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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080707-00000013-gen-ent
久間元防衛相（67）に、また疑惑が浮上した。明らかな仕手株を講演で“推奨”したのである。
問題になっているのは、東邦グローバルアソシエイツという住宅建設会社。今年4月に「千年の杜」から社名を変更しており、その前は「キーイングホーム」という名前だった。
「東邦グローバル株は、今年1月18日に19円だったボロ株です。ところが、その直後から株価は上昇を始め、2月21日には501円をつけた。仕手戦が仕掛けられたわけです」（兜町事情通）
東邦グローバルは、2014年に冬季五輪が開かれるロシアのソチ市に人工島を建設する計画を打ち出している。しかし、「08年3月期に51億円の経常損失を計上するなど赤字続きの会社が、2000億円とも3000億円ともいわれる巨大プロジェクトを本当にやれるのか」（証券アナリスト）といぶかる声は多い。大阪証券取引所も、人工島案件を含めて「情報開示に問題あり」として、2度にわたって改善報告書の提出を求めている。ところが、久間元防衛相は、2月中旬に都内で開かれた「露日投資フォーラム」で「人工島ができれば日露友好に役立つ」と挨拶。東邦グローバル株を煽ったのだ。
この一件は2日の日本テレビ「NEWS ZERO」でも報じられたが、久間元防衛相は「私は株を売ったことも買ったこともない」と弁明した。
東邦グローバル株は現在110円台。あまりにも怪しい政治家だ。
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