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麻生首相の国民を見下す本性を許すな=桂 敬一(JCJ)
http://www.asyura2.com/08/senkyo56/msg/635.html
投稿者 ダイナモ 日時 2008 年 12 月 07 日 09:31:33: mY9T/8MdR98ug
 

http://jcj-daily.seesaa.net/article/110699933.html#more

―脇役・公明党の存在にも疑問深まる―

 安倍首相に向けられた女子高生ジャーゴン、「KY」は「空気が読めない」の省略形だったが、同じ「KY]でも麻生首相の場合は、「漢字が読めない」になるのだそうだ。確かに「踏襲」を「ふしゅう」、「頻繁」を「はんざつ」、「未曾有」を「みぞうゆう」と読むようでは、そう言われてもしょうがない。「ふしゅう」にいたっては、違った場所で複数回繰り返しているのだから、見間違い、勘違いではなく、子どものころに間違って覚え込み、それが改まっていないようだ。基礎学力の不足というよりほかあるまい。

 しかし、これはまだご愛敬の部類に属する。ところが、学生が集まる居酒屋にいって、彼らと一緒に安い酒、魚を楽しみ、懇談、交流したというニュースがあった。学生に「総理は学生のころ、どんなツマミが好きでしたか」と聞かれ、首相は「ホッケの煮付けとか・・・」と答えたそうだ。だが実は、この学生たちは党本部が集めた自民党学生部の連中だったらしい。東京に生のホッケがくることは、よほどの高級料理屋でなければあり得ない。居酒屋にあるのはホッケの開きだけだ。「煮付け」など絶対にない。庶民派を気取ってみせても、所詮つくりごと、ウソだらけなのだから、冗談にもならない。

 だがしかし、これもケツは割れているが、まあ努力はしているのか、と思えるところがある。ところが、「医者には社会常識に欠けるものが多い」「たらたら飲んで、食べて、なにもしない人の分の金(医療費)を、なんで私が払うんだ」となると、医療制度の荒廃を招き、医師を困難な状況に追い込んだ政治の責任を棚に上げ、社会保障制度としての医療・医療費のあり方を一顧だにしない発言である。これが政治の最高責任者の言うことかと、怒りを禁じ得ない。首相としての資格を疑う。

 だが、その後、これらの発言について首相は謝ったようだし、ちゃんとわかり、考えも態度も改まるのなら、許してもいいか、と思えないでもない。しかし、あの定額給付金の全員給付に関して、麻生首相が「プライドのある人は辞退する」「返す返さないは矜持の問題だ」と繰り返し発言したのを、私は絶対に許さない。

 この発言は、日経と毎日が書いた。ところが、ほかの新聞は触れず、日経も毎日も、この発言を引きつづき重視し、大きな問題として糾弾することはしなかった。けれども私は、これまでみたような失言、妄言は許せても、この発言だけは絶対に許せない。そのわけを、北海道新聞の月一回のコラム「ニュースへの視点」に書いたので、「JCJふらっしゅ」に転載 - http://archive.mag2.com/0000102032/20081201221616000.htmlした。ご覧のうえ、私の考え方が間違っていたら、ご批判いただきたい。

 私の家内もすでに六十五歳以上の「高齢者」。給付金には八千円の加給金もつく。給付金は世帯にでなく、各人宛に支給される。私が「オレはもらわない」といったら、家内は「どうして。税金でくれるのよ。もらわないのはおかしい」といった。私は「税金だからもらえないんだ」と答えた。

 私には定額給付金のばらまきが、国のカネを、政府と国民が共謀して盗み、自分のエゴのためだけに使う図式にしか見えない。政権を構成する政治家は、給付金を選挙の票集めに利用しようとしている。国民は、だれのハラを痛めるわけではない、国のカネがもらえて余計に使えるなら結構だ、と考える。しかし、住民票のないホームレス、派遣労働者は、ばらまきからあぶれる。素性がどんなカネであれ、それを一番必要とする人たちなのにだ。政府・政治家の眼中に彼らはない。住民票のない人間は選挙の投票にいかない―いけないからだ。

 もう一つ頭にくるのは。公明党、それに創価学会だ。そもそも定額給付金のもとになるアイデアは公明党から出ていた。自民党は選挙で公明党の協力を必要としており、彼らの歓心を買うためにそのアイデアを生かし、全員支給方式の給付金を考えた。だから公明党は、それがおかしなものになっても、支持の姿勢を変えない。

 疑念が出てくるのは、公明党支持者ももちろん給付に預かるが、その人たちのなかに多数の創価学会会員がいるのではないか、と思える点だ。学会会員は恒常的に財務活動に励み、分に応じて学会に拠金を行っている、と聞く。給付金はその財源として大いに役立つのではないか。さらに公明党は、創価学会・学会会員から資金援助を受けているのではないのか。

 だとしたら、回り回って、給付金は公明党の政治資金へと環流していくことにもなる。これらはすべて、私の想像のなかの話だ。絶対にそんなことはないというのなら、それをぜひ証明してもらいたい。近所を見渡してみると、学会や会長の名を冠した、りっぱな宗教施設、「文化会館」があちこちに見かけられる。選挙の時期になると、学会員のみなさん多数の出入りで賑わう。

 税制上優遇されている宗教法人のつくった宗教施設が、政治に利用されているのではないかとする疑問を、つねづね感じていたが、給付金の登場は、そうした疑問をも強める。公明党の隆盛、創価学会の発展は心から祈念するが、それが日本の政治と国民の資質の劣化を促すのだとしたら、もうそれを黙過することはできない。

 

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