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三浦和義氏の死と共謀罪の影
共謀罪 / 2008年10月13日
2003年から愛用してきた親指シフトの特製モバイルＰＣがスイッチをいれてもウンともスンとも言わなくなってしまった。1983年から日本語の入力は、富士通開発の親指シフトで打っているので、珍しくどこどこを2日間お休みしてしまった。ローマ字で打つと、信じられないほど遅いので、文章の中身も薄くなる。親指シフトなら1200字を15分から20分で打つことができて、国会の合間に頻繁に更新してきたのも親指入力環境があったからだ。
一昨日、ロスに移送された三浦和義氏が自殺したと報道された。日本の司法判断で無罪となった元被告が、殺人罪では一時不再理とするが日本に存在しない共謀罪で訴追しようという動きが始まったところだった。サイパンで三浦氏を拘束してロスへの移送を要求したロス市警は、当初から共謀罪による訴追と処罰を公にしてきた。ロス市警による執念の捜査と報道されてきたが、私には小さな疑問が宿っていた。共謀罪をアピールする意図が隠れていたのではないかと感じてきたのである。共謀罪は、御存知の通り私たち野党が国会で徹底して審議して問題点を指摘して、成立を阻んできている。誰もが知っている有名事件で無罪に終わった三浦氏を共謀罪なら処罰出来るという物語によって国民の共謀罪への教育効果を期待していた関係者がいたと想像する。
しかし、三浦和義氏の死という誰もが想像しない結果となった。自殺と報道されているが、まったくその兆候はなかったと関係者は言っているようで今後の推移を見守りたい。共謀罪についても、犯罪行為では無罪でも、共謀罪なら有罪に出来るとう日本にない概念であり、テロ対策の特別法ではないことが明らかになった。本当は詳しく書きたいが入力に手こずるので今日はこの辺にしておきたい。
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