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常識的、あるいは教科書的に考えるならば、選挙とは国民大衆が自分たちの代表を選ぶことだとされています。
これに疑いを挟む人は殆どいません。
しかし、世の中は必ずしも常識や教科書どおりに事が運んでいるものとは限りません。
本当に国民大衆が選んでいるのか否かは疑問のあるところです。
選挙とは国民大衆が自分たちの代表を選ぶことではなく、実際には支配権力にとって都合の良い者を国民大衆に選ばせている事なのかもしれません。
実際には選ばせていることを、あたかも自分たちが選んでいるかのごとく錯覚させている、あるいはそう思い込ませているとしたら、選挙に対する見かたや考え方も変わってくるかもしれません。
選挙も一種の宣伝活動である以上は、基本的な宣伝テクニックが行使されていると考えます。
宣伝の基本には、
 1:ネームコーリング
 2:普遍化
 3:転移
 4:証言利用
 5:平凡化
 6:カードスタッキング
 7:バンドワゴン
この七つのテクニックが使われているとされています。
■1:ネームコーリング
 悪いイメージのレッテルを貼り付ける。
■2:普遍化
 自由、平等、博愛、愛、正義、平和、人権などの普遍的な価値と、華麗な言葉で結びつける。
■3:転移
 権威や社会的信頼度の高いものなどを味方につけ、自己の正当化を図る。
■4:証言利用
 歴史的な偉人、有名人の言葉を利用。
■5:平凡化
 立場を似せて親近感を得させる。
■6:カードスタッキング
 都合の良いことを強調、誇張し、都合の悪いこと隠す。
■7:バンドワゴン
 ある事を社会の趨勢であるかのごとく宣伝する。
選挙にはカネがかかるとされ、その額はかなりの額に上ると推定されます。
選挙要員の日当、食事やお茶などの飲食費、宣伝カーのチャーター代、ガソリン代、選挙事務所の家賃、ビラやポスター制作費と印刷費、掲示板の利用料、テレビやラジオのコマーシャル代、その他。
これだけカネのかかることを考えると、候補者は相当の金持ちか有力な資金調達先を確保しているかのいずれかということになります。
このようなカネの面をできる限り隠して庶民と同じ立場に似せないと、親近感を得させることはできなくなるわけです。
 
 
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