思いました。以前にトヨタの下請けの末端で内職の仕事をやっていました。部品の１つを仕上げても１円以下、時給にしてせいぜい５００円程度。でも、トヨタの車の一部に携わる、何となく技術者になった気分で頑張っていました。
〜中略〜
世界のトヨタの末端はこんな待遇を受け、その上でトヨタは利益を上げているんだと、平凡な主婦でも実感しました。トヨタは目をどこに向けているのか。小さいころ、友達が「うちのお父さん、クラウンを造ってるんだぞ。すごいだろ！」と自慢げに言っていたころが、懐かしく感じます。明るい未来のトヨタと地域のため、大事なものに気付いてほしいです。（愛知県、４０代女性）
◆外注を尊ぶ姿勢保ちたい
何のための利益なのか、何のための繁栄なのか…。私たちは何を喜びとして、また希望として働くのか。常々、自分自身にも、また従業員にも問い掛けています。安くて良い物を買い付けるのが大切であることは、言うまでもありません。
〜中略〜
弊社も若干ながら外注していますが、担当者には「やっていただいている」という気持ちを持つように指導しています。今後もその姿勢を保てるよう戒めたいと思います。（三重県、５０代町工場経営男性）
◆過去最高益 なぜ還元せぬ
トヨタ系の仕事も多い会社に勤務してます。トヨタの例年のコスト削減はむちゃとしか言いようがありません。
〜中略〜
過去最高の利益をなぜ、苦しむ下請けに還元しないのか。トヨタが利益を出したと聞くたび憤りを感じます。（岐阜県、４０代下請け従業員男性）
以下略。
コメント
これも相変わらず、中日新聞という東海地方の人しか見れないようなので、紹介します。
この記事だけを見れば、主要マスメディアの一部がジャーナリズムを復活した、と言ってもいいです。ただ、依然として他の点でおかしな事が多すぎます。この記事にある様に、
アメリカ・ニュース報道の危機
「利益第一主義の弊害」 姉葉大作 日時 2007 年 10 月 28 日
http://www.asyura2.com/07/war97/msg/513.html
「報道の娯楽化とブログの攻勢」 姉葉大作 日時 2007 年 10 月 28 日
http://www.asyura2.com/07/war97/msg/511.html
＞＞「誰も触れたがらない問題を掘り下げ様とする事が記者の仕事です。それが一流の
＞＞記者というものです。」
＞＞かつて記者は英雄でした。しかし、人々はマスコミをひどく軽蔑しています。
と、一番最初に言われているように、マスメディアは腐敗していきましたので。元々、腐敗していたんでしょうが、ネオコン支配になって、０５年くらいから特にひどくなったと思います。そして日本でも本当に人々はマスゴミと軽蔑し、離れていくようになりました。今後どうなっていくかは、マスコミ次第です。
反響だったという事で、自分はネット以外であまり良い情報を広げる手段がなく、ネットでは貢献させてもらいますので、現実で交友関係の広い方は、現実でクチコミによって良い情報を広めていただけると嬉しいです。
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フォローアップ:- 追記：本文の以下略 の部分も良い記事なのでお勧めです。地域通貨と紙幣の循環（需要減退のヒント）について参考に（本文なし） ブッダの弟子 2008/6/08 16:59:40
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