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【緊急】 「つくる会」教科書の杉並区長、またもトンデモ教育委員を推薦!(今日採決?)
http://www.asyura2.com/08/senkyo56/msg/228.html
投稿者 ヤマボウシ 日時 2008 年 11 月 26 日 15:02:00: WlgZY.vL1Urv.
 

Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo04/day-20081126.html

2008-11-26
【緊急】「つくる会」教科書のヤマダ杉並区長、またもトンデモ教育委員を推薦!(今日中に採決?)

※『麻生でてこい!!リアリティツアー救援会ブログ』
http://asoudetekoiq.blog8.fc2.com/
3人は釈放されましたが、不当なやらせ逮捕、基本的人権の弾圧、権力の横暴に引き続き抗議します。


このエントリーの内容はローカルな話題に思えるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

東京の破壊される教育がいっそうしぶとく破壊されているモデル地域の事件(とあえて言います)に、強く警告を発すべき局面にあると思います。

イシハラ氏が東京を洗脳して売り飛ばし続けている間に、そのイシハラ氏のオトモダチの、杉並区(ちょうど保坂展人さんの出馬される東京8区でもありますね)の、山田「日本会議」区長(以下、「ヤマダ区長」)の推薦によって、なんとも質の悪い教育委員人事が再度強行されようとしています。

そんな中で、ヤマダ区長が推薦した(区議会で採決)教育委員の2名は、2005年につくる会教科書を採択させただけでなく、信じられない妄言を繰り返してきた人物です。

「つくる会」(分断状況にありますがそれは詳しいサイトに当たって下さい)の教科書は、イシハラ都政下での中高一貫校と特別支援校に、そしてこの杉並に導入されていますが、全国での採択率は、0.39%です。

そしてなんと、今日の午後に議会が人事案件を取り上げてしまうそうです。

どうにかして食い止められる方法はないのでしょうか?

現地の方の情報です。

26日午後に議会が人事案件を取り上げます。25日の夕方時点ではまだ正式に議題には上がっていないと聞きました。

 議長が公明党(第一党)なので、議事は公明党仕切りです。前回のように採決時に退席ということで、態度を曖昧にすることもできなくなっています。公明党の動きが採決に大きく影響することになりそうです。

まずチラシをご覧下さい。

(FAX番号は山田区長宛のようですね)

081126杉並区教育委員問題チラシ表 081126杉並区教育委員問題チラシ裏

このお二方の発言を画像から抜き出してみます。

大蔵委員

・平和は大事、戦争はいけないと百万遍言えばそうなるのか。そうはならない。割り切って世界はそんなものだよという方がよい

・従軍慰安婦なんていなかった。あれは売春婦・・・。

・原爆の記述が薄くなっているが、みんなすでに十分知っていて、どこでも調べられる。

宮坂委員

・さすがに『慰安婦』の記述はなくなった。よいことだ。

・「天皇は神聖にして侵すべからず」は象徴天皇を昔の言葉で言っている・

・平和への志向は避けたい

・・・・・(怒りとともに脱力ですね)

わたしとしては、歴史修正主義には何度接しても慣れることができませんが、しかし「平和への志向は避けたい」ってなんでしょうか????

昨今、かなり非まっとうな歴史修正主義者でも「平和のために日本を武装するのであります」といった表面コーティングくらいはするものですが、「平和への志向は避けたい」ですから、これは「戦争こそ平和だ」ってことでしょうか。ぶっ飛びます。

「割り切って世界はそんなものだという方がよい」という言葉を教育委員りとしてみれば、もう子どもたちに「戦争を受け入れよ」と指示(教育)していることになりますね、立場上。

ヤマダ区長も、確信したうえで、いや、熱意をもってこの2名を推薦しています。

Wikipedia 山田宏 より

政治信条

* 保守派として知られ、教育問題・歴史認識問題などでは積極的な行動・発言がある。衆議院議員時代には石原伸晃と選挙で争ったが、政治信条の面では伸晃の父石原慎太郎や伸晃の系列区議松浦芳子に非常に近い立場にある。日本文化チャンネル桜にて『山田区長の一言申しあげます―杉並区アワー』を担当
* 教育問題にも熱心であり、学校校庭の芝生化や杉並区独自に教員を採用し養成する「杉並師範館」を開設し、都の教員採用を大幅に上回る7倍もの倍率となった。また日教組に対し、「自分達の権利だけを主張している日教組は、すでに保護者から見放されており、そのような態度を改めない限り、組織率低下もこのまま続いていくであろう。日本の教育が悪化した原因は日教組にある」と批判している[1]。
* 2005年8月、杉並区教育委員会が中学校歴史教科書として「新しい歴史教科書をつくる会」編集の教科書を採択した際にはこれに賛意を示したほか、2007年7月13日にアメリカ大使館に手渡された慰安婦問題に関する米下院決議案の全面撤回を求める要望書にも賛同人として名を連ねている[2]。

