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<証拠隠しと証拠ねつ造>布川事件特別抗告 『恥知らずな検察』【東京新聞】
http://www.asyura2.com/08/senkyo52/msg/129.html
投稿者 gataro 日時 2008 年 7 月 23 日 10:16:53: KbIx4LOvH6Ccw
 

http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10119151369.html から転載。

2008-07-23 09:31:17
gataro-cloneの投稿

<証拠隠しと証拠ねつ造>布川事件特別抗告 『恥知らずな検察』【東京新聞】
テーマ:日本の司法

検察というものはどのような真実を突きつけれらても、自分たちの組織のメンツを保つためには認めない。そのことが今回はからずも満天下にさらされることになった。検察による「布川事件特別抗告」である。東京地裁、東京高裁で検察の言い分はすでに完膚無きまでに粉砕され、二度にわたって再審開始が認められている。それほどまでに検察の証拠隠しと証拠ねつ造は破廉恥きわまりないものであった。

それだけに、いかに最高裁が権力迎合機関といえども、この「特別抗告」だけは認めないものと思われるし、そうでなければ司法に対する国民の信頼は地に落ちるだろう。

【関連エントリー】

<たたかって必ず再審を!>布川事件再審、14日に判断=40年前の強盗殺人−東京高裁【時事通信】

布川事件 東京高裁再審決定【NHKニュース】

【関連ビデオ】

【裁判】布川事件 東京高裁も再審支持 20080714
http://jp.youtube.com/watch?v=gdB3Kb9TSew

【事件のその後9】逮捕から41年 布川事件 20080717(前半)
http://jp.youtube.com/watch?v=sBM-KaN4Aj0

【事件のその後9】逮捕から41年 布川事件 20080717(後半)
http://jp.youtube.com/watch?v=_PK_pH_pK5Q

=============================================

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008072302000095.html

【社会】
【関連】布川事件特別抗告 『恥知らずな検察』(東京新聞)
2008年7月23日 朝刊


特別抗告を受け、記者会見する桜井昌司さん(左)と杉山卓男さん=22日午後、東京・霞が関の弁護士会館で


 開きかけた「再審の扉」は再び閉じられてしまうのか−。茨城・布川(ふかわ)事件の再審開始を認めた東京高裁決定に対し、東京高検は期限ぎりぎりの二十二日、最高裁への特別抗告で応じた。元被告で仮釈放中の杉山卓男さん(61)と桜井昌司さん(61)は「検察の悪あがきだ」「自分たちの組織のことしか考えていないのか」と検察側の姿勢を厳しく批判した。 

 同日夜、東京・霞が関の弁護士会館で会見した二人の顔には、余裕の笑みさえ浮かんでいた。「『恥知らずな検察官』の一言。最高裁で完膚なきまでにたたきのめす」。落ち着いた様子で杉山さんはそう語った。

 桜井さんが「(高裁決定で)事実誤認と言われた本人が、事実誤認を理由に抗告するのか」と続けると、会場に集まった支援者らからは拍手と歓声が起こった。

 十四日の高裁の再審決定を受け、桜井さんには無実が事実上認められたとしてわき上がる喜びと、検察側の特別抗告で再審が遠のくかもしれないというやり切れなさが交互に押し寄せたという。

 茨城県内の自宅に戻ると、祝福の声が留守番電話に何件も入っていた。

 地元で世話をしてくれた人たちにあいさつに回ると、二〇〇五年に水戸地裁土浦支部で決定が出た時とは反応が違った。心の底から無実を信じてくれているように感じた。

 「やはり、高裁の決定には重みがあると思った」。しかし、やがて検察側が特別抗告すると一部で報道される。「やれるならやってみろ。とことん闘ってやる」。そう自分に言い聞かせた。

 特別抗告の報告を受けても笑みすら見せた桜井さん。「最高裁と最高検。相手にとって不足はないという気持ちになってきた」と言葉に力を込め、新たな舞台へと気持ちを移していた。

『再審』覆す立証困難か

<解説> 布川事件の再審請求をめぐり東京高検が特別抗告に踏み切ったことで、逮捕から約四十年を経て元被告が待ち望んできた結論は再び先送りとなった。

 再審決定は「自白頼み」の捜査の危うさを突きつけたが、検察側は「最高裁まで厳密に調べて出した判決を覆せる明白な証拠と言えるのか」(幹部)と弁護側提出の新証拠の真価について判断を最高裁に委ねる構えだ。

 しかし、検察側は東京高裁の抗告審で新証拠への具体的な反証はできなかった。特別抗告審でも二度の再審決定を覆すだけの立証は困難とみられる。

 再審決定は、自白の録音テープに中断の跡があることなどから自白が誘導された可能性を指摘し、冤罪(えんざい)を生みやすい捜査手法だったことを示唆した。

 検察側は「中断があれば誘導と推認されるのか。論理に飛躍がある」と再審決定に異議を唱えるが、具体的な反証がなかったことを考えれば説得力はない。

 裁判員制度の世論調査で、裁判員に選ばれた際の不安で最も多かったのは「判決で被告人の運命が決まるため責任を重く感じる」との答えだった。仮に検察側が自らの立場を守るために特別抗告したのだとすれば、国民の司法への信頼は大きく損なわれることになる。 (寺岡秀樹)


 

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