| Tweet |
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=504118&log=20081008
■2008/10/08 (水) 経済は崩壊寸前：今こそ日本が世界を救う時 １
時間が無くて投稿できなかった。
9/20の話に戻りますが、
「日米欧、ドルを緊急供給 米危機対応で19兆円。日銀は米連邦準備理事会（ＦＲＢ）と総額600億ドル（約6兆3000億円）の通貨スワップ協定を結び、外国銀行を含む金融機関に直接ドルを貸し出す（日経抜粋）」
というニュースが流れた事は覚えておられるでしょうか。
9/30日にはこれでも間に合わず「日米欧中央銀、ドル供給65兆円に倍増 金融危機の欧州波及で」（日経）、と供給量がエスカレートしました。
このような、実態に結びつかない帳簿の付け替えのようなことをいくら繰り返しても、今回の危機は絶対に乗り越える事は出来ません。
日本でのバブル崩壊の対応でも証明されています。
であるにもかかわらず、国民を無視した個人的友情関係とも言うべきアメリカの政策に乗って過ちを犯している。日本のみならずアメリカも不幸にしていることを理解していない。
何度過ちを繰り返しても、実体経済の中で汗をかいた事が無い日銀連中やエコノミストが考えるとこのようなことになってしまう。
日本国民を守るための国家戦略がまったくなく、国民をないがしろしている。
今起きている問題は、過大なドル供給によってもたらされたことが最大の原因。
サブプライムの問題は、行き場がなくなったドルが投機マネー化した結果にあって原因ではありません。
現物取引とは無関係の原油、穀物といった先物取引、ＦＸなど、金融工学とやらの理論を競ってゼロサムという、リスク性が極めて高い金の奪い合いを許す環境を過剰なマネーによって作ったことにある。
竹中が日本にもたらしたものとは、このようなことである。
皆さん今回日銀がとった日米欧強調によるスワップに疑問を持ちませんか？
日本は、外貨準備高は今でこそ世界2位ですが、つい最近まで1位だったのですよ。
わざわざアメリカからドルを調達する必要性は全くありません。
財務省から調達すれば済む問題であり、紙切れドルを減らせる絶好のチャンスだったのです。
何度かこれまで言った様に、アメリカは自国通貨ドルを守るため（市場介入のため）の外貨が無いのです。だから円を供給したのです。
日銀は奇麗事を言っていますが実態は、日本がアメリカのリスクを肩代わりしてドルを購入し円をアメリカに与えたのです。
これにより、必ず、何れ歪が起きます。だれが責任を取るのでしょうか。
■2008/10/08 (水) 経済は崩壊寸前：今こそ日本が世界を救う時 ２
アメリカが犯した罪は償ってもらう必要がありますが、かといって大混乱を起こす事は、人を不幸にするため、なんとか回避しなければいけません。
方法は、経済の崩壊を一気に起こし、ご破算で願いまして、とするか、経済を通貨供給量に見合った量に拡大するしか無いと思っています。
ご破算は人を不幸にするので、避けなければいけませんが、もう瀬戸際にあると思っています。
これまでに何度と無く言ってきましたが、必ず、取引にはプラスとマイナスが存在します。
簿記で言うところの貸借です。
現在のアメリカでは、貸し手が現れず、資金調達の市場が完全に停止、麻痺している状況にありますが、お金が無いわけではありません。
刷りまくったお金は、誰かが持っています。出さないだけです。
お金が無くなったわけではなりません。
Dowが暴落して一日で数百兆円失われた、と言っていますが、お金は消えているわけではなく、株を売って株式市場からはお金が消えましたが、誰かが持っているわけです。
このようなニュースが流れると一般的には騙されて、どうしようかと右往左往します。
騙されないようにしてください。
信用不安が起きると疑心暗鬼の状態になり、誰もが換金、引き出したお金は手元に抱きかかえ出さない。
そうすると政府、中央銀行は何とかせねばと、先進国では政府が担保となる債券（国民が負担）を発行し中央銀行がお金を刷りまくって市場へ供給する、という具合になります。
こうして、政府（国民）の借金が増加し、本来、十分なお金が供給されているにもかかわらず、抱え込んだまま出さないために、中央銀行が刷りまくって供給する必要が無かった金が出回ることで、インフレへと突き進むことになる。
資金の調達や引き揚げで現在は一時的にドルの需要がありますが、ドルの信任が完全に失われ、超過剰気味と判断されているドルは、これから自然の理として、狂騒的なドル売りが始まる可能性があります。
私は、最近までドルは60円程度まで下落すると思っていましたが、ドルは40円以下になってもおかしくは無い、と思えるようになってきました。
ドル暴落の引き金を待っている状態です。
しかし、このようなドルを売って円を買うといった行為も帳簿の付け替えをしただけなので、なんら解決にはなりません。
■2008/10/08 (水) 経済は崩壊寸前：今こそ日本が世界を救う時 ３
回りくどい事はやめて、今回の危機に対して効果的な役割を日本が果たすのなら、私なりの考えを言うと、何度も言っているように日本が保有するドルを使うことです。
とにかく、保有する外貨ドルをアメリカに対して使うことです。
日本国内の道路、空港をアメリカへ発注しても良いし、穀物、油などモノをアメリカから購入することも良いことです。持っててもなんら価値が生まれない紙切れからモノに価値転換することです。
こうすれば、アメリカ経済が潤い、日本も潤うことになります。
日本がバブル崩壊した時、金を抱きかかえ誰も使おうとしないしなかった。
これにより、デフレといわれる事態を招いた。
しかし、今回は日本が助けることが出来ます。しかも、日本も潤う。
自分の身を捨ててでも、貧乏であっても世のため人のためにつくした武士道精神を持ち合わせる日本人なら、所詮、紙切であるお金を役立てることになんら躊躇うことはないはずです。
日銀や財務省など机上で実体経済をいじくることが出来ると勘違いしている連中にまかせると帳簿の付け替えばかりでなんら解決にはなりません。
市場に資金供給するといった、誤ったお金の使い方（帳簿の付け替え）といった犯罪的行為を止め、本来のお金の使い方に戻るべきです。
※誤字脱字があったら、勘弁してください。
▲このページのＴＯＰへ HOME > 政治・選挙・ＮＨＫ54掲示板
フォローアップ:- 為替スワップのリスクを書きましたが ブッダの弟子 2008/10/08 04:51:47
(0)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。