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元若ノ鵬が涙で謝罪 ウソ言ってました…八百長否定も黒幕Ｘ氏の名明かせず (スポーツ報知)
大麻不法所持で逮捕され日本相撲協会を解雇されたロシア出身の元幕内・若ノ鵬（２０）が２８日、都内で会見し、週刊現代で告白した八百長記事を全面否定した。 紋付きはかま姿で会見に臨んだ元若ノ鵬は「週刊現代にウソを言っていました。大相撲に八百長はありません」と涙ながらに謝罪。記事で実名を挙げた力士、さらには週刊現代側に「みなさんすみませんでした。現代もマジメな人たちで悪くない。自分が最低の人間だった」と日本語で頭を下げ続けた。
解雇不当を求め協会を提訴した陳述書で、一連の八百長告白は「ウソだった」と明かしていることが２７日に発覚。一夜明けて、代理人の宮田眞弁護士に問い合わせが殺到したため、同弁護士が事態収拾のため若ノ鵬本人の会見へ踏み切った。ただ、肝心の「ウソを付いていた」という部分はＸ氏とされる男性から「２５０万円をもらい、告白すれば相撲協会に１週間で戻れると言われて話した」とし、すべての筋書きをＸ氏が書いて現代側に告白したという。Ｘ氏の存在を明かすことを「自分に身の危険もあるから話せない」と拒否。さらに陳述書を作成した宮田弁護士もＸ氏に関し「名字は知っているが会ったことはない」とあやふやな対応に終始した。
「相撲が大好き。相撲取りたい」と元若ノ鵬は涙したが、協会を相手取った解雇不当を求める提訴は取り下げる考えはない。若ノ鵬に近い関係者は「ウソでウソを固めて訳が分からなくなっている」と失笑していた。
◆元若ノ鵬の逮捕からこれまで
▽８月１８日 大麻不法所持で逮捕。▽８月２１日 日本相撲協会の臨時理事会で協会を解雇。▽９月８日 処分保留で釈放。▽９月１１日 解雇不当を求め協会を東京地裁へ提訴。▽９月２９日 週刊現代に八百長告白することを会見で明言。▽１０月６日 現代誌上で八百長を告白。以後、４回にわたって連載。▽１０月３０日 東京地裁に仮処分申請を却下される。▽１１月１１日 東京高裁に即時抗告する。▽１１月２７日 東京地裁への陳述書に八百長告白がウソだったと明言していることが判明。
[ 2008年11月29日8時00分 ]
一体誰なのか名を明かす必要がある。相撲は国技になっている。国会でも参考招致して、そのＸ氏の名前を明かすべきであると。ましてや命に狙われている脅しの言葉もある。徹底的に追求するべきである。闇の世界を明かさなければ、相撲協会の未来はない。
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