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もう一度だけ書く。田母神暴言は更迭だけではすまない深刻な問題である(天木直人のブログ)
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投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 11 月 04 日 12:23:09: twUjz/PjYItws
 

http://www.amakiblog.com/archives/2008/11/04/#001218

2008年11月04日
もう一度だけ書く。田母神暴言は更迭だけではすまない深刻な問題である


 その後次々と明らかにされる田母神前航空幕僚長の論文事件を見るにつけ、この問題の深刻さを思わずにはいられない。

 そのいちいちを書き連ねていく事はばからしく、腹立たしいのでやめておくが、私がもっとも驚き、深刻であると考えるのは、田母神前航空幕僚長の暴走をいさめる事ができず、今回の事件が大騒ぎになってさえもなお彼を厳しく懲罰できない防衛省や、この国の政治力の弱さについてである。

 田母神前航空幕僚長は同様の考え方を空自幹部らが購読する雑誌「鵬友」に数年前から寄稿し、隊員にも政府見解と異なる歴史観を投稿するよう進めていたという(11月3日朝日)。

 今度の懸賞論文事件にしても、多数の自衛官が応募している事が明らかになった(11月2日毎日)。

 おまけに11月4日の産経新聞「政論探求」で花岡信昭客員編集委員が認めているように、今回の懸賞論文は、彼自身が渡部昇一氏らと並んで審査委員を務めていたという「真の近現代史観」懸賞論文である。

 つまり政府の歴史観を最初から否定する事が決まっている論文の競い合いであったのだ。

 だからこそ、花岡委員が11月4日の産経紙上で認めているように、審査をしながら、政治記者時代の直感で、「ただではすまない」と今日の事態を予感した、というのである。

 このような制服組の暴走を防衛省が知らなかったはずはない。

 そしてそれに当惑していなかったはずはない。

 それにもかかわらず、止めさせる事ができなかったところにこの問題の深刻さがある。

 政治の弱さがある。

 浜田防衛相は報道陣に、「かなり思い切った事を言う方だな、というのは聞いていた」と述べたらしい(11月3日朝日)が、この事がそれを物語っている。

 知っていながら適切な対応をしなかった、できなかったのだ。

 なぜ今回の事件が起きるまで黙認され続けたのか。

 それは、今度の事件が発覚してもなお田母神元幕僚長を懲罰できず、腫れ物に触るように定年退職の形を整えてお引取り願っている、政府、防衛省の対応をみても明らかだ。

 制服組みに遠慮しているのである。近年の政治の緩みが制服組を次第に増長させていたのである。

 シビリアンコントロールが、もはや機能していないという事である。

 その行き着く先が、11月3日の田母神前航空幕僚長の退任記者会見である。

 自分は正しいと開き直り、政府の方針と異なる事をいう事を許されない日本は北朝鮮と同じであるなどと繰返す。

 しかし田母神元幕僚長の言動には最大の矛盾と限界がある。

 侵略戦争を否定することは占領国米国が裁いた東京裁判を否定することだ。

  「テロとの戦い」に協力し、米軍と一体化しつつある自衛隊の幹部が、もっと言えば米軍の指揮・命令のもとに米国の傭兵と化しつつある自衛隊の幹部が、その親分の米国に向かって「日本は侵略国家ではなかった」と言えるのか。

  信念であるというのならもう一度米国に向かって言ってみればいい。

  それが出来ないようでは、しょせんアジア蔑視の空威張りでしかない。

  田母神論文の本当の問題はそこにあるのに違いない。

 

 

 

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