改めて、筋金入りであることが分かると思います。

参考までに、山田区長の関連している慰安婦決議反対広告の賛同人一覧はこちらのPDFです。

http://www.ch-sakura.jp/files/top/ianfu-sando.pdf

杉並の教科書問題については、最近ではJANJANにこちらの記事があります。

JANJAN 2008/9/26

「つくる会」歴史教科書を採択した杉並―区議会は教科書採択に良識を示せるか

http://www.news.janjan.jp/government/0809/0809248064/1.php

〜〜〜

「つくる会」と言えばもはや説明の必要もないかもしれませんが、最近ではあのタモガミ氏のこのニュースがあったのは記憶に新しいところです。

2008年11月11日(火)「しんぶん赤旗」
侵略戦争肯定を主張
「つくる会」幹部招く
自衛隊幕僚学校 田母神氏新設の講座

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-11-11/2008111115_02_0.html

 幹部自衛官を教育する自衛隊統合幕僚学校(東京都目黒区)で、侵略戦争美化の歴史教科書づくりをすすめる「新しい歴史教科書をつくる会」の福地惇副会長(当時は理事)が講義していたことが十日、分かりました。

 福地氏は本紙の取材に「いまは(田母神問題の)渦中にあり、答えられない」とのべ、否定しませんでした。

 同学校は侵略戦争肯定の懸賞論文を発表した田母神俊雄前航空自衛隊幕僚長が校長を務めたことがあります。

 福地氏は、文部省主任教科書調査官でした。一九九八年に教科書検定基準の「近隣諸国条項」を批判し、更迭されました。講義は二〇〇六年四月十七日で、統合幕僚学校一般課程の「歴史・国家観」講座。テーマは「昭和の戦争について」。「つくる会」の西尾幹二前名誉会長のホームページに掲載された講義案によると、「満州事変・満州建国は日本の侵略ではない」とするなど田母神氏の懸賞論文とほぼ共通しています。

 「歴史・国家観」講座は田母神氏が学校長のときに、新設されました。同氏は航空自衛隊内誌の「鵬友」(〇四年三月号)で「今年の一般課程から『国家観・歴史観』」という項目を設け、五単位ほど我が国の歴史と伝統に対する理解を深めさせるための講義を計画した。主として部外から講師をお迎えして実施してもらっている」と記述しています。

 防衛省は本紙の問い合わせに、講師陣については、大学教授、作家などの肩書のみで講師名は公表しませんでした。

 俵義文「子どもと教科書全国ネット21」事務局長は「自衛隊内での侵略戦争肯定の歴史教育は『戦争する日本』を担う自衛隊幹部や隊員にそうした歴史観をもたせるためではないか。明らかに憲法違反であり、許されるものではない」と批判します。

 新しい歴史教科書をつくる会 侵略戦争を賛美する立場にたった教科書を学校の授業で使用させることをめざして1996年12月につくられた組織。この「つくる会」が主導した歴史教科書(扶桑社刊)が2001年に検定合格。国内外からきびしい批判があがりました。同会は同教科書の採択をめざしましたが、国民的な反対運動が広がり、採択はごく一部にとどまりました。

 統合幕僚学校 東京都目黒区の陸上自衛隊目黒駐屯地にある幹部自衛官の教育研究機関。陸海空各自衛隊の将補や1佐、2佐クラスが「学生」で、高級幕僚業務、自衛隊統合運用、安全保障学などを通常10カ月で履修します。将官や上級幕僚になるための「登竜門」とされています。

