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戸別訪問の５６％が年金改ざん指摘 １４０人が「社保庁が関与」と（中日新聞）
2008年12月4日 夕刊
厚生年金の記録改ざん問題をめぐり、舛添要一厚生労働相は４日の参院厚労委員会で、既に年金を受け取っている受給者を対象に１０月から始めた記録確認のための戸別訪問について、これまでに実施した約２５００人のうち５６％に当たる約１４００人が「記録が正しくない」と回答したことを明らかにした。
約１４００人のうち１０％の１４０人が社会保険庁職員の関与を指摘。２５人は職員の氏名など、改ざんされた具体的な経緯を証言したという。民主党の蓮舫議員への答弁。
戸別訪問は、社保庁の調査で標準報酬月額が改ざんされた疑いが強いことが判明した６万９０００件のうち受給者約２万２０００人が対象。
舛添厚労相によると、このうち１４０８人が記録の間違いを指摘。３３％の８３６人は「記録は正しく問題ない」、残りの２８０人は「分からない」と答えた。
ただ１４０８人のうち記録訂正を申し出た人は約半数の６８５人にとどまった。舛添厚労相は「会社の役員などで自ら改ざんに関与した人もいるためではないか」との見方を示した。社保庁側の作業の遅れで実際に記録が訂正された人はまだいない。
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2008120402000256.html
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