以下は、すでに著名ですが、タモガミ事件の背景についてです。

Wikipediaから転載します。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E6%AF%8D%E7%A5%9E%E4%BF%8A%E9%9B%84
アパグループ
懸賞主催者であるアパグループ代表・元谷外志雄と田母神は非常に親密な間柄であることが明るみに出ており、適切な関係であったのか、との疑惑が浮上している[25][26][27]。田母神は「(主催者側から)資金提供を受けたことは無い」としているが[28]、憲法学者の水島朝穂は前述の東京新聞の中で「(極めて質の低い論文で)三百万円もの賞金をもらうのは資金援助に近い」と批判している[19]。また、元谷の著書『報道されない近現代史』(産経新聞出版)と、田母神論文は内容に共通点が多数あるとの指摘もある[29]。
2008年11月11日には民主党の要請により田母神は参考人として参議院外交防衛委員会に招致された。この中で元谷をF15に体験搭乗させていたこと[30]、統合幕僚学校で科目「国家観・歴史観」を新設し、いわゆる「自由主義史観」を奉じる「新しい歴史教科書をつくる会」(以下「つくる会」)の関係者である高森明勅・福地惇両名を講師に招いていたことが明らかになった[31][32]

東京都民がイシハラを満場一致で選んだのではないと同様に、杉並区民がヤマダを支持率100%で選んだわけではありません。 あえて言えば、イシハラのスモールバージョンがヤマダ区長と考えるべきでしょう(ついつい無意味な突っ込みに予防線を張ってみましたが、言うまでもないことでしたね)。

さて、以下のページを久しぶりに読みました。

アベ政権下は「分かりやすく非常に差し迫った教育の危機」の時代でしたが、今もその深刻さは変わらず、むしろ水面下に収まって見えないだけに恐怖は変わらず、またはその頃をひとっとびに軽く超えた感があります。

安倍晋三、自民党を教育基本法10条違反などで提訴

http://suginamisaiban.web.fc2.com/abe/jokyo.htm

 「戦争のできる国」に必要な「つくる会」教科書

2006年9月26日、A級戦犯容疑者であった岸信介の孫・安倍晋三が憲法「改定」を公約として首相となった。アジア各国では「初めての戦後生まれの首相」と報道、歴史認識に問題があるとして警戒心を隠さなかった。

 

戦後日本の防衛力増強が約束された1953年の池田・ロバートソン会談によれば、再軍備の制約は一に憲法9条、二に平和教育であるとしている。翌年、改憲をうたう自民党が結成された。そして国民の防衛意識の拡大、愛国心教育の必要性を唱え、憲法「改正」・教育基本法「改正」を暗に陽に目論んできたが、さすがにすぐに変えることはできず、徐々に国民を追いつめ、やっと今、結党の「悲願」を成し遂げようとしているというわけだ。

 

彼らの「悲願」である再軍備とはすなわち「戦争のできる国」になることである。正確には「アメリカと一緒に侵略のできる国」である。これを実現するには、邪魔になる平和教育をつぶし、「戦争」を「是」とする「国民」を生み出す教育が必要である。その有力な推進力となるのが、「新しい歴史教科書をつくる会」(以下「つくる会」という)主導の教科書である。

 

「つくる会」教科書は2001年に教科書検定を通り、愛媛県と東京都で採択された(採択率0.039%)。2005年には加えて、滋賀県、栃木県大田原市、東京都杉並区 でも採択された(採択率0.39%)。これらの採択は、首長が政治的に介入し強引に「つくる会」教科書採択シフトを敷いて行われた結果である。そのおおもとには自民党、特に右派のトップである安倍晋三の介入があった。私たち「つくる会」教科書が採択された地区(愛媛、杉並、栃木)に住む市民は首長の違法な介入などを告発し裁判を行っているが、今回安倍が首相になるに当たって、2006年9月14日、安倍と自民党の介入を教育基本法10条違反等で愛媛と東京で同時に提訴した。

安倍晋三の「つくる会」教科書採択への違法な政治介入

「つくる会」教科書は2001年に教科書検定を通り、愛媛県と東京都で採択された(採択率0.039%)。2005年には加えて、滋賀県、栃木県大田原市、東京都杉並区 でも採択された(採択率0.39%)。これらの採択は、首長が政治的に介入し強引に「つくる会」教科書採択シフトを敷いて行われた結果である。そのおおもとには自民党、特に右派のトップである安倍晋三の介入があった。

(続きは上記でお読み下さい)

もっと前に書くことができればよかったのですが、すでに当日になってしまいました。

何しろ、この真実がより広く共有され、杉並区によい結果がもたらされることを願ってやみません。

 

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